名大柔道部ログ

名古屋大学柔道部のブログです。
日々の練習や出来事を記録していきます。

引退ブログ

2020年08月20日 09時00分00秒 | 活動内容
割り込み失礼します。

石川です。

 

散々ふざけてきたブログも最後になりました。

 

七帝戦中止が決まってから、1週間が経ちました。


なんとも言えない気持ちです。


 

最近は勉強のこと、将来のことなど考える時間が多く、


「強くなるためには?」

「優勝するためには?」


だけを考えていた頃に戻りたい気持ちでいっぱいです。



七帝戦の試合前は死ぬほど緊張して、「七帝戦なんて無くなればいいのに」とトイレの中で思っていましたが、今はあの緊張すらも恋しいです。

もっと強くなりたかったな。

練習ができる時にもっと追い込めば良かったなと思います。

この6年間、ずっと強くなることを考えてきました。

 

1年生の頃は「片浦先輩みたいになりたい」


2年生の頃は「金子先輩に一矢報いたい」


3年生の頃は「同期に負けたくない」


4年生からはずっと「加藤さんに勝ちたい」と思い、やってきました。



加藤さんに「ボコボコにしたい相手がいるのはいいことだよ」と以前、言われました。

 

本当にそうだと思います。


尊敬できる人、だからこそ勝ちたい人、負けたくない人が一番身近にいるというのは、とても刺激になります。

 

本気でそう思える人が名古屋大学柔道部には沢山いました。


名古屋大学柔道部に入って本当に良かったと思っています。



チーム戦力の底上げに関しては、今年は例年より関わってきたつもりなので(自己満足かもしれませんが)、七帝戦がなくなって後輩たちの活躍を見れないのは残念です。


いつも「チーム戦力を底上げすることが優勝への近道」と分かってはいるものの、京都錬成や名阪戦あたりから自分の不甲斐なさを痛感し、「自分が抜かないと優勝できない」と思い込み、自己研鑽モードに突入していました。

 

結局、一度も優勝できなかったので、その考え方はちょっと違ったんだと思います。



「今年はそうならないようにしよう」

「チーム総力戦でいこう」

「しっかり優勝して終わろう」


と思っていた3月に練習が出来なくなりました。

 

このチームで追い込みしたかったな。ヒコーキしたかったな。

 

まさかヒコーキをしたいと思う日が来るとは…



幹部の森下君と石田君は入部してきた時に、「あんまり仲良くしすぎると、6年生まで七帝戦出ることになるな…」、「少し距離を取るために君付けにしよう!」と謎に思ったのがきっかけで森下君、石田君です。

無意味な努力でした…笑

コソ練をしようと思って、練習の2時間前に道場に行ったら、森下君がもういたり。(多分時計読めないんだと思います。)

 

石田君から部活に関する熱いラインが来たり。

 

それで、僕も熱くなってめちゃくちゃ長いラインを返したら「先輩、酔ってます?」って言われたり。

 

色々もめることもあったけど、最後は優勝して終わりたかったね。

 

 

ジャンチブとはこの自粛期間もたまに深夜の公園で打ち込みしたり、乱取りしたりしてました。



回警察に喧嘩だと思われて、止められました。

 

異国の地で右も左もわからない中、部活に入るのはすごく勇気がいることだと思います。


柔道部に入ってくれてありがとう。お疲れ様。


ジャンチブは無事に卒業が決まり、こらからモンゴルに帰ります。

モンゴルに今度遊びに行くね!(と日本語で書いても分からないと思うので、直接伝えておきます。)



二村師範、小川監督、瓜谷部長、山本副監督はじめとするOB・OGの皆さん、6年間ありがとうございました。

 

何不自由なく部活に打ち込めたのは先輩方のおかげです。

 

特に重量級のOBの方々とは本当にたくさん乱取りさせてもらいました。先輩方との乱取りで強くなれました。

 

本当にありがとうございます。



道場には優勝した代の写真が貼ってあります。

 

前回の引退ブログでも書いたように、道場に貼ってある「強い名古屋大学柔道部」に憧れてきました。

 

あの「強い名古屋大学柔道部」に戻ったことを証明するには七帝戦優勝しかないと思っていました。

 

可能であれば、自分が現役の内に取り戻したいと思っていましたが、それは叶いませんでした。申し訳ありません。



後輩たちに思いを託したいと思います。

 

優勝して、強い名古屋大学柔道部を取り戻してください。

 

これからも制限のかかった練習が続くと思いますが、「優勝する」という気持ちを忘れずに今できる最大限のことを続けてください。

 

僕も最大限サポートします。

 

 

最後に小中高大と柔道生活を支えてくれた家族に感謝したいと思います。

 

 

おわり












P.S. 保健室のおばちゃんへ


体重が減りません。ごめんなさい。


僕も重量級OBの仲間入りです。

 

コメント (3)
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