東京の生活史 テレビマンユニオン 今野勉氏

借りてよみ、返却したのでメモから何人か、書いていく。

今野勉。テレビマンユニオン創設者の一人。

経歴。秋田生まれ。5人兄弟。4歳で夕張炭鉱に住む。父が遊び人で没落した。

炭鉱長屋、炭住と呼ばれた。小学生3年で終戦。母の実家秋田へ行くと

農村の風景は炭鉱と全く違い驚いた。長屋は谷のような感じ、開けていない。

高校まで暮らす。生活は意外と苦しくない。光熱費、風呂、病院は無料。

野菜も近くの畑でとれ、魚を買うくらい。1年で１０万の収入、子供が多くても

生活はぎりぎりできた。アイヌの人も働いていた。

高校で教師に大学受験を勧められる。親は受験費用は修学旅行代を使えば、と。

1校国立受験だけ、東北大へ進学。炭鉱はS40年に廃坑になる。

新聞記者希望だったが、もう試験は終了、東京放送、TBSへ入社。

初上京。東京は人、景色などすべてが違っていた。

68年TBS闘争が起こり、キャスター田英雄を保守政権から下せと指示、闘争開始。

テレビマンユニオン創立。この辺りからはwikiに詳しく掲載されている。

数々の賞を受賞。晩年、北海道へ行くと当時の空気を思い出し、

家をたてたとあった。炭鉱を見たメディアの一人、80代。