銀の人魚の海

日々の思いを好きに書いています。映画、海外ドラマ、音楽、本。
スヌーピー、ペコ、NICI、雑貨グッズ画像。

ベニスに死す

2018-07-19 | た行~は行  旧作映画鑑賞 
ヴィスコンティ、久しぶりに録画、再見。
71年、もう半世紀近く前になる。
130分。
音楽議論シーンは別にし、これほどセリフが少ない映画はあまりないかも。
視覚だけで魅せる映画。

映像とマーラーのシンフォニーで創られている。
彼をモデルにして映画化しているが、原作は小説家らしい。

美しい映像は時に立体的でもあるが、水シーンは滑らかさもある。
映像だけでここまで描写できたのか…
今更ながら驚く。

メイクで若くなるシーン、今見ると、笑えるメイクでもある。
そして今なら少年への、ひっそり中年男ストーカーの物語。^_−☆

原作がTマンだったとは…
精神議論のあたりは感じた。

まさにヴィスコンティ独特の耽美が存分に発揮された一昨。

英のDボガードは、昔、割に見ている俳優。
初めは舞台美術スタッフからだったと知った。
できごと、召使い、愛の嵐、唇からナイフ、ダーリングあたりか…

ナイロビの蜂

2018-07-06 | た行~は行  旧作映画鑑賞 
録画、再見。

05年、Fメイレレス監督。Wサレス制作。

レイフが若い~妻役がレイチェルワイズ。

製薬会社と国と医師の不正を暴く物語。

舞台はケニア、ナイロビ。極貧の現実。

実際、アフリカでこのような方法で、薬が試されていることは
現実だと感じた。

昔、薬の治験方法に少しかかわったことがあり、
その時の事を思い出した。

レイチェルふんする妻が、妊娠中、出産後も家族より、正義へ進み
行動する心は、疑問をもつが、志はわかる。
ラスト、この形で幕は、ちょっとと感じる作品。

夫も強くなってほしかったが。
この選択を選ぶ気持ち、もわかる。

メイレレス監督は、02年、シティオブゴッド、を見ている。
良かった。
あとは?

ブラジル、サンパウロ生まれ。

ロシアW杯期間、アフリカ大陸の国は
モロッコ、チュニジア、セネガル、エジプト、ナイジェリア。

モロッコは去り、セネガルが月曜、日本と対戦する。

ドクトルジバゴ 追記

2018-05-12 | た行~は行  旧作映画鑑賞 
10日に少し書き、やっと200分見られた。
何回も見ているので残っているシーンが、いくつもあった。

BS放映での感想、ネットに出ているか?と、
フィルマークスを見たら、若い方がけっこう書いていた。

ヤフーは、あまりいない。

この二つの映画レビューサイト、フィルマークスの方が見やすい。

追加、感想。

最後に捕まるならと、ラーラと彼は、ベリキノの家に行くが
雪で覆われている状態。

それでも他に行く場所がないから、わかるが~
食料はどうしていたのか~
1回、食事が映る。

一皿だけ、子供、カーチャもいる、
残っていた食料があったのか、

缶詰とか?
やや疑問、つっこみ。
暖房はどうしていたの?
マイナス20度はあるでしょう。

毛皮の敷物だけでは、凍死しそう。

そしてユーリの妻と娘はパリへ行ったというが、
どうなっているのかは全くでないこと。
長い映画だから、入れてもいいのに。

これも不満。

小説がつまらない、と書いている方がいた。
そうなのか~( 一一)

混乱の中、スタイガー演じるコマロフスキーが、
生まれたユーリとの女児トーニャ(ユーリ妻と同じ名前)の手を放してしまい、
少女は孤児院へとなる運命。

コマロフスキーはラーラだけが大事だった男性なのね。
それでも、ベリキノから逃げなければ、ラーラ母子は殺されていた運命。

彼の力があってこそ、ユーリの子も産め、歴史はつながっていった。

ベリキノでもう7、8歳くらいだった、
ラーラと夫の子供はどうなったのか~それはない。

医師、ユーリは真面目そうにして詩人でもあるが、
実は、コマロフスキーとそう変わらない男性でもある。

愛人であるラーラと妻トーニャは、一通の手紙で向き合うことになる。
男より断然女性が強い映画と今回感じた。

運命というものを強烈に感じる人間模様。

この年のオスカー作品賞は、
明るい未来がある、サウンドオブミュージックだった。

この映画も、共産主義の世界、
成長したユーリの娘を通し、少しだけ未来は見えるラスト。

ドクトルジバゴ

2018-05-10 | た行~は行  旧作映画鑑賞 
録画したドクトルジバゴ、何回目かの鑑賞。
分けてみている。
wikiで調べたら、原作はノーベル賞作家だった。

