くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

些細なことでバカみたい

2021-06-09 17:43:18 | 日記
昨日の晩のこと。ノー残業デーのミルキー。自宅でお夕飯もお風呂も済ませてから、わたしに何やらお土産があると8時過ぎにやってきた。どこかへお出掛けしてたかな?なんだ?なんだ?

持ってきてくれたのは、わたしの大好きな『メープルマニア』のバウムクーヘン。メイプルシロップがしみしみの歯が痛くなりそうなやつ。最近、そういったヘビー系のおやつを食べていなかったわたしが、6月になったら食べたいなものの1つに挙げていたのを覚えていたようだ。

日曜日にお友達と六本木へ遊びに行ったついでに、東京駅のグランスタまで買いに行ってくれたらしい。六本木から徒歩というところで、もはやついでではなく目的になっている。ありがとねー!

かくして、思いがけずのメープルマニア。できればお夕飯の後ではなく、3時くらいに食べたかったけれど、つまらないことを言うものではない。恐れず、美味しくいただく。

わたしはそのままリビングで遊んでいたけれど、マイケルとミルキーは隣接する和室、もとミルキーのお部屋で、ミルキーが遺したガラクタについてあーでもないこーでもないと仲良く話していた。

せっかくミルキーが来てくれたけれど、前日4時間睡眠だったわたしは眠くなり、まだ9時過ぎなのにもう寝たいなー早く帰らないかなーと思っていたところ。そろそろ帰ることになったのか、マイケルが自宅から徒歩4分のミルキーの部屋に車で送ると部屋から出てきた。ミルキーも送ってもらう気満々で、しかも翌日在宅ワークのマイケルに勤務先まで送ってもらう約束をしていたのにのにのに。

なぜかマイケルが高さ10センチもない小さな3段ミニ引き出しを持ち出してきて、ミルキーにこの中身を見て要るものと要らないものに分けろと言い出した。以前洗面台に置いてあったもので中身はミルキーの数種類の髪を留めるピンやらコンタクトレンズやらの細々したもの。

ミルキーが出ていってから、ミルキーの部屋を在宅ワーク用スペースにしたくて片付けに余念のないマイケル。大物は解体したり粗大ゴミ回収券を買ったりして処分に勤しんでいるのだけれど。こんな小さなものを突然出してきた。

ミルキーが中をちらりと見て、今はやりたくないからやらないと言うなり、じゃあとマイケルがゴミ箱に捨てたから大変。
 
「なんでそーゆーことするの!?」

「おまえ、いつまでもやらないじゃんか!」

「今、やりたくないって言っただけでしょ!」

「こういういつまでもグズグズしてるの嫌なんだよ!」

「今じゃなくてもいいじゃんか!もう歩いて帰る!お母さん、拾っといて!明日も送ってくれなくていい!」

マイケルって、人の都合を本当に気にしないのだ。常に自分の都合で動く。わたしが出掛けようとすると間際になってあれこれ言いつけてきたり。まじで嫌だ。

せっかくミルキーが来て楽しい時間だったのに台無し。バカみたい。

今朝になってゴミ箱から拾い上げたミニ引き出しをみつけたマイケルが、「いつまでたっても片付かないだろー!」と今度はわたしに言い出した。

「今やりたくないって言ってたじゃない。今度来たときやるでしょう。だいたいが昨日はそれをやりに来たんじゃないんだし。ああいうやり方よくないよ」

と、言ったらば。

「それじゃあいつまでたっても片付かないんだ!」と捨て台詞を吐いて自分の部屋へ戻って行った。

やだやだ、朝から。10センチもないミニ引き出し1つで本当にバカみたいだ。