東京の生活史 ビッグイシュー販売 兎の帽子

ずっと書いている厚い本から。

◎八百屋を経営、倒産で、ホームレスになった。

いろいろ考えビッグイシューを売ることにした。

やるからには、一生懸命に平均日に50冊。

月間１５００冊、ダントツ1位の売り上げになり2か月でアパートを借りられた。

21年現在は高齢者施設にいる。その経緯はないが体を壊したか？

～八百屋の経験を活かし、週に立つ駅を決めていた。2日、3日ごとに変え

同じ駅前に。顔見知りもでき、言葉をかけると売れるようになるなど上手い！

アパートに入れ良かった。今は施設、よい所なら安心か～70代と思う。

◎宮城生まれ、88歳、東北大付属看護学校へ入る。

そこで、森鴎外の婚外子らしい、森富に教えてもらう。

北杜夫もみた。感じ悪かったな～

軍に入る兵隊へ、飼っていた兎を殺し、皮をはぎ帽子にしたことは

悲しかった。兵隊さんは寒いからと母に言われたが、ショックだった。

～このお年で看護への道。戦争中、戦後の思いがいろいろあった。