『ドクトル・ジバゴ』(Доктор Живаго, 英語: Doctor Zhivago)は、
ソ連の作家ボリス・パステルナークの小説。
1957年出版。ロシア革命の混乱に翻弄される、主人公で医師のユーリー・ジバゴと
恋人ララの運命を描いた大河小説。
「戦争と革命の最中でも、人間は愛を失わない」内容でノーベル文学賞を授与された。

妻とララの、別の場所、時期でのアイロンかけのシーンがポイントになっていると、
今回気がつく。

みていて重いアイロン、なぜ、そこまで綺麗にシワを伸ばさないといけないの?
手をぬけばいいのに^ ^
アイロンがけから、ユーリは二人の女性を感じるのね。

若い頃は大河ロマンとして物語を追い見て、男女の心の機微などは、余り考えずにいた。

四十代以降、中年になってみると、ユーリは何と身勝手な男と思う。
詩人で医師という当時としては変人と言ってもいいか?^ ^
頭はいいが現実を見ない。

レジスタンスに、妻子持ちだが、町には愛人がいる、と指摘され拉致されるのも、仕方ないね。
*\(^o^)/*
臨月の妻に嘘をつき、愛人に会いに行った帰りに拉致だもの。

なので、私がこの長く寒い物語の中で魅力ある男性は、ロッドスタイガー演じるヴィクトル役となる。
今回も見ていてそう。

200分映画の雪、厳寒を思うと、シベリア抑留から帰還できた方の苦悩が少しだけわかる。
米、イタリア合作。
日本では66年公開。
撮影の一人はNローグ。
ロシアでは94年、やっと公開。
まだ最後までは見ていないので、また書けたら。

花とアリス 感想3 パンフも

2018-04-28 | た行~は行  旧作映画鑑賞 




花とアリス、続き。三回目。

まず前にかいた携帯のない時代というのは、スマホのこと。
高校生、ガラケー時代、皆が持ってる感じはなかった。

離婚した父とのデートシーンが好き。
うまいな〜セリフなしにし、切り取ればCMになる。
鎌倉付近?父と和食、個室、高価なお店。父役は平泉成。
高校 入学の話、制服は?
セーラー服、着てくればよかったのに〜
いやらしい、とアリス。
お祝いに、万年筆を父は贈る。
万年筆についての、うんちくを、ごちゃごちゃ。

今は使わないね。あまり。
先日、ある七十代の方に、大事な書類をかいてもらった時、おもむろに万年筆を出し〜太めの字で…ということがあった。

アリスは父と和カフェへ。
あんみつセットを、父はところてんを頼む。
あ、私もところてん、と。
父は嫌いだったのに、
昔のことだよと。

父は手品もできた!
久しぶりに会う父子会話が自然。

橋の上で2人は携帯を拾う。
アリスが話すが通じない。

相手は中国人みたい、父が変わり、中国語でうまく対応する。
アリス、父を見直す感じ。
この父と相田翔子が元夫婦か^ ^
商社マンかもね。

帰り二人で電車に乗り、アリスは、今度いつあえる?

父は、また連絡する、メールする、というと
アリスはいやらしいとかえす。^ ^

父は先に降り、中国語を何か言い手を振る。
アリスは名残おしそう。

2人は目を合わせながら電車で離れていく。
アリス、さびしそう。

父はホームでネクタイを締め直し仕事モードへ。

このシーン、何度みても、ちらっと涙が出そうに…
四十代からいろいろあり、映画見て泣くことは、ほぼなくなった。

たまに数年に一回少しだけ。
この父子のサラッとした駅での別れ、次はいつか、会う日はわからない。
いいな〜

初めに戻り、冒頭、駅のシーン、漫画家の名前などの駅、ホーム。
あそこに、この父子シーンはつながる。

冒頭シーン、岩井監督、宮城出身、田舎の駅イメージ?
架空の駅?
彼が育った町、青春の幻想、空想なのだろう。
こんな風に過ごしていたのかも。…という。
父の中国語
手品のトランプ、ところてんは、アリス、花、宮本、三人の後半シーンにつながった。



