今日は想像力について書きたくなった。
文学がその真ん中にくると思うが、実は写真、映像で何かを表すことだって立派な創作行為だと思う。
ただし、それに耐えるくらいの、
つまり今まで誰もつくったことがないイメージをつくって見せなければ、簡単に作れちゃう写真が創作だとは世間では認めてくれまい?
いいえ、簡単に・・・例えばだが、手元にあるピーマンを撮ったとしても、そこに新しさがあれば、
名作となる事だろう。ここまで読んで、ピーマンとくれば、写真という創作を一歩前進させたフォトグラファーのある人を指しているんだなという事はお分かり頂けると思う。
お分かりにおならぬ人は、お分かりにならぬでもいっこうに構わない。
ヒントは、前衛写真、ご婦人を撮ってもこの人は、まつ毛に水滴のようなものをつけたり、いろいろやっちゃうのだ。モダンなフォトの教科書には必ず登場する人。
いいえ、写真の創作性については静かに作品で語ればいい、ぼくの場合は。
今日、おやっと思い、ついでに嬉しくなったのは・・・ある文学者の、創作についての発言に大いに嬉しくなったからである。だからこのブログも書きたくなったのでした。
果たして、ブログは、ぼくの場合 創作なのかどうかを置くとしても。
村上春樹さんが、福島県の郡山で、文学の講演会に出席し、それ自体非常に珍しいことなのだが
( 創作とは、一人カキフライのようなものである )
と言ったらしい。
詳しくは毎日新聞の記事で知ったのだが、ネットで
村上春樹 創作 一人カキフライ
で検索すると、きっとその記事や講演会のことが読めると思う。
やっぱり村上春樹っていいなあと思ったことだけはここに書いておきたい。
さて、カットに添える写真だって、
創作の香りのゴマ粒くらいのテイストを持ったものにしなければねえ、何かあるかなあ?
フォト・文 石郷岡まさを
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