銀の人魚の海

日々の思いを好きに書いています。映画、海外ドラマ、音楽、本。
スヌーピー、ペコ、NICI、雑貨グッズ画像。

トゥルーグリット~コーエン兄弟?

2011-04-01 | 2011年鑑賞新作映画
ジェフが出るので「英国王~」よりこちらを選択。

武蔵野館、水曜、2つの映画ともに満席だった。

コーエン兄弟なの?という映画で、指がチョント切れる、など、ほんの少しそうかな~
はあったが、言われなければわからない。

ジェフはアルコール依存役が連続しているね。
彼らしいけど。
若い時「恋のゆくえ」も、そうだったし。

すっかり、むさくるしいおじさんになったが
ここでは、きりっとするとこはする保安官を演じている。

14歳の少女が主人公の話で、彼女の存在感が大きいが
私は、あまり好みの子役ではなかった。

好きなマットも出た。
こんなとこにもと。
西部の服、ヒラヒラがついたスウェードのを
映画では久しぶりに見た。

あのヒラヒラはぬれても乾きやすいからだそう。

もう少し盛り上がりがあれば良かったかな~

というのも節電で空調が悪く暑い、半そででいいような空気。
空気に敏感なので、なんとなくどんよりした館内で眠くなったせいもある。

これは仕方がないが、そんなわけで、いまいち、しっかりみられず。


地震後初めての映画鑑賞だった。

良かったこと。
予告。

ミハルコフ「戦火のナージャ」がもうすぐ公開される。
これに久しぶり、オレグ・メンシコフが出ていた。

ミハルコフの娘がヒロイン役ナージャ。

150分、長い。主に小さい館なので、空調どうかな?
見たいけど。

ソウル・キッチン~楽!!腰痛映画

2011-02-24 | 2011年鑑賞新作映画
昨日は仕事はお休みをとったが
夫の通院送迎などあり朝からバタバタだった。
でも、午後、渋谷へ映画へ行けた。

面白かった!!

3年ぶりくらいに笑え楽しめた映画。

Fアキン監督は4作位見て、すべて好き。

合っているのだろう。

3つの賞を36で制覇とある。
賞はともかく才能あるなと再度、感じた。

アキン監督の好きなところは、現実的であること。
どの映画もリアルさが、しっかり存在する。

それも甘いリアルさではなく真がある。
この話もバカさもあるが結果、そうだった。

ハリウッド映画ではない物語。

ほんの微かに、お笑カウリスマキ系かな~

監督はトルコからドイツへの移民なので、
現実をしっかり見て育ったのではと感じる。

冒頭、弟がハンブルグのソウルキッチン(魂のレストラン)で
冷凍食品を、いい加減に作り、あげたりするシーンから
そのチープキッチンにくすくす笑える。

日本の居酒屋でも、れいとう、多いはずだが
こんな風?と思ったり、安いから仕方ないよね。

爆笑ではなく、すべてキュートに笑えると言ったらいいのか・・

10名くらいしか鑑賞者いないので好みがあると思うが・・

60代のおじさんは60分くらいで退席。
携帯ばかり見ていていマナー悪い。

私は笑え100分楽しめた。

幾つかのグッズも効いていて楽しい。

まず弟の携帯、着信音が誰かの音楽だそう、何回もなる、
でるかでないかで迷う彼。

兄モーリッツ・ブライプトロイ、覚えられない
(「ES」のあのドイツ人)の金の十字架ネックレス。
キザそのものだが何故かとても大事にしていて信仰?

天才?シェフの包丁、マカロニウェスタンのように鋭く決まる。

物ではないが腰痛も大きなエピソードで、この痛みがなければ
この作品は評下がったかな~
ちょうど夫を整形外科へ送った日なので、余計にタイムリーと感じた。

腰痛の治し方も、あのアラブ系トルコ人か?おやじのすごさに笑い。

治ることで現実が変わり、そこから未来~となるので
腰痛の方へのお勧めかも(^_^)

笑えたのは火事のシーンも。
うまいな~
どうってことがないが、どんどん火があがり、
その消し方も、え!そんなでいいの水かけたら~

でも燃え、彼らは去る。

ジュリーデルピー似の富豪の女性の存在は
何で知り合ったの?を想うが、彼女の存在も効いている。

ラスト、話を聞いてくれ、お金を出す行為、
監督も助けられた経験があるのではと思うようなシーン。

かなりの額、彼女もいい人だった。

ここに出る人は、皆、とても個性があるが本当の悪者はいなかった。

ウドキアーが3シーン位出ていた。

音楽もジャンルを問わず満載できっと好きな曲なのだろう。

ラストはやっと生活も落ち着きクリスマスの季節。

どんなディナー?と思ったら、こうくるか、だった。

なかなかやるじゃない、弟。
幸せになれるかな?
兄も・・

腰痛に注意しようね。

余談。久しぶりに渋谷へ。住んでいるのにめったに行かず。

ライズは、もう1つしか上映していないと知る。

パルコ辺りもだんだんさびれてきたし、
渋谷は変貌の段階にきているのかもしれない。

ライズは駅から遠く元々クラブだった建物を
無理に映画館にしたから、見辛いこともある。

そのうち閉鎖になるのだろうか?