ワンシーンキャストたち。
テリー伊藤、叶美香、阿部寛、伊藤歩、大森南朋、その他気がつかない人もいたかな〜
久しぶりに、日本映画じっくり再見した。

花とアリス 続き

2018-04-24 | た行~は行  旧作映画鑑賞 
花とアリス、続きを少し見る。
岩井は真からフィルムの監督と思う。
彼の映画から演劇など、生の人間感は感じられない。

もしかして、W杯が近いから岩井俊二映画を?

かつて、岩井が撮った、日韓W杯映画、
六月の勝利の歌を忘れない、DVD持ってる、ふと思った。

アリスの家の散らかり放題^ ^に笑
これは散らかっているの?
趣味グッズを適当に置いているの、母子家庭だが、お金ありそうな母子、
グッズごちゃごちゃ、絵にはなっている。
*\(^o^)/*
2人にしては家広そう。
散らかるのわかる。
この感じに比べたら我が家は、まだ、マシと思いつつ見る。
アリスは、すき焼きを準備し母の帰宅を待つ。

私は全く知らなかったが、母役、相田翔子は以前、
ウィンクというデュオの一人で、かなり前に紅白に出たと家族が教えてくれた。
その後、司葉子の息子と結婚したかも?と。
そうか。知らない人。
阿部寛がワンシーン、相田の恋人役で一緒に出る。

この映画、キャスト、ワンシーン出演が多い気がした。
日本人俳優の名前、顔は見てても不明が多い。
キザ男、^ ^大沢たかおがでるのは、この後、最後のあたり。
アリスと離婚した父のシーンが大好き。
それは明日以降に。

花とアリス

2018-04-23 | た行~は行  旧作映画鑑賞 
録画した、花とアリス、初め、少し見た。もう14年前か…

2人がセーラー服で歩く、走る、階段を登る、砂浜で飛ぶ。
初々しい。
ホームシーンがいい。
漫画家の駅名が映る。
ロリコン監督^ ^と思う瞬間。

思い出すこと。
蒼井優が、セリフを大きな声で言ったら、
監督から、小さい声でと言われたこと。

木村多江がバレエの先生だった!
今と大きく違わない容姿。

二時間を超える作品。
高校生、携帯がない時代、見ていて昔〜と言っても14年前〜
はこんな風だったのね、携帯がないと人、生徒の表情が見えやすいというか、
何と言ったらいいか、今と大きく違う学校の光景。

この映画、何回か見、ここへも書いていて
とても好きなシーンがある。

初めにかかる音楽が自然で心地よい。
音楽も監督担当。

CMからの監督と思っていた岩井俊二を調べた。

昔はプロモーションビデオ、今はミュージックビデオというの?
88年、桑田佳祐を撮ったのが初。
25くらいの時。
ミュージックビデオの数は多数。

そしてCMも90年代から多数。
NTT、日産、ソニーなど大企業、
パナソニックのレッツノートも。

レッツノート、いつも読んでいるブログの医師、
家族の先輩も愛用、高いパソコンね。

残りは、ゆっくり見ていこう。


光る眼

2018-04-13 | た行~は行  旧作映画鑑賞 
Jカーペンター監督が、有名SF作家の、呪われた村、を映画化。
95年。
三回見ているか?
分けて鑑賞。

何と無く記憶していた。
Cリーヴが真面目な医師役。
Mハミルが牧師役。

住民が全員、六時間昏睡状態になる。
なぜ六時間かは?^ ^

そして全員、何も知らず、むくっと起き上がる。
普通の生活に戻るが、女たちは全員妊娠していた!
出生率上がる!^_−☆
日本でもあって欲しいという政治家いるか?
バージンで妊娠もいる。

村中、同時妊娠。
いかにもでしょ。

生まれた子は銀髪、皆、同じ行動をする不気味な存在となる。

目がピカピカ!!ピピピ…
見つめられると…

SF小品エンタメ。
意外な感じで出演している
医師、牧師役の二人の男優。

銀髪の子達が歩く姿、もし町にいたら。。見つめないでね。

追憶

2018-04-08 | た行~は行  旧作映画鑑賞 
BS録画、追憶、シドニーポラック監督。
74年公開、この映画、保存版もあるが放映されると、
ついまた録画し見てしまう。今回も分けて見た。
傑作ではないが、テーマの歌が流れるのを聴きたくて、
レッドフォードとストレイザンドの関係、セリフも何となく見てしまう。

