日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

いのちの貴さに気がつきました‼️

2020-04-30 08:51:00 | 日記
    今日の言葉 

人を拝む人は、人から拝まれる。
その人はおのずから人の長になれる
            平澤興

生命の継続は駅伝のたすきかけ

高齢者に認定されて、二年過ぎました。終着駅にたどり着くのはいつになるかわかりません。こればかりは、「天のみぞ知る」、時の流れに身を任せる以外にほかありません。65歳すぎから生命の不思議さを感じています。それは、人類が誕生以来、何十億年、私の体内には脈々とDNAが受け継がれていることです。生命は「サムシング・グレート」何か偉大な存在から生み出された大切なものと信じるようになりました。私の命は両親からたすき渡され、次の命に渡す、創造主から延々と繰り返されてきました。

毎朝の習慣、感謝を込めてごあいさつ

年を重ねると、目覚めが早くなります。今朝、起床は4時30分、平均すると5時起きです。顔を洗い、遺影に感謝の気持ちをこめて手をあわせます。浅間神社のお札、義父、実父、実母、そしてななちゃん、計5か所です。ななちゃんは愛犬の名前です。「皆さまのお陰で生きています。」人間の絆は縦=ご先祖、横=身近な人、縦横交わるところに私がいます。両親から命を授かり、私から子どもたち、孫へ、命のリレー、壮大な物語を紡いでいる自分の存在が「すごい」と思えるようになりました。

日本人として、生まれてきて幸せですか?

「おぎゃあ」とこの世に出る時、自分ですきな国を選ぶことができません。日本で生まれたから日本人、お世話になる家もわかりません、これが宿命です。与えられた環境の中で一生過ごすことになります。

現在、コロナウイルスで、世界も日本も大変な事態になっています。「幸せですか?」
と自問するより、気持ちを切り替え、「幸せになる方法」を前向きに考えるほうが、残りの人生楽しく過ごすことができます。「幸せ」をつぶやくときに忘れてはならないことは「感謝の心」です。



公私のけじめのつけるのはむずかしいのです⁉️

2020-04-29 08:40:00 | 日記
今日の言葉

くよくよするもんじゃない。肝腎ことは、ねえ、望んだり生きたりすることに飽きないことだ。
   ロマン・ロラン
   「ジャン・クリストフ」より

せまいながらも楽しい我が家

生まれ、育つたのは、四畳半、六畳、台所、汲み取り式便所の間取りのとたん屋根で風通しのよい家でした。かまどで薪で炊飯しました。 生家の話しを切り出したのは、二ホン人の暮らしの知恵を振り返りためです。特に、部屋使いです。ちゃぶ台を広げれば、食堂になり、勉強机を置けば学習室になり、布団を敷けば寝室に早変わり、狭い、一つの部屋を効率よく、用途に応じて使い分ける先人たちの知恵がありました。裸電球の下、家族で、朝晩の食事をいただく、一家団らんのひと時、ごちそうはなかったけれど、幸せな時間でした。

亭主の居場所がない令和の暮らし

カイシャから帰宅、玄関を開けると子どもの出迎え、お相手、休日は、家族サービスで振り回され、疲労感100%の亭主、そして、夜の寝室でのお勤めもあります。個人がゆったりする時間がありません。一方、奥様も目一で頑張り、お疲れモード、湯につかり、疲れをいやす、そんな日本人の標準家庭の一日の暮らしぶりです。そのような環境の中、「在宅勤務」をすることは難しいのではないでしょうか?亭主専用の書斎があれば別ですが、落ち着いて、業務をこなすのは難しい環境に置かれています。

落ち着いて仕事のできる場所を探して

流れ流れて、目指すところは、ドトール、スターバックス、ファミレス、マックです。亭主族の発想はみな同じ、パソコン、スマホを広げ、一斉に仕事開始、えさを必死で食べているにわとり小屋のようです。これから、その場所も閉鎖され、持ち帰り専門になり、席につくことはかなわなくなります。コロナ騒動が鎮まるまで我慢を強いられる企業戦士たち、どのように工夫をするというのでしょうか?

