ムッシュくんの御宿基地(ONJYUKU BASE)

エアストリームガーデンCAPUCAPU

9/20~21 涸沢~北穂高 ③

2013年09月23日 | アウトドア

Imgp2544a 朝5:30慌ててテントの外に出てみたら、もう山に朝日が当たり、赤く焼けていた
写真よりもっと赤く見えるんですよ
既に僕の周りにあったテントがいくつか撤収されており、もう出発しちゃってるみたい
Imgp2528a_2 慌てて寝袋をしまい、歯を磨いて出発準備完了
今日の予定はこうだ
6:00出発⇒南稜ルートから3時間で北穂高登頂⇒3時間でここに戻ってくる
12時涸沢出発⇒15時横尾山荘着
横尾山荘でテン泊し、明日の朝上高地に戻る
Imgp2551 テントにリュックは置いて、ウエストバックに水、タオル、カメラ、その他諸々だけを持って出発
Imgp2552 涸沢小屋の横から一気に急坂の登り
岩がゴロゴロで歩きにくいです
Imgp2554 途中からはほぼ四つん這いでよじ登って行く感じ
Imgp2558 1時間ほど上って下を見下ろすと、おばちゃんのすぐ側をサルがウロウロしてました
そこら中にサルがウロウロしてた
Imgp2560 そしていよいよクサリ場が現れ、その上はハシゴをよじ登ります
もう良いだろって感じ
Imgp2562 遥か先に富士山が見えた
Imgp2568 ちょっと感動
しかしここからさらに1時間よじ登って行きます
Imgp2565a 500mlの水がなくなってしまった
アメも持ってくれば良かったと後悔
Imgp2572 3000mを超えたあたりで、テントサイトらしい場所が
後で分かったのですが、天体観測する人はここでテン泊するらしいです
Imgp2569 ここまで来れば、山小屋がすぐそこに見えてきます
Imgp2592 9:00ついに北穂高制覇
Imgp2574 さっそく山小屋でビールとポカリを購入
ナマ槍ヶ岳を眺めながら一杯
Imgp2576 最高です
久しぶりの3000m超え
Imgp2586 最高の登山日和で最高の見晴らしです
なぜ危険なのに、なぜキツイ思いをしてまで山に登るのか
今回そんな事を考えながら、登ってきました
Imgp2585 俺なりの結論は「目標がハッキリしている・必ず達成できる・達成感を味わえる」
これじゃないかと思う
のんびりしてる暇も無く、下山開始
Imgp2578 12時までに涸沢に戻りたい
でも焦ってはいけない
登山で一番の優先事:「必ず無事に帰還する」
そのためには、ゆっくり安全第一で行くことが必要です
Imgp2546a 登りより下りの方が足に負担が大きく、重心が高くなりがちで危険です
もう膝が笑って、踏ん張りも利かずフラフラしながらの下山です
11:30涸沢のテントに無事到着
すぐさまテントを撤収し、帰り仕度
Imgp2597 12:00また重い荷物をしょって予定通り横尾山荘目指して出発
膝にサポータ、登りでは使わなかったストックをフル活用で下ります
今日から世の中は3連休
続々と人が登ってきます
登りで書きましたが、登山道は急坂で狭いです
列が途切れるのを待っては進み、待っては進みの繰り返し
登りでは2時間40分かかった本谷橋まで2時間で下りました
Imgp2599 横尾山荘には予定通り15:00到着
速攻、荷物降ろしてスポーツドリンク購入
一気飲みでした
Imgp2600 朝から何も食ってないのでカップヌードル食べるためお湯を沸かします
ここで今日はテン泊する予定でしたが、予想とおりテントサイトはすでに混雑
Imgp2602 このままここに一人で泊まっても辛いものがあるな~
山小屋でバスの時間を確認したら18時が最終便のようです
横尾山荘から上高地まで3時間コース
2時間半で走破すれば間に合うな
タクシーはもう少し遅くまであるかもしれないし、もしダメでもテントあるしな
カップヌードル食って15:40上高地に向けて再出発
もう膝はガクガクだけど、食ったら元気になった気がした
Imgp2606 16:30徳澤園到着
ここでもスポーツドリンク一気飲み
ここのテントサイトにも、既にたくさんの人たちがいました
ここら辺は家族連れが多いように見えた
明神館に着いたのは17:25
こりゃバスには間に合わないな
と思いながらも必死で歩く
17:55上高地に着いた
30分で走破した自分でもビックリした
バスに間に合っちゃったよ
タクシーだったら一人で4000円取られるとこだった
やっぱ俺ってすごい
下りは歩くの最優先だったので、写真がほとんどありません
19時ころ無事に沢渡の駐車場に到着
着替えて帰路についた
帰りの車の中でも膝はガクガク痙攣し、背中も攣りそうになりながらだった
帰って気が付いたが、右足は踵が靴連れで皮が剥がれて、小指の爪は内出血
左足の薬指も内出血で爪が紫色になってた
今も足は筋肉痛で走ったり、しゃがみ込むことは出来ないでいる
過酷な登山だったな