何回も見ているが彼が!
Jウッズだったんだ*\(^o^)/*今頃。
そうか…
2人がお料理を作り、生の野菜をかじるシーン。

妊娠し出産前に別れを決める、米でも当時は少なかったかもね。
そんなところは、先を行っていたカップルだったかも。
初めと終わりのシーンが好き。

チャイナタウン その悲しみ

2018-04-01 | た行~は行  旧作映画鑑賞 
気がかり多い二日目、気分転換に、録画、分けて見ている、
ポランスキー、彼自身も脇で出ている、75年、チャイナタウン、を15分見た。
30年代ロスが舞台の政治的ノワールとかぞくの秘密。
ホンはオスカー受賞、見るたびにいいと思う。

ダナウェイとニコルソンの、2人の緊迫感ある会話、
本当のことを言え!と迫る彼に、娘で妹、というダナウェイ。

これを思うと、今、世界で主に女性が訴えている、
セクハラ、パワハラを何倍も超えている!
キツすぎる性的虐待も世界にはある。
悲しいが。
昔、欧米は父子相姦、日本は母子相姦が多いと言われたが、今はどうなのか?
日本は母と息子密着が多そうなので、
変わってないか。

チャイナタウン

2018-03-26 | た行~は行  旧作映画鑑賞 
夜、20分位、録画した、チャイナタウン、を見た。
何年ぶりか。
この映画ミステリと家族の秘密映画、ポランスキーの中でも好きな一作。

初め探偵事務所からだったのか、ここでかかる音楽がいい、
クレジットで、Jゴールドスミスと知る。
その後のピアノの小さい音楽もうまい。

哀しく奥、闇がある物語。
Jヒューストンも出演。
いつ見終わるか^ ^
数日かかりそう。

羊たちの沈黙 追記

2018-02-07 | た行~は行  旧作映画鑑賞 
先日書いた、羊たちの沈黙、追記。
若いジョディ一人での捜査もおかしいが、さらに考えると、
犯人の家の深い井戸?四メートル以上あるか。
あそこに誘拐した女性を入れるのってどうやって?

落としたら大怪我してしまう。女性はしていなかった。
長いハシゴをかけ、脅して降ろすくらいしか考えられない。
ハシゴ、なかったな…(−_−;)

何人も誘拐、あの深い穴に入れておくって一人では、なかなかできない不自然さを感じる。

誘拐といえばWワイラーの「コレクター」はよくできていた。
田舎の家、近くに人家は少ない場所。
半地下だったか、Tスタンプ演じる犯人が綺麗に飾った1LDKくらい、そこへ閉じ込める。
これはできる。

ラスト、犯人逮捕、誘拐された女性は無事に徒歩で!犬を抱え出てくる。
ストレッチャーに乗っていない。
衰弱しているだろうし、少しは怪我もあるでしょう。
救急隊員はいた?

白い犬は犯人が飼っていた犬、証拠品だから鑑識へ回す物となる。
それをだいているというのも、おかしい。
捜査、逮捕時シーン、突っ込むと、お粗末ではないか。原作がそうだから?

羊たちの沈黙

2018-02-04 | た行~は行  旧作映画鑑賞 
羊たちの沈黙。
91年、ジョナサンデミ監督。

民放BSでカットが多そうだが久々、何日かに分けて見た。

原作がある。FBIまだ訓練生のジョディが、
一人で危ないかも場所へ行き、
ラスト、あの撃ち合い!、危険過ぎおかしい。

あのシーン、彼女はまず外へ出て応援の電話、依頼をすべき。
もし殺されたら、犯人、誘拐女性も全くわからなくなる。
大いなる疑問。

日本では刑事でも二人でしょ。
海軍捜査官ドラマ、NCISで、FBIもたまに一緒に捜査するが必ず二人一組。
連邦捜査官の鉄則が崩されている。
お話としては面白いが、捜査の方法がおかしい。

アカデミー生女性が、危険な所へ一人でなんて!
オスカー、作品賞など幾つかとっているが、
そのあたりは納得できないと今更ながら気がつく。