仕事の公とプライベートの私

仕事は勤務時間内で終了、それ以降は自由、このパターンで、亭主たちは稼いできました。外出規制になり、自宅にこもり仕事、気晴らしもできません。、一家団らんどころか、家族が、額を突き合わせての生活、息詰まることでしょう。コロナ禍により、家庭崩壊が社会問題になる可能性もでてきました。仕事は会社、それ以外は自宅、公私区別生活ができる日、早くくることを祈るしかありません。



ブレーキがこわれてしまい、制御不能になった人たち

2020-04-28 13:01:00 | 日記
    今日の言葉

人を動かす術は三つある。力で恐れさす
利で誘うか、心で魅了するか、力で恐れさすのは「王の法」であり、利で誘うのは「悪魔の技」であり、心で魅して、人を動かすのは「神の愛」である。
           キリスト聖僧

今年のゴールデン・ウィークは、コロナ禍により、錆び付いた大型連休になりそうです。外出自粛要請により、遠出は自重、近所で過ごす人が大半でしょう。通勤で通る新宿駅も閑散としています。この時期、いつもなら行楽地へ向かう旅行客でごったがえし、賑やかな雰囲気が充満しているはずでしたが、見る影もありません。

デパート、飲食店の売上の落ち込み、そして、観光地も大打撃を受け、ますます負の連鎖が加速、大々不況に向かうことが確実です。そんなことを不安に感じていない人たちもいました。パチンカ-です。開店前から並んでいる姿がニュースで流されていました。「以心伝心」という四文字熟語、相手の意思をくむという日本人のよさが消えてしまいました。三密な場所は避けましょうと言われているのにもかかわらず、ハンドル、レバーを握る神経には首を傾げざるをえません。

「肩書きが泣くバカ」の記事に登場する人もパチンカ-と同類です。「自分さえよければ他人はどうなってもいい」、そして、休み中に、沖縄への約8万人の観光客訪問、沖縄県知事の悲痛な叫びもなんのその「我が道をゆく」、自分の欲望を制御できない日本人が多くなりました。政府と国民の意思疎通が取れていない国の現況を考えると先が思いやられます。

では、あなたはどうですかと聞かれたら?「自助努力、コロナと共存、ダメだつたら仕方がない」、他人に迷惑をかけないで、開き直る以外ありません。電車通勤、マンション管理室での一人での業務、休みも極力、外出はしません。あと、朝の散歩、三密には近寄らないようにしています。そして、家庭でも、職場でも、ブレーキを踏み忘れないよう肝に銘じ、日々過ごしているつもりです。でも、口でいうほどやさしいことではありません。ちらりほらり、家庭崩壊のニュースが流れ始めました。不滅のキャツコピー「亭主るすで元気がいい」世の殿方、お互いに自重しましょう。切れたらおしまいです。明日は我が身です。


競馬は、わかっちゃいるけどやめられないのだ‼️

2020-04-27 06:40:00 | 競馬

    今日の言葉

人生のどんな隅にも、どんなつまらなそうな境遇にも、やっぱり望みはあるのだ
      菊池寛 『出世』より

コロナウィルスの影響で、無観客競馬が続いています。競馬場、場外馬券売場は閉鎖されていてひっそりしています。通勤途中にある新宿駅南口、ウィンズはガランとしていて、開催時のにぎわいがありません。

競馬の醍醐味は、競馬場での生観戦、次に場外馬券売場です。馬券を握りしめ、ゴール前での入れ替わり、紙屑になるか諭吉様になるかの瀬戸際、「行け!行け!」「そのまま❗そのまま❗」声をからし、人馬を叱咤激励する観客、全頭がゴール板を過ぎ、大歓声、そこには、当たったか外れたか、それ以外ありません。しばらくして、確定の赤ランプがともり、順位が掲示板に点滅、そして、大観衆の悲喜こもごもの表情、その臨場感を求めて、競馬場、馬券売場にでかけるのかもしれません。

