くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

54回目

2020-05-13 17:48:12 | わたしのこと


月曜日はわたしの54回目の誕生日。去年は金髪フレンチのイケメンピアニストに祝ってもらったけれど、今年はわたしだけ出勤。マイケルは在宅ワークでミルキーはお休み。

11日ぶりの出勤で暑さと溜まっていた仕事量にやられ、よろよろで帰宅すると悪いおじさんからお花のアレンジメントが届いていた。


まあ!可愛い!悪いおじさんはマメだ。隣駅にあるお花屋のおばちゃんが車でブーンと配達に来てくれたらしい。ミルキーが受け取ってくれていた。

お誕生日と言ってもご馳走があるわけではなく、普通のお夕飯(冷やし中華)とミルキーが用意してくれたANTENORのケーキ。ANTENORは1966年生まれ、わたしと一緒だ。偶然。

お誕生日のプレゼントは。マイケルは日経主催のセミナー費用を出してくれると言い、ミルキーはわたしの使い古しのエプロン(15年くらい前にミルキーが買ってくれたもの)をマリメッコのものに新調してくれると言う。欲しい色と柄が在庫切れなのでいつになるかわからないけれど(^_^;)おのおの、お気遣い、ありがとう。


そしてこちらはわたしからわたしへ。高級柘植の櫛風に細工したもとは百均の桃の木櫛。紙やすりでニスを削り落とし、1ヶ月以上椿油に浸しておいたもの。本当は1週間くらいでいいらしいのだけれど、引き出しにしまってすっかり忘れていたのでどうせなら誕生日に下ろそうと。ブラシ派なので、櫛はなんとなく扱いに慣れないものの梳かせばパッサパサの髪にいい感じに油分を与えてくれる。わたしはやっつけ仕事だったけれど、丁寧にヤスリをかける時間は暇つぶしになるし、椿油の吸収もよくなるからステイホームでやることない人はこれを作ってもいいかも。

夜になって、弟や友人たちからおめでとうラインが届き、しばしやり取り。365日ある中でたったの1日をピンポイントで覚えていてくれて、そしてわざわざ声をかけてくれるなんて嬉しいことだ。わたしは幸せだ。

54歳。人に優しく、感謝の気持ちを忘れずに日々過ごそうと思う。心掛けだけは良い人間でありたい。

皆さまに、薫風献上。