ミニオイルヒーターを使い始めて、初めての朝を迎えました。
一日目の使用状況を「速報的に」お伝えしておきます。デスクなどの足下を温める、狭い空間を温めるには効果があるようです。パソコンデスクの下では充分にポカポカ気持ち良いです。
そこで今回は、デスクの足下だけでなく
「部屋全体を温めてみたら、どうなる?」
に視点を置いてみました。
オイルヒーターを使用している部屋は、古い木造家屋の和室6畳/南向きの部屋です。冬は部屋の奥まで太陽の光が入り込むのでポカポカしており、セーターさえ着込んでしまえば昼間はストーブ無しでも過ごせます。反面、夜は底冷え感漂う部屋になってしまい(全くと言っていいほど密閉性が無い)、エアコンよりは石油ファンヒーターの火力に頼ってしまいます。
さて、先日は午後/15時くらいからオイルヒーターを使い始めました。外気温12℃、室温18℃からのスタート。
「部屋が太陽熱でポカポカ暖かい状態からのスタート」
であることを前提に、以下のレポートへお進みください。
***
オイルヒーターは電源投入してから5分ほどでフィン全体の温まり感が感じられるようになりました。立ち上がりは「ゆっくり」で、どうみても即席の暖房能力は全くありません。30分ほどすると、ポカポカした温かさが広がり始めます。その温まり方も「ゆっくり」です。
夕方17時ころには室温20℃前後で安定しました。
途中から半乾きの洗濯物を部屋の真中に吊るしましたので、天井付近から「半カーテン」で部屋を仕切ったようになり、(近似的な)3畳状態で夜を迎えました。
もともと太陽熱で温められている部屋なので、その後は「保温」さえしてくれれば良く、サーモスタットのダイヤル「中」で21時くらいまでは20℃を維持していました。
洗濯物で仕切った反対側は若干ひんやりし始めましたね。
***
その後は外気温の低下とともに、部屋の中に冷気が漂い始めたのを感じるようになりました。オイルヒーターに寄り添うようにしていれば、「まあまあ」な状態で過ごせます。というか、気持ち良いのですね。ウトウトしそうです。じっくり体を温めてくれるので、多少の気温低下も問題無さそうです。
このような状態で、たまにヒーターをMAX状態にさせながら使うことで、23時ころまで18℃を維持できました(実質3畳分のエリアですが)。トイレなどから部屋に戻ると、
「何となく暖かい」
「寒くないけど、暑くもない」
という
「自然な暖かさ」
が部屋に広がっていることを実感できました。このときの外気温は4℃です。
***
深夜は布団の横にオイルヒーターを移動させ、サーモスタットのダイヤルを最小にして寝ました。寝ている間、横から弱い熱が伝わってきて、ほんのり温かいのです。最小状態ですが、一度温まったヒーターからはジワーッと熱がゆっくり出てきているようで、さりげない存在感を示してくれます。
朝6時に目が覚めたとき、外気温5℃で室温15℃になっていました。想定していた以上に部屋を「保温」する能力はあるようです。おかげさまで寝起きが楽でしたぁ。この状態ならば(わたしの環境ならば)、充分に実用になるようです。さすがに部屋全体としてはひんやり感があったので、早朝だけ石油ファンヒーターで暖房をしましたけどね。
***
使い始めてから今も電源は入れたままです。多少面倒に感じるかもしれませんが、自分でサーモスタットのダイヤルを調節して強弱を使い分けています。全体としてはサーモスタットのダイヤルは「中」でいいみたいで、今の季節なら充分に「使える」という実感をもたらしてくれました。
ただし、気密性の無い部屋での使いこなしには工夫が絶対に必要でしょう。
窓ガラス側には厚手のカーテンなどで保温性を高めることが必須ですし、冷気が入ってくる押し入れなどは襖を閉め忘れないようにしないと効果が半減してしまいます。
☆急激/強力な暖房性能は皆無
☆スローでジックリ型の暖房器具である
ことをよく理解しなければなりません。
わたしの環境条件ですと、太陽光で温められた状態から「保温」することでスタートしていますので、条件的に有利です。500Wクラスのヒーターでは、キンキンに冷えきった古い木造家屋の部屋を温める能力は期待できそうにありません。真冬の夜は500Wクラスでは無理かな・・・まぁ、この点はエアコンでも同じなので(真冬、雪の日は役に立たない)、石油ファンヒーターと併用して使い分けていくことが賢明でしょう。