「おけら街道」は、府中競馬場から府中本町まで続く道、おけらとは、所持金がスッカラカンになった状態のことを指します。最終レースが終わると、確定する前から家路を急ぐたくさんの人びと、最後に勝負をかけ、外れたのでしょう。うつむいて歩いて駅までむかっています。街道沿いには両サイドびっしり軒を連ねた飲食店があります。列の中から一人また仲間同士、赤ちょうちんへ、空いていたお店があれよという間に満席になります。一杯やりながら、一人でグループでレース回顧をしています。たいがい自慢ではなく、愚痴のほうが多いようです。様子をみていると、帰りの交通費と飲み代だけ残して勝負、有金をつぎ込んだようです。けつの毛まで抜かれた人たちは、飲み食いせずに南武線に乗車、後悔しながら車窓の外をうつろな目をして眺めています。「忘却は忘れ去ることなり」有名なことばがあります。馬券を外しまくったことは忘れることができますが、財布の軽さがすべてを物語っています。「明日からどうしよう?」という人も中にはいたことでしょう。勝ち組みは、京王線、府中競馬場前から、タクシー飛ばして、歌舞伎町へ、勝利の余韻に浸りながら、自慢話、仲間に大盤振る舞い、はしご酒、行き着く先は知りませんが。馬券にあたりはずれはつきものですが、九割がた後者です。なぜならば、おけら街道には、外れ馬券がいっぱい散らかっていたからです。

『おけら街道』 の記述は、半世紀前、賄い付き、電車賃込みで、日給5000円でおけら街道の赤ちょうちんでアルバイトをしていたころのもので、懐かしく思い出しながら書きました。

令和時代の🐴➰💨の話は機会があれば
ブログします。



コロナとともに去りぬ❓安倍総理

2020-04-26 05:21:00 | 政治
    今日の言葉

「天職」とは、仕事を通して、
自分だ儲かればよいという私心を捨て、
世のため、ひとのために尽くすこと

進退窮まりそうな安倍首相、テレビでの様子、「ドヤ顔」ではなく、自信なさそうに会見に臨んでいるように見えます。コロナ騒動が起きる前は、国会での質疑応答の際「最高責任者はこの晋三である。君たちなんでそんなことを質問するのかね?」てな感じで、高飛車に出ていました。しかし、今はその面影がなくなり、表情はうつろで、顔色は青ざめ、生気がなくなりました。一番こたえているのは、支持率の低下でしょう?ええかっこしいの人は、自分への評価を気にします。「最高のパフォーマンスをしているのに、なぜあなたたちはわからないのですか?」犬をだっこ、コーヒー片手にくつろぐ、「国民のみなさん、非常事態宣言がでたら、このように過ごしましょう」てな感じでした。

感染防ぐための水際作戦不発、アベノマスク、給付金、非常事態宣言の遅れ、打つ手がよかれと思い、したことが真逆の結果になり、坂道を転げ落ちるように日本丸は沈没しそうです。戦艦大和の二の舞です。勝てない戦さをマスコミの力を借りて、連戦連勝というデマをまき散らし、国民を欺いた、秘密主義、「臭いものににはふたをする、見てみないふりをする、責任をとらない」このような体質、先人と同じ轍を踏む令和の政治家、官僚たちです。歴史は繰り返します。、コロナウイルスにより、二度目の敗戦を迎えようとしています。何とかしなければ、冗談抜きにやばいです。

モリかけから始まった「うそつきロード」、蓄積された未解決問題、山積みのままで、トドメがコロナです。これから、コロナ騒動後のビジョンを構築が必要になります。消費税を上げてから、景気はよりいっそう後退、そして、失業者が増え、世相は暗くなり、安倍内閣ではもう、手には負えなくなるのが目に見えています。そろそろ得意技「丸投げ」をし、政権放棄するような気がします。あとの尻拭いは任せたからね、あとはあなたたち頑張ってね、いつもの逃げ得で退場しそうな気がします。きじめをとらずにです。

安倍首相のマスク姿は、顔と比べて小さくてので不釣り合いに見えます。マスク配布の利権問題が浮上、この体質は何とかならないのでしょうか?仕方ないだろうという結論になりました。「真摯に向き合う」態度で示してほしいような気がします。