今日の言葉
阿保はいつも彼以外のものを阿保であると信じている。 芥川龍之介「河童」
一か八か
①賽を賽を振って一(勝の目)罰(負の目)がでるか一挙に勝敗を決することを言ふ。運命を決するときにいふ言葉である。
②勝負を一挙に決せんとすること。数目からでた博突の語。
Weblioより
勝負にでた菅政権
3月22日、第二回目非常事態宣言が解除されました。晴れて、堂々と街へくり出すことができます。新聞のなか刷りには、観光会社の旅の誘いがこれでもかとたくさんのコースを載せています。夕方のニュースでは、腕をぶして待っていた飲食店店主の張り切りぶりを流していました。いかに、国民の気持ちが解除に向いていたのかがわかります。
私の感覚としては、緊急事態延長前後も解除した日も、コロナウイルス感染の状況はさほど変わったようには見えません。このまま移動の自由を推進したら、状況は解除前より悪い事態になりそうな気がします。でも、国民は自粛に対して解放されたいという気持ちが強いので仕方のないことかもしれません。私も同じです。
菅首相は、緊急事態宣言解除を決断されました。経済停滞解消も念頭に置き、東京五輪開催の方を優先しました。
五輪招致から始まり現在まで多額の費用かけてきました。五輪への協賛企業が出したお金もフイになります。中止をすれば、ドミノ式に被害を被る関連企業が倒れていきます。それはできない、そのために、五輪開幕延期を決断したように思われます。
海外からの観戦者をいれることができなくなり、五輪観戦観光客をあてこんで建設されたホテル群の行く末は?四苦八苦、倒産していけのがめにみえています。すると関連従業員が解雇され、失業者が増えてしまいます。これだけでも経済に大打撃です。
五輪を開催するのもしないのも菅首相の胸三寸、「開催」の方向に舵をきりました。「一か八か」サイコロは投げられました。吉と出るか凶と出るかは運任せ、尻拭いはいつも国民です。どうなるのでしょう。政府が決めたら従うのが国民の義務です。
ニュース載せましたので、お読みいただけたら幸いと存じます。
第3波の病床不足、招いた原因…国も知事も押し付け合い https://www.asahi.com/articles/ASP3P6WYMP3PULBJ004.html
今日の動画紹介します。
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