深夜の時間帯はダイヤルを「最小」にしていたため、電源が切られている時間が長めになり、多少は省エネに貢献しているようです。この点に関しては、大型の機種に搭載されているタイマー機能が欲しくなりますね。きめ細かい時間設定による管理機能があると、より効率的な省エネにつながると思います。
***
以上、オイルヒーター初日を簡単にまとめてみました。
エアコンのように、強い風で空気をかき混ぜ、空気だけを温めるものではありません。スローだけど柔らかい温かさを提供してくれますので、この特徴をよく理解して場所を選んで使えば、素晴らしい暖房器具だといえます。効率を上げるための工夫も、使いこなしの一つとして必要になることが多いと思います。
これら特徴に納得できれば、病み付きになってしまうほどの魅力がありますね。
サーモスタットの動作音以外は「無音」です。ミニサイズが影響しているのか、本体の膨張音もありませんでした。この静寂性は気に入りました。音楽鑑賞に、読書に、心を落ち着かせて集中できる静かさがあります。
500Wとはいえ、温かさもデスク下ならば充分な能力を持っていて、温まった部屋ならば保温にも役に立つようです。なにより、柔らかい温かさがたまらなく好きです。電気ストーブのようなジリジリとした強烈な熱線攻撃にさらされることもなく、石油ファンヒーターのように顔が火照ってしまうこともなく・・・ジンワリした感覚がとても良いですね。
オイルヒーターの魅力に目覚めてしまったので、しっかりとした普通サイズ(といっても結構大きくて重たい)のオイルヒーターが欲しくなってしまいました。
あとは電気代だけですね・・・心配なのは。
500Wのミニオイルヒーターなら、電気代が劇的に上昇することはないと予想していますが。
ミニオイルヒーター
アマゾンなら↓
ユーレックス・アイ ミニオイルヒーター(楽天市場検索結果)
***
ヤマギワオンラインストアならデロンギのアフターサービスも安心!
もちろんアマゾンにもデロンギがありますね↓
***
☆☆オイルヒーターいろいろ☆☆
楽天市場にはたくさんのオイルヒーターがあります。
こちらは「エレクトロラックス・ジャパン」のみ扱っているようですね。
製品説明書のpdfファイル(メーカーサイトでリンクがあります)をみると、不要の同社製ヒーターはメーカーが有償で回収しているとのことです。
↓
ジャパネットたかた メディアミックスショッピング
ANAのショッピングサイトでもデロンギを扱っているようです。他にも「あったかグッズ」があります!
生活雑貨・インテリア
一日目の使用状況を「速報的に」お伝えしておきます。デスクなどの足下を温める、狭い空間を温めるには効果があるようです。パソコンデスクの下では充分にポカポカ気持ち良いです。
そこで今回は、デスクの足下だけでなく
「部屋全体を温めてみたら、どうなる?」
に視点を置いてみました。
オイルヒーターを使用している部屋は、古い木造家屋の和室6畳/南向きの部屋です。冬は部屋の奥まで太陽の光が入り込むのでポカポカしており、セーターさえ着込んでしまえば昼間はストーブ無しでも過ごせます。反面、夜は底冷え感漂う部屋になってしまい(全くと言っていいほど密閉性が無い)、エアコンよりは石油ファンヒーターの火力に頼ってしまいます。
さて、先日は午後/15時くらいからオイルヒーターを使い始めました。外気温12℃、室温18℃からのスタート。
「部屋が太陽熱でポカポカ暖かい状態からのスタート」
であることを前提に、以下のレポートへお進みください。
***
オイルヒーターは電源投入してから5分ほどでフィン全体の温まり感が感じられるようになりました。立ち上がりは「ゆっくり」で、どうみても即席の暖房能力は全くありません。30分ほどすると、ポカポカした温かさが広がり始めます。その温まり方も「ゆっくり」です。
夕方17時ころには室温20℃前後で安定しました。
途中から半乾きの洗濯物を部屋の真中に吊るしましたので、天井付近から「半カーテン」で部屋を仕切ったようになり、(近似的な)3畳状態で夜を迎えました。
