銀の人魚の海

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経済思想家 斎藤幸平 脱成長への葛藤

2025-01-15 | ドキュメンタリー NNN、Nスぺ、ガイア、BS世界のドキュメンタリー~など

BSスペシャル深夜放映。斎藤幸平、気になる学者。

本、1冊読んだ。「人新生の資本論」は難しそうなので未読。

50万部売れている。

『初めにこれを見て考えたことをかこう。

ドイツとの比較、日本は人口密度が高く、都市部密集国。

そんな国もある。人が多いと環境も差が大きい。

能登地震豪雨後の今、

まだまだは米のハリケーンと同じとみて思った。

超高齢化はどうするのか?成瀬~みたいに姥捨て山(^^)/

ビーガン食。ひまわりの種を調理していた。

これに化学物質、添加物入りならかえってよくない。

知人に昔からビーガンがいる。肉類を食べないと、現実的に

体がどうなるのか?人種により違うと感じる。子供時から食べて

いれば大丈夫なのか・・

脱成長。日本ならリニアは絶対必要ない。

スマホも進化しなくていい。

IT機器もこれ以上なくてもいいと思う。

AI、私は興味はない。

余談。6日に書いた、ドキュメント卵家族、

ではケージ飼いより、平飼い飼いの方が、鶏にもいい。

費用、人手も少なくてすむ。これは発見だった。

広がれば価格も下がる』

〇斎藤は昨年からドイツで1年研究中。

妻ともにベルリン在住。

米の大学時、ハリケーン後、ボランティアで貧困層は

家もなく食事もできない状態が続いていた。

大学3,4年頃。その後リーマンショック。

日本でも年越し派遣村、最低限の生活さえできない。

補償されていない生活の人たちを見た。

大学院はドイツ。マルクス(1987年)生まれの研究を。

多数の文献を読み、マルクスはAがダメならBへと書いている。

例えば畜産、肉をたくさんはダメ、環境と動物をどう考えていくか?

牛は飼料も多い。斎藤は牛は食べないという。

価値観を変える。新しい生活のヒントを得た。

ドイツではビーガンが増化。牛は環境負荷が大きい。

ドイツは脱原発国になった。

ただ19年の気候変動、環境問題のデモは10万。

24年は3500人に減少。

人々は他へ、右寄りに流れた。ドイツは厳しすぎるという人。

環境より現実の生活が大事と考えるようになった。

仏も右寄り傾向に。

NYで講演をすると、社会民主主義だろうと言われる。

消費への欲望はNYでは届かなかった。

ドイツでは2車線道路、車は一車線にし、自転車専用になった。

道で子供が遊べ、緑、花をつくる場所も確保している。

無料果樹園が1万か所あり、リンゴを取り食べられる。

食品がない時は、おなかがいっぱいになる。

最後に、北米の先住民の長老、研究の学者を訪ねていた。

〇斎藤幸平、1987年生まれ、東京都出身。父も学者。

妻はピアニスト。子供二人。

高校まではマルクスを読んだことがなく、ロックに夢中だった。
政治運動や社会運動にもとくに興味は持っていなかったという斎藤幸平。

きっかけになったのは英語の入試問題集で、
社会科学や社会問題を扱うような文章があり、そういったものを読むうちに、
少しずつ思想的なものにも興味をもち、国際関係や政治思想方面のことを
学びたいという気持ちが強まってきた。

大学は東京大学とアメリカの大学と両方併願し、
どちらも合格、高校を卒業後、東京大学理科二類に入学、
3カ月間在籍後「フリーマン奨学金」を得ることが出来、東大を中退、
2005年にウェズリアン大学へ進学。

その後の経歴

  • 2009年 – ウェズリアン大学政治経済学部を卒業
  • 2012年 – ベルリン自由大学哲学科修士課程修了
  • 2015年 – フンボルト大学哲学科博士課程修了
  • 2016年 – 日本学術振興会海外特別研究員・カリフォルニア大学サンタバーバラ校客員研究員
  • 2017年 – 大阪市立大学大学院経済学研究科准教授就任
  • 2018年 -「Karl Marx’s Ecosocialism: Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy」(日本語版「大洪水の前に」)により、ドイッチャー記念賞を歴代最年少の31歳で日本人で初めて受賞
  • 2020年 -「マルクス経済学のエコロジー的転回に関する研究」で日本学術振興会賞を受賞
  • 2021年 – 著書『人新世の「資本論」』で新書大賞を受賞
  • 2022年 – 東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻准教授就任


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