工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

松本電鉄 新村

2015-01-24 21:46:32 | 旅行


本日は長野市からの帰り道。
普段はバスですが、今回は途中で道草をしたいがために電車にしました。
・・・鉄道はスピード、金額、快適性で負けており「途中下車ができる」「走行中車内をウロウロできる」程度のメリットしかないのが現状です。


久しぶりに松本電鉄に乗車し、新村にある車庫を訪ねてみました。
井の頭3000のモーター音は学生時代を思い出します。
ほとんどの架線柱がコンクリートになっていましたが、北新には今時珍しいゴング式の踏切が残っていました。




新村駅からみた車庫全景。
・・・ハンマーの音と談笑だけが聞えます。

こうしてみるとコンパクトに良くまとまった車庫です。
木造の架線柱や詰所が良い感じです。機関車の置かれた線路に架線が無いのが残念。
県内私鉄では、長野電鉄はやはり規模が大きめ、上田は同規模ですが新しめです。
・・・こういうのを見ると「地面」も作りたくなりますな(笑



ED30。以前は紺色っぽい塗装だったと思いますが、綺麗に塗りなおされて屋外に置かれていました。
イルミネーションが付いています(笑



その奥には不思議な軽トラが・・・トロッコの上に軽トラを載せて、シャフトを繋ぎかえて無理矢理モーターカーに仕立てています。
保存車の奥に置かれているので、もう動くことは無いのでしょう。
・・・Nゲージで再現は、無理かなw

そして松本電鉄で有名なのは青ガエル。
元東急の5000系です。岳南のは解体されてしまいましたので、原形を保っているのは熊本とコレくらいでしょうか?



前回訪問時は松本電鉄色でしたが、最近(と言ってもだいぶ前)東急時代の緑色に戻されたようです。
・・・しかし今回見たかったのはこちら





青ガエルの奥、車庫敷地の隅に2両の木造貨車の車体が置かれています。
ワ1、ワ2という車両らしく、バッファー跡もある大正期の車両です。


車庫の奥に置かれた廃車体・・・「典型的な地方私鉄の風景」ではありますが、実際にこうした風景を見ることができる場所は本当に少なくなったと思います。
小奇麗にまとまってはいますが、松本電鉄新村駅はいろいろな要素が詰まっているいいところです。



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