gooブログはじめました!散歩写真の達人 石ちゃんのフォトエッセイ ーーー30年の私写真散歩 少しずつお見せしましょう。

「東京原色図鑑」散歩とスナップ写真1万点。
80年代の東京も。大好きな写真家に、濱谷浩、石元泰博、森山大道氏等。

カメ漫だらだら石ちゃん散歩 何と無く2年目に突入!

2013年11月07日 | 散歩 余暇 趣味 健康 デジカメ

普段、小澤事件以来、新聞を読まないぼくですが、偶然、今日出先のあるところに置いていたから読んだ。読んで面白い発見があった。新聞を信じたいけれど信じられないと思いこんだのはやや早い誤解であったか?この日の朝日新聞には、いい記事があった。

朝日新聞の第二面、【細心の燃料搬出 廃炉への一歩】は、良かった。第一面の記事とともに褒めたい。さてここに書きたいのは別の事であります。

1  朝日新聞の第一面、サンヤツと通称言われるそうであるが、本好きな人なら、かなりよく見る広告ではなかろうか?その、第一面の一番下の、三段八つに仕切られた出版広告の一つに、末井昭 さんの本の広告が載っていた。『自殺』という名の本である。

まずは、出版をおめでとうと言いたい。末井さんとは昔袖擦り合うも多少のご縁があったものとして、本を出されることは大変なことであり、おめでとうと言いたい。世に毎日何点という新刊本が出ている中にあって、みんながみんな、朝日新聞の一面の出版広告に載せてもらいたいけれど多分、8、9割以上の人は載せてもらえないのだ。

 自殺というテーマで、ブログで書かれている頃から、彼らしいまじめさがよくでていて、面白く読んでいたから、本になって良かったですねと思うのだ。ぼくの予想ではきっと売れるだろう、確信する。

 さて、末井さんの好んで使ったカメラマンはみんな世界的に売れているよなあ、ちょっぴり嫉妬心を感じざるを得ない。才能のない人間には、辛い現実と向き合うことになる。森山大道さんでしょ!荒木のぶよしさん、経惟、という難しい漢字を書くのだ、でしょ。ご存知アラーキーである。どちらも、末井さんが好んで使ったおひとである。才能にとことん惚れ込んで、お二人を世に送り出した編集者こそ、末井昭さんその人であった。そんな編集者が今度は自分のご本を世に出されたのである。これほどお目出度いことはないじゃ有りませんか!

ぼくの好きな落語家、可楽の 妾馬、という噺のように言えば、殿様に、おい殿公、と言いたくなるほど親しくお声を掛けたい、お目出度い出来事であるのだ。末井さん、ご無沙汰いたしております。あれから30年も経つのですね。お元気ですか?

 

                                  写真・文  石郷岡まさを


最新の画像もっと見る

コメントを投稿