今度はプロペラシャフトにテンションを掛けるための バネ を作ります。3,2ミリの6条くらいまででしたら、0.4ミリピアノ線、それ以上は0.5ミリピアノ線で自作しますが、あとは取り付けてテストをしながら調整してゆきます。出来が悪いのが残念です。
大分前(10年~15年くらい前?)のことですが、木製ブレードの折ペラが販売されていました。これは使えそう!と早速購入しましたが、左右のプロペラブレードの重さが揃ってなく、軽い方に重り代わりのテープを貼る必要があったのですが、重くするのは嫌なので重い方を削って軽くしよう思いました。しかし、削れる程の厚みや強度が無いようなので、仕方なく10本程まとめて購入し、全部を分解して重さの合うブレードのセットを作り、組み立てなおしました。さあ、それではテストラン!、、、、、、だがしかし、、、、左右のブレードの剛性が結構違うため回り出すとピッチが不ぞろいになりブルブルくんになってしまいました。というわけで、この折りペラはお蔵入りとなりましたが、今回の折ペラもヒンジの剛性不足とガタ(緩み)のために、高回転時に左右のプロペラのピッチ(ねじれ具合)に違いが出そうです。そのための対策として、ブレードの捻じれ止めを0.3ミリ航空べニアと0.3ミリピアノ線で製作します。プロペラが捻じれる方にストッパーを取り付ける感じです。プロペラが折れる時の抵抗にならないように、触れてはいるが当たってはいない?そんな感じに調整するのは結構しんどかったです。
何とかヒンジのシブい動きをスムースにしたので、今度はヒンジの緩みが出にくくなる様にネジや糸で縛っておきます。この時、縛った糸を瞬間接着剤で固める際に少しでもヒンジの隙間に接着剤が入ってしまったら元の木阿弥ですので特に注意が必要です。ちなみに、今回、少し瞬間接着剤が入ってしまい、元に戻すのに大変な思いをしました。次は、プロペラが折れたまま、固定されるように、折れる側にテンションを掛けておく仕掛け作りです。テンションを掛けるには、0.2ミリくらいのピアノ線でバネを自作してテンションを掛ける方法や、ゴムの力でテンションを掛ける方法、スプリングばねで引っ張る方法などがありますが、今回はゴムの力でテンションを掛けることにしました。そのためにはゴムを引っ掛けておくフックをプロペラに取り付ける必要があり、0.3ミリくらいのピアノ線でフックを作りPEラインで巻いた後、瞬間接着剤で固定しました。