時給850円のアルバイトから気がつけば取締役になった僕が伝えたいこと

アルバイトから出発し正社員、管理職、取締役と昇ってしまい、ついには代表取締役まで。そんな僕の思考、想いを綴る

印象派美術館

2010-05-13 | 日記(~2013年)
「オルセー美術館」には行きたいけれど、「オルセー美術館展2010」には行きたくない。

今年の夏休みにまとまった休みが取れるようだったら、久しぶりにパリを1人で訪れて、
ルーブル通い、オルセー通い、カフェ通いに明け暮れようか、と、ここ数年来考えていた。
 ところが、何と、オルセー美術館は昨年12月から来年の3月まで印象派とポスト印象派等の展示室が
改装工事に入ってしまった。これではパリに行く意味がない。

 しかし、改装工事中に収蔵品が日本を含めた4カ国を巡回し、今月下旬から国立新美術館で
「オルセー美術館展2010」が開催される。そうなのだ六本木に行けば、いいのである。

でも僕は六本木には行きたくない。とっても贅沢な考え方だけれど、オルセーで見たいのだ。

 僕は未だオルセー美術館を訪れたことがない。しかし、僕はオルセー美術館ができる前の、
印象派作品の収蔵展示施設であった「印象派美術館」を知っている。
 そして、「印象派美術館」では1つの思い出がある。
 このとき僕は36日間の初めてのヨーロッパ旅行の最中だった。
パリは旅行最後に訪れ、3日間程滞在をした。帰国前日に印象派美術館へ。
ここで日本人旅行者の美大生の女の子と知り合ったのだ。
どの絵画の前で声を掛けたのかは残念ながら忘れてしまった。
 夕方、再び会う約束をした。
待ち合わせはシャンゼリゼ通りだった。少し散歩をして、映画館に入りSF映画を観た。それからレストランへ。
これも残念なことに何の映画を観たか、どこで何を食べたかは記憶にない。女の子の泊まっているホテルの前まで
彼女を送って夜11時頃に自分のホテルに戻った。連絡先はお互いに教えあったが、帰国後は会っていない。
 パリでのちょっと甘美な経験。