割り込み、失礼いたします。
このたび、引退することになりました、前主将の森下です。
はじめに、掲示板等で知っている方もいらっしゃると思いますが、改めて、ご報告いたします。
先週、今年度の大阪七帝が中止を受け、計画しておりました代替大会を開催しないことが決定しました。
どの大学も、組んだ状態での練習すら出来ておらず、また、大会が開催できる基準の段階4(全柔連のガイドラインより)になるのも、最短で2ヶ月、もしくはその目処も立っていない状況であることから、このような決断にいたりました。
それでは、以下、引退ブログとなります。
このたび、引退ブログの大トリを任されることになりました。いままでのブログの実績を考えてみて、まえの2人より、いい文も書けませんし、写真が好きではないので写真もありませんが、最後まで読んでいただけると幸いです。
まず、石田にバレている通り、自分語りは得意ではありませんが、いまの心情のようなものを書くと、だんだん愚痴になっていきそうなので、簡単に書いていこうと思います。
この4年間、本当に辛かった。
練習では、下級生のときは先輩方が強くて、乱取りでぼこぼこにされて、つらかった。
上級生になれば、1個下も2個下も有望なやつらばっかで、自分が成長していないことを実感させられて、本当につらかった。
試合だと、亀じゃあかんって思ってても、そうそうに亀になって、6分間耐える展開になって、つらかった。
はじめての京大戦は、よりによって、同期に瞬殺されて、つらかった。
北海道七帝で、1日目の夜緊張しすぎて、全く寝れなかったのが、つらかった。
サウナみたいな道場での真夏の練習は、本当につらかった。ワニとか、脇じめとか、死ぬかと思った。
新幹部になって、これからだってときに、石川先輩に足首を破壊されて、遠征でまったく練習できなかったのつらかった。
小林に、「森下先輩って、正体するんすか?ww」って言われたのつらかった…。
飲み会で、黒見の「そのまま!」、あれはつらかった。なにがつらかったって、表現できないのが、つらい。
ジャンチブハウスで松下の心からの叫び、聞くのつらかったなー、うんうん。
ジャンチブに、「森下は、正体、あってない」って言われたの、だいぶ心にきた...いや、つらかった。
七帝で、先輩たちに任せてもらった仕事を全うできなくて、つらかった。
最後の七帝戦、このチームで出れなかったのが、つらかった。
本当に、この4年間、辛いことのオンパレードでした。もう一回、大学1年生からやり直せるなら、柔道部には入らないね。また、こんな面白くて、頼れる仲間たちと、毎日が過ごせるとは限らんからね。
そんなこんなで、改めてですが、このたび、七帝戦をせず、柔道部を引退することになりました。このチームで、最後の最後に試合ができずに、引退するのが1番つらいです。しかし、下向いてても、前には進めませんし、次の舞台が来ます。今回の七帝戦が完全に中止になってしまったことは、残念ですし、悲しいことですが、切り替えて、柔道部で培ってきた経験を活かしていきたいと思います。
二村師範、瓜谷先生、小川監督、山本副監督をはじめとしたOB、OGのみなさま、4年間ありがとうございました。
掲示板の方でも書かせていただきましたが、本当に最後の1年、名大柔道部は、多くの先輩方に支えられていることを改めて実感いたしました。私たち、現役が思う存分、部活動に励めるのは、先輩方のご支援があり、また、ご声援があるからこそだと思います。
今後は、1人のOBとして、名大柔道部に貢献していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
そして、石川先輩、ジャンチブ先輩、残っていただき、ありがとうございました。
先輩方から、多くのことを学ばせていただきました。また、こんなに強い先輩たちと練習ができて、本当に光栄でした。
これで、石川先輩に体の節々を破壊されることも、ジャンチブと練習後に、グラップリングする機会もなくなるんだなと思うと、寂しくなります。
先輩方には、いろいろと目をかけていただきました。その結果を示したかったところですが、その機会はなくなってしまったようです。先輩方と試合に臨むこともできなくなってしまったようです。
ジャンチブは、モンゴルの帰ってしまうので、なかなか難しいと思いますが、また、道場にて、機会があれば、一戦お願いします。
1年間、残っていただき、また、練習のみならず、アドバイスもくださり、ありがとうございました。
石田、最後までありがとう。特に最後の一年は、主務の仕事っていう大変な仕事をこなしながらも、チームの取役として、活躍してくれていて、本当に助かりました。
俺自身でも思うけど、なかなか不甲斐ない同期やったと思う。そんでもって、趣味は合わんし、性格も合わんし、2人とも酒癖悪いし、散々な組み合わせやったと思うわ。
それでも、最後までなんやかんや、やってこれたことから、良かったんやないんかなと思う。
また、道場であったときは、よろしく頼むわ。
1年間、主務お疲れ様でした。個人的には、頼りになる同期でした。今後ともよろしく、そして、4年間、ありがとう。
後輩たちへ
君たちが大活躍してくれるはずだった試合の舞台を用意できなくて、申し訳なかった。あと、最後までついてきてくれて、ありがとう。とりあえず、まだまだ、みんなの現役生活は続くけど、一旦、お疲れ様でした。
個人に、書いていこうと思います。
黒見
同い年の後輩ということで、いろいろと頼りにしてました。
新体制になっても、なかなか練習が思う通りにできない辛い状況ですが、同期と助け合いながら、工夫して、強いチームを作ってください。
主将、頑張ってください。
暇を見つけては、練習に顔出すんで、そのときはよろしく(たくさん顔出してたら、察してください)。
岩瀬
同じ岐阜県民として、期待してます。そして、いま1番会いたい後輩です。はがき代をください。
個人的に見てると、自分のやりたい柔道が明確に決まってるように思います。次の七帝戦まで、練習する期間が短いかと思いますが、やりきってください。
あと、頑張って、4年で卒業してください。
小林
君は、本当に先輩想いの後輩だな。M下先輩が書いた伝説のブログの中で、ブログを回さんでくれという悲痛の叫びを受け、ブログの更新頻度を下げるために、ここ半年ブログを書いてないんだよな。
もう引退するから、書いていいんだぞ笑
ここまでは冗談やけど、小林は、本当に足が効く。あとは上半身の筋肉つけて、相手を引きつけれれば、余裕で取れる人材になると、俺は思ってる。
大嫌いな筋トレやと思うけど、最後の一年、頑張ってみてくれ。
あと、頑張って、4年で卒業してください。
田中
田中は、なんやかんや残ってくれて、ありがとう。いろいろと両立することは大変やと思う。それも、外主務っていう1番大変な役職についてしまったな。まあ、「田中ならできる」なんて言ったら、無責任な感じもするから、「田中、やれ、やるんや。お前ならできるだろ!」って言います。決して、パワハラではありません。応援です。
がんばれ、田中。
奥城
君が、来年の七帝で、何人抜くか、期待してます。ちなみに、これはパワハラではないからな。
奥城がやってる柔道は、方針的には間違ってないと思う。この調子で、どんどん自分の柔道を築きあげてください。
松下
松下の成長っぷりには、心底驚かされました。この調子で、どんどん正対に磨きをかけてください。
あと、お前の密かな目標が達成できなくなって、残念だったな。
筋トレも大切やけど、柔軟もしっかりやって、体を柔らかくしとけよ。
林
林は、持ち前の身体のでかさを使いこなせるようになってくれ。そしたら、だれもお前を止めることはできん。どうしても、体に振り回されてるから、しっかりと筋肉つけてくれ。本当に、お前を1人で止めれる人間はおらんくなる。期待してます。
西
正直、新体制になってから、1番伸びたと思ってる。もともと西は強かったけど、西がすごいなって思うのは、七帝ルールに慣れてくるのが早かったところだと思ってる。自分の強みを生かした柔道ができてる。あとは、将来的に、西はリスクを背負ってでも、取りに行かなければならない選手になる必要があると思う。もっともっと、強くなってくれ。それで、ボコボコにしてくれ。
西川
西川は、相変わらず亀が1番上手いな。だからこそ、次のステップに移ってほしい。やっぱり、亀からの逆転っていうのは難しいし、もっと前の段階から対応していった方が、安全に分けれるようになる。俺は、西川に正対をやってほしい。最初は上手くいかん、けど、諦めずにやり続けてほしい。これは、1年の頃から、亀ばっかやってて、幹部になって本当に困った先輩からのアドバイスです。
大橋
男だらけの中で、よく1年間続けてきてくれたと思います。
資格の勉強もあって大変だとは思いますが、まずは黒帯取れるように、柔道も頑張ってください。
稲垣と松永
こんな状況でも、入部してくれてありがとう。2人と、柔道できずに引退ということになってしまいました。OBとして顔を出すんで、そのときは、いっしょに柔道をしましょう。
また、僕が協力できることがあれば、遠慮せず言ってください。1番近いOBとして、応援してます。
小学生の頃からこれまで、柔道をさせていただき、両親に感謝しております。最後の最後の集大成を見せれなかったことが残念です。ありがとうございました。
最後に、4年間ありがとうございました。
そして、今後ともよろしくお願いいたします。
このコロナが1日でも早く収束し、当たり前のようにできてた練習ができるようになること、名大道場にて、諸先輩方と会えますこと、そして、来年の七帝戦は無事に行えますことを心から願っております。
それでは、これにて、森下の引退ブログを終わりたいと思います。
私も一度…森下さんのブログをコピペして改行のタイミングとかいじって…高橋コーチにコメント頂いて焦った💦💦ことがありましたが…
実は今回も(読点削りたい…)と思っています(笑)
読点をどこに打つかって難しいですけどね…(目安として、読んでみて区切りたい所に付けると良い…なんて聞いたこともありますが)
いずれにしても、読点多すぎます(笑)
(名古屋大学の中でも優秀な学生さん捕まえて、すみません💧)
『もう一回、大学1年生からやり直せるなら、柔道部には入らないね。』
私も…経験出来て本当に良かったけれど、人生やり直せても二度とはやりたくない事があります…子育てです(笑)
違う人と結婚していたら、今頃何を思ってどんな生活をしているんだろう…と思うことが時々ありますが(そういう事考えがちなお年頃なので-笑-)
配偶者が違っていたら、我が子はこの子達じゃないし
そうしたら、この先命が尽きるまで取り組みたいと思っている事はこんなに身近な問題じゃなかったかもしれないし
そうなると、学生時代にやり残した思いは、今頃私の中でどうなっていたんだろう…etc.と思います。
それに配偶者が違っていたら東海市に住んでいる可能性は極めて少なくて
そうしたら(多分体質的にこの病気には罹っていただろうけれど)小川先生に診ていただくことはなかっただろうし
(ネットで同じ病気の人の経験談を読んだりすると)もっと苦労してたかも…手術受けて大きな傷が残っていたかも…と思います。
で、七帝柔道を知る事が出来なかったでしょうね…
やっぱり人生は前にしか進めません…
『このコロナが1日でも早く収束し、当たり前のようにできてた練習ができるようになること、』
『来年の七帝戦は無事に行えますこと』
私も心から願っています。
進学頑張って下さい🙇