今日の言葉
蟻の一穴天下の破れ
大事はほんのささいなことから起こる
ちょっとしたことが原因でたいへんなことになる。 goo辞書より
「桜を見る会」が安倍首相と仲間たちの「醜聞と醜態を見る会」に入れ替わりました。それは、共産党田村智子議員の鋭い質問から始まりました。安倍首相の狼狽した姿がばっちりYOU TUBEの画面に映し出されてました。次々と隠し事がバレて収拾がつかなくなり、得意の幕引にいけそうもありません。一つ強烈な記事がありました。
安倍首相の言葉です。
「安倍事務所や安倍晋三後援会としての収入・支出は一切ない」
安倍首相主催の「桜を見る会」疑惑をめぐり、安倍首相のことばは上記に載せましたが、これが虚偽だったことがわかりました。
28日の週刊文春が報じた。安倍首相が代表を努める「自由民主党山口県第4選挙区支部」の2015年の政治資金報告書には、地元の旅行代理店が発行した領収書が添付されており、領収書には〈¥890710但し、2015/04/17~2015/04/18旅費として〉との記載があるという。この日付は、15年の桜を見る会や前夜祭が行われた日付と符号する。同誌は、ツアー参加者の“おもてなし“のために、地元事務所のスタッフがこぞって上京している。(約89万円の支出)は、秘書やスタッフの旅費の可能性が高いと指摘。そうであればツアーや前夜祭は、れっきとした安倍首相の政治活動であり、収支報告書にその記載がないのは、ますますおかしいとしている。
日刊ゲンダイデジタル版
「これらの行事に安倍事務所のスタッフが政党支部のお金を使って、参加していたとすれば、問題はさらに深刻です。支部代表は安倍首相ですから、れっきとした安倍首相主体の政治活動といえる。そうすれば、やはり、ツアーや前夜祭の開催について、収支報告書に記載がないのは益々おかしい。また、政党支部には税金の原資の政党交付金が支給されています。その使途について、支部の代表たる安部首相は、きちんと説明する義務があります」
神戸学院大学 上脇博之教授 週刊文春より
矢面に立たされる総理
次々と鋭い矢が飛んできます。矢面に立たず、逃げ隠れしてばかりしないで、正々堂々と記者会見して、汚名挽回したほうが国民の理解を得ることができます。ウソをついることは明白なのに、国民の3割は安倍首相のしたことに対して「仕方ないな」と情状酌量の余地を残しています。世界広しといえども、これだけやさしい国民はいないでしょう。その期待を裏切らずに、誠心誠意、疑惑を晴らすために、「桜を見る会」について説明すべきです。日本人の心には、「武士の情け」があります。