http://yahoo.jp/box/l90FuM

その他の写真は上記URLでご覧ください

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9/20~21 涸沢~北穂高 ②

2013年09月23日 | アウトドア

Imgp2464 11:00横尾大橋を渡って、後半戦突入
Imgp2474 太陽が昇って、暑くなってきました
Imgp2485 1時間20分ほど歩いて、本谷橋(約1780m)が出てきました
Imgp2486 つり橋で、歩くと揺れて木がミシミシ鳴るのでちょっと怖い感じ
Imgp2487 河原で皆さん休憩してます
Imgp2491 川の水は、チョー冷たくて気持ちいいです
ここからがいよいよ登山道って感じになってきます
Imgp2493 岩がゴロゴロの急坂
道幅も狭く、ほとんど荷物降ろして休憩するような場所はありません
Imgp2494 1時間ほど上っても全く到着する気配がしません
荷物は重いし肩が痛いし暑いし
「マジかよ思ったより全然きついぜ
「ばぁさん達はよくこんなとこ登るな
Imgp2497_2 そんな事ばかり考えながら、心が折れそうになります
さらに1時間
Imgp2504 ふと頭を上げて見上げれば、槍ヶ岳のようなものが見えます
すると横には「えーマジで
Imgp2507 雪が残ってます万年雪ってこと
Imgp2509 そしてこのコーナーを曲がれば、やっと涸沢ヒュッテが見えてきました
Imgp2523 15:00涸沢ヒュッテ(約2300m)到着
当初の予定通りでしたが疲れました
Imgp2511 早速ビールと言いたい所でしたが、まずは今日の寝床を
テントサイトに降りて、寝床の場所を選定
全然考えてなかったが、こんな岩がゴロゴロしたとこにテント張って寝るのかよ
Imgp2513 一応テントを張れるように平らに慣らしてくれてるようですが、「痛くて寝れねーだろ」って感じです
Imgp2519 そんな事言ってても仕方ないので覚悟決めてテント設営
Imgp2521 あっという間に出来上がり
太陽も沈み始め、寒くなってきましたので早速テントに入って、着替えました
登山靴はサッサと脱いで、クロックス快適
Imgp2531_2 ビールを買って、やっと落ち着きました
しかし、もう身体はパンパンです
Imgp2515 疲れ過ぎて食欲もない
おにぎり1個と缶ビール2本で、もう何もする気がしないのでテントに入って横になりました
Imgp2540 今回大荷物になりましたが、エアマット持ってきて良かったです
寝袋だけじゃ痛くて寝返りも打てなかったでしょうな
横になった途端、左足がピクピク痙攣、攣ったと思ったら右足も攣った
「うぉー」のたうち回って、完全に撃沈
携帯も使えないし、最後に時計を確認したのは18時でした
Imgp2526 ハッと気がつくと、周りはとても静か
時計を見たら23時半でした
テントから顔を出してみたら、月がとてもキレイ
あまりに明るくてビックリしました
ライトいらねーじゃん
Imgp2528a おしっこでもしようなかなと思いましたが、全く気配なし
考えてみれば横尾でトイレ行ってから、一度もおしっこしてないし
こりゃ完全に脱水症状起こしてるな
そんな事考えてたら寝れなくなってしまった
すると急に風が吹いてきて、テントがバタバタし始めました
「うるせぇな」と思いながらも仕方ないので横になってましたが、段々風が強くなってきて、Imgp2535a ちょっと大丈夫って感じになってきた
周りも人が出てきて、ザワザワしてる
俺も外に出て、固定の紐などを再確認
Imgp2533a 1時間以上はバタバタいってた気がする
いつの間にか寝ちゃって目を覚ましたら5時半だった

