星屑のきらめくような、トップページより
こんな世界でも数十人しか見ない貧乏くさいブログに如何なる興味をお持ちか、
または旺盛なる好奇心ゆえか、まずは訪問されたあなたに心より謝意を表します。
お気付きの方はもうとっくにご承知かも分かりませんが、
当ブログが、最近わずかにタイトルを変えましたんですね。
「 カメ漫だらだら・・・ 」
が、
「 カメまんだらだら・・・」
に変わっていたのですね。
意味するところは、これで 曼荼羅がはっきりと中に入ったぞお、
と一人喜んでいる石です。まんだら が・・・・
お分かり?
まんだら がタイトルに入っていますでしょう?
これには深いふかい訳があるのです。
1987年に初の個展をやったときに、その時の個展のプロデューサーが
ぼくの写真を見て、畏れ多くも、
「フォト曼荼羅」というネーミングをお付け下さったのですねえ。
当時も今もバカなぼくには意味するところがよく分からなかったんですねえ。
畏れ多くも新人カメラマンに、大物プロデューサーが付くという事も
とっても珍しいことなんだと言われました。
篠山紀信などの本を当時プロデュースしていた、玉田顕一郎先生が、
売り込んできたどこの馬の骨ともわからない新人カメラマンに、
よしこれは、俺がプロデュースしようと云ったかどうだか分かりませぬが、
そのようになったのですね。
一言、玉田先生は、「 生理で撮っているね。」と言われました。
ポカーンとしていたと思います、ぼくは・・・。
そして、個展の推薦文をも書いてくださったわけなんですが、
その中に、
「写真曼荼羅」とか、「フォト曼荼羅」という言葉が出てくるのでした。
こんな話はあまり興味がないですか?
とにかく、ぼくは何も分からぬままデビューすることができたのでした。
「 東京原色図鑑 」というタイトルもすぐできました。
さて、曼荼羅、・・・
もったいないことばですねえ。
ぼくには何も自慢できることは何一つないけれど、
ぼくの得意なことで、また好きなことで多くの人々に何かお役にたてる・・・
そのような意味として、曼荼羅という言葉を理解し考えているのですが、
如何なものでしょう?
今から、そうですねえ、30年ほども前のことです。
原点に返るという意味を、今ぼくは、考えております。
曼荼羅としての写真、壮大な宇宙に参加する一つ一つのフォト。
そのようなフォトであなたを癒すことができれば、ぼくには最高にうれしいことです。
フォト・文 石郷岡まさを