もともと太陽熱で温められている部屋なので、その後は「保温」さえしてくれれば良く、サーモスタットのダイヤル「中」で21時くらいまでは20℃を維持していました。
洗濯物で仕切った反対側は若干ひんやりし始めましたね。
***
その後は外気温の低下とともに、部屋の中に冷気が漂い始めたのを感じるようになりました。オイルヒーターに寄り添うようにしていれば、「まあまあ」な状態で過ごせます。というか、気持ち良いのですね。ウトウトしそうです。じっくり体を温めてくれるので、多少の気温低下も問題無さそうです。
このような状態で、たまにヒーターをMAX状態にさせながら使うことで、23時ころまで18℃を維持できました(実質3畳分のエリアですが)。トイレなどから部屋に戻ると、
「何となく暖かい」
「寒くないけど、暑くもない」
という
「自然な暖かさ」
が部屋に広がっていることを実感できました。このときの外気温は4℃です。
***
深夜は布団の横にオイルヒーターを移動させ、サーモスタットのダイヤルを最小にして寝ました。寝ている間、横から弱い熱が伝わってきて、ほんのり温かいのです。最小状態ですが、一度温まったヒーターからはジワーッと熱がゆっくり出てきているようで、さりげない存在感を示してくれます。
朝6時に目が覚めたとき、外気温5℃で室温15℃になっていました。想定していた以上に部屋を「保温」する能力はあるようです。おかげさまで寝起きが楽でしたぁ。この状態ならば(わたしの環境ならば)、充分に実用になるようです。さすがに部屋全体としてはひんやり感があったので、早朝だけ石油ファンヒーターで暖房をしましたけどね。
***
使い始めてから今も電源は入れたままです。多少面倒に感じるかもしれませんが、自分でサーモスタットのダイヤルを調節して強弱を使い分けています。全体としてはサーモスタットのダイヤルは「中」でいいみたいで、今の季節なら充分に「使える」という実感をもたらしてくれました。
ただし、気密性の無い部屋での使いこなしには工夫が絶対に必要でしょう。
窓ガラス側には厚手のカーテンなどで保温性を高めることが必須ですし、冷気が入ってくる押し入れなどは襖を閉め忘れないようにしないと効果が半減してしまいます。
☆急激/強力な暖房性能は皆無
☆スローでジックリ型の暖房器具である
ことをよく理解しなければなりません。
わたしの環境条件ですと、太陽光で温められた状態から「保温」することでスタートしていますので、条件的に有利です。500Wクラスのヒーターでは、キンキンに冷えきった古い木造家屋の部屋を温める能力は期待できそうにありません。真冬の夜は500Wクラスでは無理かな・・・まぁ、この点はエアコンでも同じなので(真冬、雪の日は役に立たない)、石油ファンヒーターと併用して使い分けていくことが賢明でしょう。
深夜の時間帯はダイヤルを「最小」にしていたため、電源が切られている時間が長めになり、多少は省エネに貢献しているようです。この点に関しては、大型の機種に搭載されているタイマー機能が欲しくなりますね。きめ細かい時間設定による管理機能があると、より効率的な省エネにつながると思います。
***
以上、オイルヒーター初日を簡単にまとめてみました。
エアコンのように、強い風で空気をかき混ぜ、空気だけを温めるものではありません。スローだけど柔らかい温かさを提供してくれますので、この特徴をよく理解して場所を選んで使えば、素晴らしい暖房器具だといえます。効率を上げるための工夫も、使いこなしの一つとして必要になることが多いと思います。
これら特徴に納得できれば、病み付きになってしまうほどの魅力がありますね。
サーモスタットの動作音以外は「無音」です。ミニサイズが影響しているのか、本体の膨張音もありませんでした。この静寂性は気に入りました。音楽鑑賞に、読書に、心を落ち着かせて集中できる静かさがあります。
500Wとはいえ、温かさもデスク下ならば充分な能力を持っていて、温まった部屋ならば保温にも役に立つようです。なにより、柔らかい温かさがたまらなく好きです。電気ストーブのようなジリジリとした強烈な熱線攻撃にさらされることもなく、石油ファンヒーターのように顔が火照ってしまうこともなく・・・ジンワリした感覚がとても良いですね。
