アブラゼミの名の由来は「油を揚げているときの音に鳴き声が似ているから」だそうです。
ジージーとかジャージャーとか、とにかく騒がしいですよね。
翅(はね)が油色だからと思っていたのですが、それは「一説によると」と解釈されているようです。
中国ではセミを食べる地方もあるようで、一番の料理法が唐揚げということなので、揚げる前も後も姿が変わらないのがアブラゼミ=油色という解釈を勝手にしてました。
また、古代中国には「含蝉」という風習があったそうで、死者の口の中に、玉石で作ったセミを入れて埋葬したそうです。
セミは長いあいだ地中にいて、あるとき土から出で、殻を脱ぎ、成虫となって飛び立つことから「よみがえり=再生」の象徴と考えられていました。
また、歴代王朝の高官の冠には、セミの飾りがあって、セミがつくと出世の予兆ともいわれていたそうです。
セミは昼間だけ鳴いて、夜は鳴かないことから、子どもの「夜泣き」を治す薬として利用されました。
のちには、手に入りやすく、保管も服用もしやすいセミの抜け殻で作られたとか・・・。
立秋も過ぎ、台風一過で、慌てたのか、桜の古木にたくさん群がって鳴いていました。
必死に鳴いているので、捕まえるのも簡単です。
でも、食べる気にはなかなかなれません。
じ~~~っと見ているうちに、これがチョコだったらなんて想像してみたら「チョコゼミ」なんてネーミングも悪くないんじゃないかな?
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