ヒアアフター~立花隆の世界へ 

2011-02-20 | 2011年鑑賞新作映画
イーストウッドがまた来た。
他に見たいのもあまりなく
ピカデリーのポイントが2月までなので行った。

ふざけて簡単にいえば、
立花隆の臨死世界+来生でも恋をしたい80歳おじさま話。

監督らしい映像で3つを巧につなげるあたりはうまいなと思うが
臨死体験って、どうなの。

これを、どうとるかで評価がわかれるはず。

冒頭、いきなりあのパニックはスピルバーグ製作らしく
それは、後半あの地下鉄のシーンでもわかる。

冒頭のパニック後の光の世界は「Xファイル」みたいで
そういえば「Xファイル」にも、偽霊媒師の話があったことを思い出す。

光がぼんやり~人が見える、声が聞こえる・・など
インチキ霊媒師は米では多いみたいね。

私は死後の世界は誰もしることはできないと思うので
臨死という言葉があることも、わからないから、それはおいておく。

この映画はラスト結局、恋へつながるので
監督はちょっと変わった人の恋を描きたかった?

女性大好き、高齢でも子供を作れるおじ様。
ハッピイなラストで、ほんわかする感じは80歳になったから。

いつまでも死んでも次の世界で恋をしたい、女性といたい願望?

イーストウッドは「ローハイド」からで、大変な時期もあったのだろうが
どちらかというと苦労、悩みは少ない人生なのでは・・

英、仏、米と3つの国をうまく結び風景の撮り方なども
これまでとは違い、米国だけのセンスではない物を感じる。

先日、「本」で双子の事をかいたが、ここでは本当の双子子役が出るが
可愛くない。

死んでいない彼女が本を出すが、死んでいないのよ、と。

死んでないのだから死ではない、あくまでも自分のイメージの死でしかない。

死は誰にも見えない、と思いつつ、ヨーロッパの国も舞台になるので
マット君「ボーンシリーズ」を想ったりする。

ディッケンズは臨死に関する何かを書いていたの?
あの朗読は何の本?

BDハワードはエンドクレジットで、あ!そうか、と。
シャラマンの人魚?役から、こんなに代わり女優は化けられるを痛感。

インチキ霊能力者が多くいて稼いでいるシーンは
「Xファイル」と似ていた。

イーストウッド、次作もある?

もう、あまりとらないで最後の恋を楽しんでいた方がいいかもしれない。

すこしそれるが、マット役のような人は現実にいる?

統合失調なら幻覚があるから霊媒師と間違われる可能性もある。
彼は他は普通の人だけど、毎日朗読を聞いて寝る。こだわりがある。
不眠もあるよう。

~統合失調症という病名をつけられ薬漬けか、がまんするかを
選択というセリフがあった。

精神科系からみると、~だから、こんな症状もでることも多いだろう。

微妙なラインだと思う。

幻覚の一種だとしたら病気もありで難しいテーマでもある、と今
書いていて思う。

いろいろあっても、少年は母といつかうまく暮らし、
あの大災害からのがれたキャリアの女性とは
ハッピイエンドと見れば、純粋な恋、運命の出会いの恋物語で
いいのかな・・

ソーシャル・ネットワーキング~友情と会社

2011-01-28 | 2011年鑑賞新作映画
ファンチャーは好きな監督。
彼の映画はどれも、切なさ、少し(多い時もあり)暗さがある。
「セブン」は、真実、切ない哀しい、いいようのない物語だった。

これもそうだった。
全体に色彩が暗く、これほどセリフが多くテンポもいいのに
どこか哀しげで儚い印象の映画だった。
2時間、面白かったが、賞を多数とれる作品かな?とも。

ネット映画という評があるが、私はスクール物として見た。

一番これ!と感じたシーンは、PCをたたきつけるカット、
フィンチャーがネットに関しどういう思いでいるのかは
知る限り雑誌などに書かれていない。

48歳の彼はPCを壊したかったの?

ハーバードのエリートたちのスクール、青春物である。
PC、ネットが表には出ているが、結局、友情、恋、裏切りなど
昔からある定番の悩む若者たちの姿でもあった。

マークはもてない、というが、そうなの?とも思える。
冒頭の会話は、ちょっとだが、彼だって、普通の頭のいい若者だと思う。
今の若い子って、ああいうタイプはダメだめなんだ~~

双子は早慶レガッタみたい?名門ボート部、195センチ、100キロって(^_^)
それをいうだけで笑えるが、皆、頭はいいが幼く、ネットに飛びつくのが普通の
若者たちだ。

かなり依存している学生も多そう。

ボート部の英での試合後の祝賀会は、古い時代を表現していて
音楽はクラシックがかかり、監督は古さと今、現代を交流させたかったのか?

