くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

マイケル、謝る

2021-06-10 08:18:10 | 日記
帰宅すると在宅ワークで家にいるはずのマイケルがいなかった。床屋か買い物か?別にいなくてもいいんだけど、お夕飯の支度もあるから留守にするならラインくれたらいいのに、あんにゃろめ・・・と思っているところへマイケルが帰ってきた。

「床屋さん?」

「シャチョーの迎え」

ミルキーはマイケルに時々シャチョーもしくはミル様と呼ばれている。

「あ、そう」

ここは深く聞かずに流す。ミルキー、昨日は怒ってノシノシして帰って行ったのに、お迎え来てなんてよく頼めたなぁなんて思ったけれど、あんな些細なことをお互いにいつまでも引きずられても困るし良かったと思っていた。

そうしたら。夜になってミルキーからラインが来た。なんと、今回迎えに行こうかと言い出したのはマイケルだった。しかも自分から謝ったとか。あいつは親の躾が良くないのか、まず謝らないのだ。特に家族には。性格の悪いわたしはミルキーにスクショを送ってもらった。


暑いからとかなんとか理由つけてるけど、本当に自分から言い出してる(笑)

昨日のわたしの一言が効いたかどうかはわからないけど、つまらないことで意地を張ってもいいことはない。お互いに怒りが鎮まったらさっさと謝って、謝られたら許してあげよう。

ミルキーが通っていた保育園では、とにかく「ごめんね」と「いいよ」がセットで教えていた。3月生まれのミルキーは体も小さく力も弱いし、いろいろな動作が鈍かったので、お友達におもちゃを取り上げられたり、ぶたれたりして、その都度先生がお友達に「ごめんね」をさせて、ミルキーはいつも「いいよ」を言わされてきた。

いつも「いいよ」じゃ可哀想。わたしはミルキーもやられたらやり返しちゃえ!と内心密かに思っていたけれど、ある時。お迎えに行ったらミルキーが泣いた後の顔になっていた。聞けば、遊んでいたおもちゃを取られたので、果敢にもそのお友達の手を取り噛みつこうとしたら、お友達が手を引っ込めてミルキーは自分の手を噛むというなんともマヌケな出来事があり、痛くて泣いたらしい。よっぽど思い切り噛み付いたんだな。やり返すのも難しい。何はともあれ、許す心は大事だ。その前に、まずは謝ってくれなくちゃなんだけどね。

とりあえず、マイケルは偉かった。いちいち言わないけどね。



第一京浜沿い、浜松町交番のすぐそば。びわの木に実がなっている。意外と低くて頑張れば取れないことはなさそうなんだけど交番の斜め前というのがどうも。。。
昔子供の頃に住んでいた家の庭にはわたしたち兄弟が縁側で食べたびわの種を吐き飛ばしてそれが大きな木になって毎年実をつけていた。お母さんが育てていた狂い咲きの黒薔薇の間にびわの木。コロという名前をつけたお父さんが拾ってきた犬もいた。懐かしいな。