名盤まとめブログ

ジャンル問わず名盤をまとめていくブログです。私は音楽ゲーム愛好家でもあり、音ゲー曲もまとめるのでぜひ聴いてみて下さい♪

【音楽アルバム紹介】サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態(2003) - NUMBER GIRL

2024-02-29 20:03:00 | ・2000年代(邦楽)
向井秀徳がヴォーカルを務めるバンド、ナンバーガールのライブアルバム。

ナンバーガール最後のツアーとなった『NUM-無常の旅』の最終日である2002年11月30日の札幌ペニーレインでのラスト・ライブの模様を収録しています。

素晴らしい名演もさることながら、向井秀徳のMCと観客の歓声もしっかり収録されており、ライブの熱気を感じることができます。MCや歓声まで楽曲と一体化しており、スタジオver.を聴くと物足りなく感じてしまうくらい優れたライブver.が多数収録されています。

大音量の鋭いギターと観客の歓声が合わさって、唯一無二の緊張感と熱量を持つアルバムに仕上がっています。しかしながら、終わりに向かって行くような切なさも併せ持っており、「OMOIDE IN MY HEAD」で燃え尽きたあとに演奏される「IGGY POP FAN CLUB」の余韻は泣きそうになるくらい感動的です。

個人的におそらく人生で一番聴いたアルバムであり、フィッシュマンズの『98.12.28 男達の別れ』と並んで邦楽史上最高峰のライブアルバムだと思います。

【トラックリスト】
1. I don’t know
2. 鉄風 鋭くなって
3. ZEGEN VS UNDERCOVER
4. TATTOOあり
5. 透明少女
6. はいから狂い
7. URBAN GUITAR SAYONARA
8. NUM-AMI-DABUTZ
9. delayed brain
10. 性的少女
11. CIBICCOさん
12. SAPPUKEI
13. U-REI
14. MANGA SICK
15. Sentimental girl’s violent joke
16. DESTRUCTION BABY
17. YOUNG GIRL 17 SEXUALLY KNOWING
18. TRAMPOLINE GIRL
19. 日常に生きる少女
20. OMOIDE IN MY HEAD
21. IGGY POP FAN CLUB


OMOIDE IN MY HEAD



【音楽アルバム紹介】LIVE '92(1993) - KENSO

2024-02-28 13:47:40 | ・1990年代(邦楽)
日本のプログレバンド、KENSOのライブアルバム。
1992年に行われた六本木ピットインでのライヴを収録をしています。

1991年のアルバム『夢の丘』と同じメンバーが演奏しています。ツインキーボードと清水義央のギターが楽曲をグイグイ引っ張り、それをベースとドラムがしっかりと支え楽曲を深みのあるものにしており、彼らの卓越した技術に感銘を受けること間違いなし。

ライブとは思えないくらい濃厚な演奏が繰り広げられていおり、改めて彼らが邦楽最高峰のプログレバンドであることを認識します。

全曲が開放的でエネルギッシュ、特にメドレー仕様になっているトラックは必聴オブ必聴。
その他「月の位相」、「ミスカトニック」、「地中海とアーリア人」や「グッドデイズ バッドデイズ」は原曲より迫力が増し感動的な仕上がりになっておりこちらもまた必聴。

非の打ち所がない最高のアルバムなのでぜひ多くの方に聴いて欲しいです。個人的に邦楽ライブアルバム5本の指に入るほどの大傑作。

【トラックリスト】
1. フォース・ライク~月夜舟行~時の意味
2. 月の位相-Ⅰ
3. ミスカトニック
4. サントリーニへ
5. イア~心の中の古代
6. ブランド指向~パワー・オブ・ザ・グローリー~美深
7. 謎めいた森より
8. 地中海とアーリア人
9. 氷島
10. グッドデイズ バッドデイズ
11. 海~麻酔 part 2~インスマウスの影


フォース・ライク~月夜舟行~時の意味


【音楽アルバム紹介】な・ま・し・び・れ・な・ま・め・ま・い(2003) - ゆらゆら帝国

2024-02-25 11:22:33 | ・2000年代(邦楽)
日本のロックバンド、ゆらゆら帝国のライブアルバム。
本作は恵比寿THE GARDEN HALLで行われたツアーファイナルの演奏をセレクトして収録。

ゆらゆら帝国ということで楽曲の良さはもちろんのこと、何と言っても爆音のギターがたまらなく良い。しかしながら、メロウな曲も間に挿入されアルバムにメリハリをつけています。

アドレナリン全開になるくらい凄まじい熱量を感じることができ、悩みなんか爆音ギターのリフに流されてどこかに行ってしまいます。

ライブアルバムながら『ミーのカー』や『空洞です』と並んで彼らの重要なアルバムであり、邦楽のライブアルバムとしては5本の指に入るほどの傑作です。

ハイライトは「イントロダクション~ハラペコのガキの歌」、「無い!!」、「夜行性の生き物3匹」、「貫通」、「星になれた」など。

【トラックリスト】
1. イントロダクション~ハラペコのガキの歌
2. 誰だっけ?
3. 侵入
4. 無い!!
5. バンドをやってる友達
6. 恋がしたい
7. 夜行性の生き物3匹
8. 貫通
9. ボタンが一つ
10. 星になれた


貫通


【音楽アルバム紹介】Past Masters Vol.2(1988) - The Beatles

2024-02-24 12:08:40 | ・1980年代(洋楽)
ザ・ビートルズのコンピレーションアルバム。
オリジナルアルバムに収録されなかった楽曲がまとめられたアルバムとなっています。
Vol.2は1965年から1970年に発売されたシングルとオリジナルアルバムには未収録となっていた14曲とチャリティー盤に収録の「Across the Universe」が収録。