双子の父は富豪、いかにもハーバードにいそうな息子たち。

マークはその逆で、彼もまた、いそうな学生だ。

あっという間に億万長者になれる現代の米。

あのあやしい男、ショーンも知らなかったが凄く儲けているのね。

薬もやってるみたいだし。
あれだけの音量のクラブにいられ話ができるって!
考えられない。

おばさんには、遠い世界だったな~
24時間PCの前なんて、1時間でも疲れるから。

女性では米では、はいてすてるほどいる弁護士2年目の彼女が印象的。
知的で綺麗な人。

今の10代、携帯、ネットが普通にある彼らが、30代になった時、
20年後位、世界はどうなっているのだろう、とふと思う。

ネットがどれほど進化しても人は死ぬ、恋もするだろう。
SFの世界にはならない。

監督は、その現実を冷静に撮れた。

フェイスブックは子供の友人二人がやっていると聞いたので、どうなの?と。

実名で写真も出してるから、やりにくさもあり、それほど使っていないらしい。

それでも5億?登録だけの人も多いだろうな?
私もミクシイは、今は見るだけになった。

ラスト、マークがエリカ(彼女は「ミレニアム」のリメイクに抜擢)
に送信する、こんな感じで、付き合いたくない人から見られている
こともあると子供の友人は言っていたと。

そうだろう。

フェイスブックで何かとても役立つことがあるのだろうか?

私はブログを持っているが、これは気晴らしの趣味、記録でもある。
PCも日に1時間以内、携帯も連絡のみ1250円位、
PCでのゲームもしたくない。
それなら本を読みたいなどしたいことがある。

雑誌によると、3人の主演若者は、フェイスブックはやってないと書かれていた。
そういう若者がいてもいいし、依存してもいいし、今は選択肢はいろいろだ。

アナログが好きでもいい、これは現代のIT系、1つのアメリカンドリーム
なのだろう。


余談。
ハーバード大と言えば、昨年かに書いた、私の生涯ベスト1の
仰天離婚カップルの夫は東大卒業後、ハーバードへ行き、MBAを取得した
ことを思い出した。

彼はその後、28歳で結婚し3人目の子が2歳になる前に電撃離婚をした。

あの夫も、この映画のような講義を受けたり校内を歩いていたのか?

弁護士の資格を持っているがベンチャー企業に就職した彼、
似ているところもあるかなと少し想ったりした。

●ネットの歴史を少しだけ。

90年代前半~PCでの電子掲示板が流行。

95年~ネットの一般化、IEが登場。YAHOOも。

96年~日本でのネットの一般化。
ヤフージャパンができる。

98年~グーグルが登場。

99年~モバイル通信の一般化。ドコモがIモード開始。

00年~グーグル日本版。

02年~ブログが流行。

04年~ミクシイなどSNSが流行。
フェイスブック創業。

05年~ユーチューブ。

06年~ツイッター。
フェイスブックの一般化。

07年~Iフォン発売、日本では08年。

10年~スマートフォン流行。

私は妹がPCを買った97年あたりに様子を聞き
99年頃に買ったはず。

携帯は、子供との連絡のために買った。
もう16年位。
ずっとドコモ、割引率高く連絡しか使っていないので安い。
携帯も今度変えるならスマートフォンになるのだろう。

どんどん進化する?それとも?

アンストッパブル~単純さと凶器、楽!

2011-01-10 | 2011年鑑賞新作映画
連休なので1本はと「雨傘」でもいいが、「白いリボン」が前だったので
ご楽作へと、これに決める。

Tスコット、画面に場所、時間がチャチャチャと出る、いつもの演出。

ペンシルバニアからオハイオへ列車は暴走する。

貨物列車会社の仕事話でもあり、
幹部との戦い映画でもある。

彼の映画は画面が動く、回る、カット多なので疲れるのを覚悟で行ったが
これは、それを超え楽しめた。

どうやって停止をで、観客をひっぱった。
暴走する列車姿を見ていると「激突」を連想。
人はいないが、時に物は狂気、凶器となる。

1つのミスが、いくつか重なると、こういうことになるは
私でもある。

危険を含んだ仕事では1つのミスで、死にもいたる。

この仕事を知る機会になった。
なかなか大変な仕事だと思うが、日本だと日通あたりがしているの?
米は広いから、多数の会社があるだろう。

列車を車で追うロン毛の彼、運転もうまい!
レーサーにもなれそう。

デンゼルの娘二人もきゃぴきゃぴしているが
妻が40代で癌で死んだ家族という事情がある。

クリスの家族の事は、多少わかりにくかった。
何故、すぐ息子と接見禁止になるのか?

銃をだしたなどがセリフがあったようだが、裁判になってるなんて?
米は何でも裁判にだからありだろうが、ま、そのあたりは
パスしていい。

管理のあの女性上司も、なかなかやるな!
この危機、重圧に負けず頑張った。

ブルーカラー中年と若者の人生最大の賭け。