BS録画、何回も見ている。デジタルリマスター版。画質はほぼ問わず。
デンマーク87年、ガブリエル・アクセル監督、
ステファーヌ・オードラン。ちくま文庫原作。何回見ても面白くユーモアがある。
純愛もの~姉に恋した将軍はむなしい、虚無感がいっぱいと晩年いう、
晩餐会に招待された)神のご加護をセリフが多い、宗教ものでもある。
後半の妙な夢シーンはいらないかな~
105分のうち、初めはナレーション付きシーン、20分くらいか?
1871年、9月、デンマークの海沿い、村。貧しい地域。わらぶき屋根
貧しい村に、神父の娘、姉妹二人、求婚されても父の教えに従い、独身を通す、
神を信じ、村の人を助ける質素な生活をしている。
そこへ、パリコミューンに家族を殺されたバベットが来て、行く場所がない、
もう死しか~姉妹は一緒に暮らす事にする。
お料理が大得意、食事をバベットにまかせると、生活費が少なくなるほど。
バベットが来て長い時が経つ頃、パリから宝くじ当選の手紙がき。
1万フラン!それを何に使うのか?姉妹はバベットはパリに帰るのではと思うが、
亡き神父生誕100年か?の晩さん会費用を私が~と・・
バベットシェフが大活躍開始、パリから材料を取り寄せ
素晴らしいお料理は、招かれた将軍もうなるほど絶品だった。
田舎でもオーブンがあるは、さすが!彼女はかつて、パリの一流店のシェフだった。
食器から、ワイン、シャンパンまですべて超一流。
海は美しいが自然は厳しい。魚は干して保存していた生活の中、村の人は驚きつつ
食事をする。ここでのセリフが楽しい。
当時の1万フランはいくら?調べたがよくわからず、1フラン千円、としたら
10人位のお客、バベットはすべて使ったというが、まさか!
費用300万くらいならわかるが・・1フラン、500円以下?
パリコミューン。普仏戦争後、パリ革命自治体、バベットの夫、子供は
彼らに殺されたと思う。2か月くらいで鎮圧されたコミューン。
ピアノシーンもあり、1年位なら、本、ピアノがあれば住んでみたいと、一瞬思う。