銀の人魚の海

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井口達さんのブログ 更新 ドイツ

2020-07-13 | KING GNU バンド 井口理君 ほか
キングヌー、井口理君の兄、ドイツで声楽の仕事をしている

達君のブログが2か月ぶりに更新した。

お元気で、合唱のお仕事をしているようで、良かった。

今年いっぱい歌の本番はなくなったとある。

ドイツでのコロナの対応、仕事、業界などについても少しあるので、

コピーです。

日本では劇場での感染が初めてあったので、
ドイツの予防対応、日本より厳しい気がする。↓

6メートル、3メートル、かなりあけること。

特別な音響になった~、どんな音色に(^^♪

〇歌の本番は今年いっぱい無くなってしまったので、

今はドレスデン室内合唱団のマネージメントの仕事に力を尽くしています。

といっても、合唱団の演奏会も軒並みキャンセルになってしまい、

一時は「短縮労働」という制度を利用していたので、

少し就業時間が短くなってその分給料も少なくなっていました。

この制度は、例えば週40時間の労働契約で仮に半分の20時間しか働かなくても、

残りの20時間の給料の60%が税金から支払われるというものです。

月給20万円の人なら、半分しか働かなくても16万円がもらえるわけです。

僕の場合はもう少し小さな短縮率でしたが。

そんなわけで通常業務が少ない時期もあったのですが、合唱団としてはコロナと向き合い、

感染の危険を最小限にしながら可能な限り演奏を続けていくことを模索する日々で、

日本でもあらゆる業界がそうだと思いますが、我々も試行錯誤を繰り返す厳しい時間を過ごしていました。

現在ドレスデンでの規則では歌手は前方に6メートル、横と後方に3メートルの空間を確保することになっています。

その他にも歌手の数を14人に減らし、一時間ごと10分の換気休憩を行うなどし、

保健所の許可を得ての録音となりました。


前例というものが無い中での取り組みには言い尽くせない苦労がありましたが、

結果この歌手の並びが特別な音響を生んでいて、

音楽的にも単なる妥協の産物とは言えない面白い録音が出来たような気がします。


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