「Day Tripper」、「We Can Work It Out」、「Rain」、「Lady Madonna」、「Hey Jude」などオリジナルアルバムに収録されなかった名曲が多数収録されています。
また、シングルver.の「Revolution」と「Let It Be」はアルバムverより個人的に好み。「Revolution」はテンポが早くなってヘヴィなギターが鳴り響き、「Let It Be」は中盤のギターソロが異なっています。

「Hey Jude」をはじめオリジナルアルバム未収録の楽曲が収録されているので、Vol.1と並んで必聴のアルバムとなっています。

【トラックリスト】
1. Day Tripper
2. We Can Work It Out
3. Paperback Writer
4. Rain
5. Lady Madonna
6. The Inner Light
7. Hey Jude
8. Revolution
9. Get Back
10. Don't Let Me Down
11. The Ballad of John and Yoko
12. Old Brown Shoe
13. Across the Universe
14. Let It Be (Single Version)
15. You Know My Name (Look Up the Number)


Hey Jude
作曲・ヴォーカル共にポール・マッカートニー。この曲は離婚寸前のジョンとシンシアの息子ジュリアンをなぐさめるために書いたとポールは語っています。



【和訳】
なあ、ジュード くよくよするなよ
悲しい歌でも明るくできるさ
思い出すんだ 彼女を君の心の中に受け入れることを
そうすればまた明るい一日を始められる

なあ、ジュード 怖がっていちゃダメさ
君は彼女を迎えに行くんだ
彼女を抱きしめた瞬間
君の明るい一日が始まる

痛みを感じるときはいつでも思い出すんだ
なあ、ジュード
世界をその肩に背負うことはないよ
君だってよく知っているだろ
クールに振る舞うのは愚か者だってことを
自分の世界を冷めたものにしてることを

なあ、ジュード 僕をがっかりさせないで
彼女を見つけたんだろ 今すぐ行って抱きしめてやれよ
思い出すんだ 彼女を君の心の中に受け入れることを
そうすればまた明るい一日を始められる

だから心を開き受け入れるんだ
なあ、ジュード 始めよう
君は一緒に踊ってくれる人を待っている
君は知らないと思うけど、それは君自身なんだ
だからジュード、行動するんだ
それは君の肩にかかっている

なあ、ジュード そんなに落ち込むなよ
悲しい歌でも明るくできるさ
思い出すんだ 彼女を君の心の中に受け入れることを
そうすればまた明るい一日を始められる

きっと今よりずっとずっと良くなるよ
Na na na nananana,nananana,Hey Jude…(リフレイン)


【音楽アルバム紹介】Elephant(2003) - The White Stripes

2024-02-23 15:34:50 | ・2000年代(洋楽)
ザ・ホワイト・ストライプスの4thアルバム。

ザ・ホワイト・ストライプスはアメリカ出身のジャック・ホワイトとメグ・ホワイトからなるロックデュオ。

2000年代のガレージロックリバイバルを象徴するバンドの一つ。ギターとドラムというシンプルな構成ながら60年代を彷彿とさせる荒々しいサウンドが特徴となっています。

本作は彼らの代表作であり、グラミー賞で最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞を受賞するなどの功績を上げています。
コンピューターを一切使わず録音されたにもかかわらずかなり迫力があり、リスナーに興奮を与える作風となっています。特にオープニングを飾る「Seven Nation Army」はバンドを代表する楽曲でありイントロのギターリフは2000年代を象徴するサウンドです。

ハイライトは「Seven Nation Army」、荒々しい「Black Math」、モッズサウンドを彷彿させる「There's No Home for You Here」と「I Just Don't Know What to Do with Myself」、メグがヴォーカルを取る「In the Cold, Cold Night」、7分に及ぶジャム「Ball and Biscuit」など。

ちなみにジャックはこのアルバムを"恋人の死にささげたものである"と語っています。

【トラックリスト】
1. Seven Nation Army
2. Black Math
3. There's No Home for You Here
4. I Just Don't Know What to Do with Myself
5. In the Cold, Cold Night
6. I Want to Be the Boy to Warm Your Mother's Heart
7. You've Got Her in Your Pocket
8. Ball and Biscuit
9. The Hardest Button to Button
10. Little Acorns
11. Hypnotize
12. The Air Near My Fingers
13. Girl, You Have No Faith in Medicine
14. It's True That We Love One Another


Seven Nation Army



【和訳】
俺は撃退してやる
7ヶ国連合軍でも俺を食い止めることはできなかった
奴らは略奪するつもりだ
俺の背後から
夜、俺は独り言を言っている
忘れられないから
俺の頭の中を行ったり来たり
煙草を手に持ちながら

そして目に入ってくるメッセージは
「放っておいてくれ」

それについては聞きたくない
誰にだって語るべき物語はある
誰もがそれについて知っている
イギリスの女王陛下から地獄の番犬まで
もし俺がそいつが戻ってきたところを捕まえたら
君にあげよう
君はそんなこと聞きたくないと思うけど
俺はそうするつもりさ

その感覚は俺の体の内側から来ている
「家を見つけろ」と言う

俺はウィチタへ行く
このオペラから永遠に離れて
藁にまみれて働くんだ
毛穴から汗を垂れ流して
主の御前に立ち
全ての言葉が血の様に俺から滲み出る
そして俺はもう何も考えない

そしてその血の汚れは俺に言う
「家に帰れ」と