時給850円のアルバイトから気がつけば取締役になった僕が伝えたいこと

アルバイトから出発し正社員、管理職、取締役と昇ってしまい、ついには代表取締役まで。そんな僕の思考、想いを綴る

ハンナ・アーレントを観た

2013-12-05 | 日記(~2013年)
 岩波ホールで上映中のハンナ・アーレントを観た。

想像通り、地味な作品。

戦後70年近くになる現在でも、ナチスの犯したホローコーストについて

語ること語られることは、非常に神経質にならざるを得ない。

 それが、第二次大戦、ホロコーストが終結してからまだ15年くらいしか

経っていない時期に表出された、アーレントのレポートは衝撃的だっただろう。

衝撃というよりも「激震が走った」という表現のほうが近いのではないか。

 それも、収容所も体験したユダヤ人から発せられたのだから。


「人間であること」は「思考すること」。


夜の回を観たのだが約200席の観客席が満員。マイナーなテーマでしかも地味な内容だし、

なんでこんなに混んでいるのか不思議でしかたがない。

それだけれども、やはり観てよかった1本だった。

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