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9/20~21 涸沢~北穂高 ①

2013年09月23日 | アウトドア

Imgp2589 前回、八ヶ岳で縦走を成し遂げたということで、今回はいよいよ北アルプスに挑戦です
今回のルートは上高地からスタートし、涸沢で1泊
2日目に北穂高に登り、涸沢を撤収して横尾山荘まで下って1泊
3日目横尾山荘から上高地に戻る予定です
Rute3_2 まずは約8時間かけて涸沢へ向かいます
この季節、紅葉が美しいことで有名な場所です
涸沢ヒュッテと涸沢小屋という山小屋があり、僕もそこに泊まりたいと思ってましたが、予約が一杯でダメでした
まぁ軽く予想はしてましたが
そこで今回はテントを持参し、いわゆるテン泊します
いつかこの時が来ることを予想して、昨年テントを買って用意してました(詳しくは2012/12/23を参照 http://blog.goo.ne.jp/mekabu1173/d/20121223
Imgp2470 しかしテ泊するとなるだけで、テント+寝袋+エアマット+防寒対策が必要となり、大幅に荷物が増加します
60Lのリュックに収まらず、荷物は約20キロとなりました
これが後ほど様々な葛藤を引き起こすこととなります
Imgp2415 19日の夜中出発しまして20日朝上高地の手前、沢渡(さわんど)という所に到着
ここに車を停めてバスなどで上高地に入ります
沢渡に着くや、オッサンがてを振って来て駐車場に誘導されました
気が付けば、そこら中に駐車場があります
たまたま僕はこのオッサンに引っかかっただけのことでした
どこに停めても1日500円
2泊3日の予定を告げて1500円支払いました
ここからバスで1200円かかりますが、ここにタクシーが待っておりオッサンが「1000円で上高地まで乗せていくよ」と言ってきます
「いいよ、バスで行くよ」て言うと、「なんで?今バス行っちゃたしタクシーの方がお得だよ」って食い下がってきます
Imgp2417 そこにまた3人やって来てほら「皆乗って」と半ば強引にタクシーに乗せられてしまいました
が、結局タクシーの方が早く20分足らずで上高地バスターミナルに到着
費用も200円お得でした
ここがスタート地点です
上高地バスターミナル(約1600m)朝6:45出発
15時、涸沢到着を目指します
Imgp2418 100mほどで河童橋があり、梓川に沿って散策道を奥に入っていきます
Imgp2421 川はやたら綺麗です
1時間ほどで明神館に到着
Imgp2427 その辺をカモシカがウロウロしてました
公衆トイレで用を足してまた出発
Imgp2450 気温は8~10℃程度
ほとんど日陰の中を歩きますので快適です
Imgp2443 さらに1時間で徳沢ロッジが現れ、テントサイトが見えてきます
Imgp2444 徳沢園でまた一休み
生ビールが800円で売ってます
飲もうかと思いましたが、まだ8:40
まだまだ先は長いので止めておきました
Imgp2438 さらに梓川にそって奥へ進み10:10横尾山荘(約1620m)到着
Imgp2453 3時間歩いて、ほとんど標高は上がってません
一応2日目はここでテン泊する予定の場所です
Imgp2460 テントサイトや公衆トイレ、水道などをチェックします
テン泊の申込み場所は、横尾山荘の中にありました
Imgp2457 外にあるデカイ看板には周辺の登山ルートが出てますが、あちこちに付箋が張ってあります
分かりにくいですが、最近あった事故が書かれています
ざっと見ても3人くらい死んでるようです
「お~怖~ぇ」
とりあえずベンチに座って、持参したおにぎりを2個食べて一休み
Imgp2466 ちょいちょいカワイイ格好の山ガールを見かけますが、正面に回るとおばちゃんです
全くテンション上がらずImgp2456

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