12月13日まで、無料動画サイト「GYAO!」で、「シェルブールの雨傘」を配信しています。
この映画が発表された昭和39(1964)年のころは、
メタ坊もまだ小学生だったので、
当時実際に観た訳ではなく、
映画に興味を持ち始めた高校生のころに、
テレビか映画館の再上映で観たのだと思います。
カトリーヌ・ドヌーブを、フランス人形のようにキレイな人だなぁ、と思ったことと、
若さと、その恋を成就させることのできない現実を、
ミュージカル仕立てで映画化されたもので、
主題とされる旋律が印象的な作品です。
ヒロインの年齢が、16、17歳という設定だったので、
同年代の団塊の世代の人たちは、感情移入して観ていたに違いありません。
また、ヒロインの恋人が20歳で召集令状を受け、
当時フランス領だったアルジェリアの戦線に投入され、
その距離と時間が、2人の運命を狂わせました。
この前、世界を震撼させたパリ同時多発テロがあったばかりなので、
なおさら考えさせられるばかりです。
自分の置かれた境遇の中で、
一番の最善策「幸せ」であるために選んだ選択肢の結果として、
それぞれ結婚し、生まれた子どもの名が、
「フランソワーズ」と「フランソワ」であったことの切なさを、
当時のメタ坊には理解できなかった、と今回あらためて気づきました。
ぜひ、この機会にご覧ください。
GYAO!映画
http://gyao.yahoo.co.jp/ct/movie/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます