名盤まとめブログ

ジャンル問わず名盤をまとめていくブログです。私は音楽ゲーム愛好家でもあり、音ゲー曲もまとめるのでぜひ聴いてみて下さい♪

【音ゲー曲紹介】Chronos - TAG

2024-05-26 07:08:02 | ・GITADORA
GITADORAシリーズより「Chronos」
初出は「GuitarFreaks V6 & DrumMania V6 BLAZING!!!!」

アーティスト:TAG
BPM:128
ジャンル:PROGRESSIVE

作曲者は元KONAMI所属のコンポーザーTAG(本名:田口康裕)。TAGは現在はKONAMIを退社し、フリーランスで音楽ゲームに楽曲を提供し続けています。

メロディアスなプログレ/フュージョンといった内容でTAGの曲の中でも人気が高い代表的の一つ。
BeatmaniaⅡDX、Dance Dance Revolution、jubeatなど多くの他機種に移植されています。

【難易度】
・Drum
Basic:4.80
Advance:5.60
Extreme:7.10
Master:8.60

・Guiter
Basic:5.80
Advance:6.85
Extreme:7.80
Master:8.70

・Bass
Basic:4.25
Advance:6.10
Extreme:7.20
Master:8.55


Chronos



【音楽アルバム紹介】Live in Japan(1972) - Deep Purple

2024-05-23 23:37:40 | ・1970年代(洋楽)
イギリスのハードロックバンド、ディープ・パープルのライブアルバム。
欧米では『Made in Japan』のタイトルで発売されています。

演奏メンバーは以下の通りで、いわゆる第2期と呼ばれるメンバー。
リッチー・ブラックモア - ギター
イアン・ギラン - ボーカル
ロジャー・グローヴァー - ベース
ジョン・ロード - オルガン
イアン・ペイス - ドラムス

本作は1972年に日本で行われたライブを収録した内容となっています。
全て同じ会場でのライブというわけではなく、日本公演で演奏された内容のピックアップとなっています。

楽曲はスタジオver.より演奏時間が長くなった結果、高揚感が増し、かつ迫力のあるものに仕上がっています。何よりライブアルバムという特性上オーバーダブがされていないにもかかわらず、スタジオver.と遜色ないどころかそれを超える演奏をしていることが驚異的。
まるで、ライブ会場にいるような熱気とパワーを感じることができるほど。

オープニングを飾る「Highway Star」、トラック1からそのまま続く名演「Child in Time」、バンドの代表曲「Smoke on the Water」、観客との掛合が面白い「Strange Kind of Woman」、19分にも渡る「Space Truckin」など素晴らしい演奏を堪能することができます。

本作はディープ・パープルの最高傑作と称されるほど優れたライブアルバムとなっており、これを聴いたらスタジオver.では満足出来なくなるほど、ロック史に輝くライブアルバムの名盤となっています。

【トラックリスト】
1. Highway Star
2. Child in Time
3. Smoke on the Water
4. The Mule
5. Strange Kind of Woman
6. Lazy
7. Space Truckin

トラック1.2.5.7⇨8月16日 大阪フェスティバルホール
トラック3⇨8月15日 大阪フェスティバルホール
トラック4.6⇨8月17日 日本武道館

ちなみに3枚組の『ライヴ・イン・ジャパン '72完全版』や再発の2枚組の『デラックスエディション』などにはアンコールで演奏された「Black Night」、「Speed King」などが収録されています。
しかし、この再発盤はミキシングをミスっているのか、いまいち音に迫力が無く、一部MCもカットされているのでまずはオリジナルを聴くことをオススメします。


Highway Star
8/16 大阪フェスティバルホール



Smoke on the Water
8/15 大阪フェスティバルホール


【音楽アルバム紹介】Paranoid(1970) - Black Sabbath

2024-05-20 19:19:42 | ・1970年代(洋楽)
イギリスのロックバンド、ブラック・サバスの2ndアルバム。

ブラック・サバスはオジー・オズボーンを中心として結成されたヘヴィメタルの開祖と呼ばれるバンド。
ブラック・サバスはメンバーの入れ替えが激しいので細部は割愛しますが、本作はオリジナルメンバーのオジー・オズボーン(Vo)、トニー・アイオミ(Gt)、ギーザー・バトラー(Ba)、ビル・ワード(Dr)の4名で作成された作品となっています。

サイケデリックロックやブルースロック、ジャズをベースとして黒魔術的な恐ろしい楽曲を目指した結果、スローだけど重たいギターが鳴り響く革新的なサウンドを生み出すことに成功しています。
特に1stと2ndは実験的な要素も入っておりヘヴィメタルとも形容できない唯一無二の音楽に仕上がっています。

オープニングを飾る「War Pigs」は戦争を起こそうとする政治家を"戦争の豚"と呼んだブラック・サバスらしい名曲。
イントロのギターリフが印象的な「Paranoid」はハードロック/ヘヴィメタルのスタンダードとして多くの人に親しまれる彼らの代表曲です。
「Iron Man」は人類のために戦った鋼鉄の巨人(アイアンマン)が人類に復讐するといった内容。イントロのドラムはアイアンマンの足音、その後のギターリフはアイアンマンが迫ってくる様子を表現しており、とても秀逸な楽曲となっています。

その他にも「Planet Caravan」、「Hand of Doom」、「Fairies Wear Boots」など良曲が立ち並び飽きさせる事はありません。

全8曲しかありませんが、名曲だらけで、かつ少ない曲数により一曲一曲の個性が際立っています。今聴いても古臭さは感じさせず、斬新なアイデアが盛り込まれていてめちゃくちゃ面白い。

総評としてこれを聴かずにロックは語れないほどの大名盤です。

【トラックリスト】
1. War Pigs
2. Paranoid
3. Planet Caravan
4. Iron Man
5. Electric Funeral
6. Hand of Doom
7. Rat Salad
8. Fairies Wear Boots


Paranoid



Iron Man


【和訳】
奴は正気を失ってしまったのか
奴は目が見えているのか、それとも盲目なのか
奴は歩けるのか、それとも動いたら倒れてしまうのか

奴は生きているのか、死んでいるのか
奴は考えているのか
我々はただ通り抜けてしまおう
なぜ奴の事を気にする必要がある?

奴は強力な磁場に入ったとき
鋼鉄に変えられてしまった
人類の未来のために
時間旅行をしているとき

誰も奴を求めていない
奴はただ世界を見つめている
復讐を計画している
それはすぐに実行されるだろう

時が来た
アイアンマンが恐怖を振り撒く
墓場から復讐が蘇る
かつて奴が救った人々を殺していく

誰も奴を求めていない
彼らはただ振り向き逃げる
誰も奴を助けなかった
今、奴は復讐に燃えている

巨大な鉛のブーツが
全力で逃げる人々を
恐怖で満たす
アイアンマンが蘇った!

【音楽アルバム紹介】Rocks(1976) - Aerosmith

2024-05-19 08:22:13 | ・1970年代(洋楽)
アメリカのロックバンド、エアロスミスの4thアルバム。

タイトル『ロックス』の名の通り、全体的にずっしりとしていて、かついぶし銀的な渋さがある作風に仕上がっています。
前作『Toys in the Attic』に「Walk This Way」や「Sweet Emotion」などの代表曲が収録されていてキャッチーなのですが、こちらのほうが捨て曲が無くトータル的に完成度が高くなっています。

荒ぶる馬のような「Back in the Saddle」で始まり、ファンキーな「Last Child」、ギターリフがカッコいい「Rats in the Cellar」と「Nobody's Fault」、ノリの良いハードロック「Sick as a Dog」、最後はエモーショナルなハードバラード「Home Tonight」で〆。

総評としてハードロックの偉大な古典として輝くアルバムと言えます。メンバー5人を表した5個の宝石だけのジャケットもシンプルでカッコいい。

エアロスミス=ミス・ア・シングのイメージがありますが、1st〜4thの初期作品はどれも素晴らしいのでぜひ聴いてくださいね。
ちなみに「ミス・ア・シング」は外部コンポーザーのダイアン・ウォーレン作曲によるもので、本当の意味でのバンドの作品ではないことに注意して下さい。

【トラックリスト】
1. Back in the Saddle
2. Last Child
3. Rats in the Cellar
4. Combination
5. Sick as a Dog
6. Nobody's Fault
7. Get the Lead Out
8. Lick and a Promise
9. Home Tonight


Nobody's Fault



Home Tonight
歌詞については"今夜、家に帰るから泣かないでくれ"という内容になっています。


【音楽アルバム紹介】祝祭(2018) - カネコアヤノ

2024-05-17 23:23:37 | ・2010年代(邦楽)
日本のシンガーソングライター、カネコアヤノの3rdアルバム。

カネコアヤノは弾き語り、バンド演奏の両方で活動を行う人物であり、本作はフリーランスからレーベル『we are』に移籍した後に発表された作品。

楽曲のメロディの良さもさることながら、日常でふっと感じる切なさや優しさを歌詞にしており独特の着眼による詩的な歌詞が大変魅力となっています。
また、中性的ではっきりした歌声も特徴であり彼女の思いがストレートに伝わってきます。

サウンドはフォーク、サイケ、カントリーなどが入り混じった良い意味でのインディーっぽい作風となっています。カネコアヤノ本人が『はっぴいえんど』や『町田康(INU)』の影響を受けていることから70年代の空気も感じられて、聴けば聴くほど味が出ます。

本作はなにげない日常をこそ祝祭と捉えたいという思いが表題に込められた作品。
バンドによる演奏10曲と弾き語りの3曲という構成になっています。サポートメンバーは林宏敏(ギター)、本村拓磨(ベース)、Bob(ドラムス)の3名。特に林宏敏氏はバンド『踊ってばかりの国』のギタリストとして著名な人物です。

【トラックリスト】
1. Home Alone
2. 恋しい日々
3. エメラルド
4. ごあいさつ
5. ジェットコースター
6. 序章
7. ロマンス宣言
8. ゆくえ
9. サマーバケーション
10. カーステレオから
11. グレープフルーツ
12. アーケード
13. 祝日


恋しい日々


【歌詞一部抜粋】
洗濯物をいれなくちゃ
未読の漫画を読まなくちゃ
恋しい日々を抱きしめて
花瓶に花を刺さなくちゃ


祝日


【歌詞一部抜粋】
飽きないな
若気の至りか 気持ちの問題か
あとは抱き合って確かめて