オイルヒーターの魅力に目覚めてしまったので、しっかりとした普通サイズ(といっても結構大きくて重たい)のオイルヒーターが欲しくなってしまいました。
あとは電気代だけですね・・・心配なのは。
500Wのミニオイルヒーターなら、電気代が劇的に上昇することはないと予想していますが。
ミニオイルヒーター
アマゾンなら↓
ユーレックス ・アイ (eureks-i) ミニオイルヒーター GR-M7U ホワイトオカダGAJこのアイテムの詳細を見る |
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DeLonghi オイル・ラジエターヒーター 小型L字型フィン5枚 TRN0505JS 【1~3畳用】DeLonghi (デロンギ)このアイテムの詳細を見る |
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☆☆オイルヒーターいろいろ☆☆
楽天市場にはたくさんのオイルヒーターがあります。
こちらは「エレクトロラックス・ジャパン」のみ扱っているようですね。
製品説明書のpdfファイル(メーカーサイトでリンクがあります)をみると、不要の同社製ヒーターはメーカーが有償で回収しているとのことです。
↓
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生活雑貨・インテリア
さて、このブログでオイルヒーターを紹介していたのを思い出し
て、思わず買ってしまいました!
今私の住んでいる所なのですが、まず前提として、
・オール電化、聞こえはよいがつまり「ガス」がない!
・契約書に「石油ストーブ使用禁止」とある!
この時点で購入できる暖房器具は限られるのです!
もちろんリビングにはエアコンを導入していますが、寝室にして
いる部屋には室外機を付ける為の「穴」がないのです!
ここ最近で寝室があまりに寒くなったので、我慢できずにリビング
で寝ていたのですが、意外にエアコンの「音」が気になってしまっ
て寝つけなかったりして・・・。
もう仕方ないから暖房器具を買おうと決心した時に、このブログ
を思い出して、「これだ!!」と思いついた次第です!
私はデロンギの1200W級の大型を買いましたが、まあ確かに
「暖かい」というよりは「寒くない」というのが正直な感想です
ね!
1日朝晩8時間の運転で6000円程度の電気代が飛ぶ計算に
なりますが、あくまで寝室用として、あまり室温が高くなくて
も良い、しかも「静音性」が何よりもポイントであるこのオイル
ヒーターは、ホント良い買い物をしたと思っています!
本当に有り難うございます!!
当ブログを思い出していただいたようで、とても嬉しく思います。
デロンギ、買ったのですね!!
優れたデザイン性、徹底した安全志向、地球環境に配慮した回収廃棄方法など、企業の持つ考え方がうまく反映されている製品なので、わたしも常に「欲しいなあ」と思っています。
オイルヒーターはその特性から使いこなしにコツが必要、急速な暖房能力は無いなどのポイントを理解する必要があります。この点に納得できれば、素晴らしい環境を提供してくれる暖房器具だと思います。ゆるーくホンワカして、気持ちがよいですから。
ご自宅がオール電化ということですので、深夜電力などを活用できれば寝室での利用も有利に働くかもしれません。ただ、日中の電気料金は不利になるようですので、生活パターンとの擦り合わせが必要ですね。
わたしの方は相変わらずミニオイルヒーターで和んでいます。めちゃ寒い早朝だけは石油ファンヒーターでガンガン急速暖房しますが、部屋が暖まればオイルヒーターだけにしています。少し物足りないときは、ホットカーペットの併用もしています。
#たまにエアコンも使ってますけど
おかげで灯油の使用量は確実に減りました。ガソリンスタンドへ買いにいく手間が減って、助かっていますよ。
でも、やはり1200Wクラスの大きなオイルヒーターは魅力的。この快適さがもっと広がると考えると、衝動買い2号をしてしまいそうです。
#自己セーブ中・・・