ライトプレーンのキットに入っているリブの多くは 桐材 で出来ていることが多いのですが。リブの製作に適した桐の薄い板(1,5ミリ厚位)は昔も今もほとんど販売されていません。そのため、自作するにはバルサ材から切り出しすることとなります。現在、バルサ材を入手しようとするとネットで買うか、田舎ではホームセンター、都会?ではハンズ、などで入手することとなります。バルサ材は天然材なので一枚一枚重さや硬さが違うのは当然なのですが、こんなに違いのある木材も無いのでは?と思えるほど極端な違いがあります。重さが二倍以上違うものがあったり発泡スチロールみたいに軽くて柔らかなものがある一方、カチカチの硬い硬いものがあったり、更に板目と正目も混じって売られています。そんな中から使用する部分にあったバルサ材を探さなければなりません。私の住んでいる東北地方のホームセンターを10件回って探してみても、リブを作るのに適した1ミリか2ミリのバルサ材は一枚見つかればラッキーな方です。通販では選ぶことが難しいので、何枚?何十枚?も購入して一枚でも当たりがあればラッキーです。そのため、私は旅行や出張先でもバルサ材を探して歩きまわります。バルサ材を求めて3000里?です。そんなこんなで、何とか使えそうな材料を探し出してストックしておきます。作り始める以前に、こんなに手間が掛かる様では始める人も少ないわけだわな~~~~~(独り言)
生産が中止になり、今ではもうキットが作られていないライトプレーンはゼロから自作することとなります。図面さえあればそんなに難しい話ではないのですが、意外と大変なのが材料集めです。昔は、田舎町であっても、模型店や文房具店、駄菓子屋などで袋入りのキットが売られていて、ゴムやバルサ、プロペラ、ワインダーなどの材料や道具が入手できたのですが、飛ばせる場所の減少、ゲームをはじめとする遊びの多様化、じっくりと時間をかけて物を作る機会の減少、そして、そもそも模型店、駄菓子屋、文具店などのライトプレーンを販売していたお店の減少でライトプレーンに出会える機会がほとんどなくなり、忘れ去られた?遊びになりつつあります。そんなチョットさみしい状況ではありますが、作ります!作りましょう!飛ばして遊びましょう!と勝手に意気込み、前置きが長くなりましたが今日はリブを作ります。