日本のスリーピースロックバンド、サンボマスターの2ndアルバム。
ジャンル:ロック
オススメ度:★★★★☆
サンボマスターのメンバーは以下の通り。
山口隆(唄とギター)
近藤洋一(ベースとコーラス)
木内泰史(ドラムスとコーラス)
サンボマスターは東洋大学の軽音楽サークルに所属した山口と木内の2人で結成され、そこに近藤が加入することによってスタートします。
2004年にCOUNTDOWN JAPANで年越しカウントダウンを勤めた後、2005年に『電車男』の主題歌「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」がヒットしたことで全国的に知名度を高めることになります。
楽曲は「GOING STEADY」や「ガガガSP」などの熱血系ロック(青春パンク)に通ずるものがあるけど、サンボマスターの良さはリスナーの弱さに優しく寄り添いながら励ましてくれるところにあるのかなと思います。
ハイライトは「歌声よおこれ」、「青春狂騒曲」、「これで自由になったのだ」、「美しき人間の日々」です。
後半に行くにつれて勢いが失われてくるけど、「歌声よおこれ」から「美しき人間の日々」の流れは鳥肌もの。
特にアニメ『NARUTO』のオープニングになった「青春狂騒曲」は歌詞・メロディともにサンボマスターの最高傑作とも呼べる名曲です。
【トラックリスト】
1. 歌声よおこれ
2. 青春狂騒曲
3. これで自由になったのだ
4. 美しき人間の日々(サンボマスターは君に語りかけるバージョン)
5. 夜が明けたら
6. 欲望ロック
7. 想い出は夜汽車にのって
8. 週末ソウル
9. あなたが人を裏切るなら僕は誰かを殺してしまったさ
10. マフラーの揺れる間に
11. ふたり(二人は世界のためにバージョン)
12. 月に咲く花のようになるの
青春狂騒曲