午前12時半ごろ。
俺の携帯が鳴る。
『公衆電話』
…取るタイミングが遅れたため、留守電起動。
まぁ、普段公衆電話からなんかかかってこないため、放置して様子を見る。
そして、電話が切れた後、留守電を確認。
…!
それは、中年女性のすすり泣く声。
それしか入っていませんでした。
後ろでは、スリッパの人が慌しく駆け回る音。
すぐにわかりました、明らかに病院の中の公衆電話です。
「え?身内に不幸でもあったか?」
心配になったので、深夜なのにお構いなしで実家に電話をかける。
(頼む、出ろ!電話に出てくれ!)
『…もしもし?』
それは紛れもなく、俺のばーちゃんの声。
(よかった、無事だ…)
そこでようやく俺は胸を撫で下ろす事ができました。
多分、間違い電話だったんでしょうね。
そういうテンパってる時はよくある事。
しかし、ばーちゃんは無事だったからいいけど、
本当にかけるはずだった相手は困ってるんじゃないかな?
はぁ、親孝行しよ。マジで。
俺の携帯が鳴る。
『公衆電話』
…取るタイミングが遅れたため、留守電起動。
まぁ、普段公衆電話からなんかかかってこないため、放置して様子を見る。
そして、電話が切れた後、留守電を確認。
…!
それは、中年女性のすすり泣く声。
それしか入っていませんでした。
後ろでは、スリッパの人が慌しく駆け回る音。
すぐにわかりました、明らかに病院の中の公衆電話です。
「え?身内に不幸でもあったか?」
心配になったので、深夜なのにお構いなしで実家に電話をかける。
(頼む、出ろ!電話に出てくれ!)
『…もしもし?』
それは紛れもなく、俺のばーちゃんの声。
(よかった、無事だ…)
そこでようやく俺は胸を撫で下ろす事ができました。
多分、間違い電話だったんでしょうね。
そういうテンパってる時はよくある事。
しかし、ばーちゃんは無事だったからいいけど、
本当にかけるはずだった相手は困ってるんじゃないかな?
はぁ、親孝行しよ。マジで。