Kj(降谷建志)率いる日本のロックバンド、Dragon Ashの5thアルバム。
Dragon AshはGrateful Daysのヒットによりお茶の間にヒップホップを届けたアーティストの一つ。
本作は降谷建志の長期間の葛藤の末に生まれた作品です。実際、本作がリリースされるまで「音楽をやめる」などインタビューで発言していました。
従来の激しいミクスチャーロックはそのままで優しく柔らかな楽曲も収録されており、トータルアルバムとして聴かせる構成になっています。
オルタナ、ヒップホップ、ハードコアパンク、フォークなどバラエティに富んでいることも特徴であり最後まで飽きさせません。また、歌詞もこれまでと違い内向的で自己の内面に向き合ったかのような内容となっています。
Dragon Ashの代表作は『Viva La Revolution』ですが最高傑作は間違いなく本作だと思いますし、私も繰り返し聴いたお気に入りのアルバムです。
【トラックリスト】
1. ntro
2. House of Velocity
3. Posse in Noise
4. Revive
5. United Rhythm feat.43K,EIG
6. Byakuya
7. morrow
8. Landscape
9. Art of Delta
10. Mob Squad(RITMO ACELERADO RMX) feat.PASSER,HUNTER,黒兄,ONO-G
11. Episode 4 feat.SHUN,SHIGEO
12. Massy Evolution
13. Day 6
14. Fantasista
15. Canvas
16. Gymnopedie #1
17. Harvest
Fantasista
2002FIFAワールドカップのテーマソングとして使用されたので、耳にしたことがある方もいるかもしれません。