「レストランぷらむ」チキンカツ定食

先生が「洋食、和食、中華のローテーションというのは、どうかな？」とおっしゃる。
それぞれの店を決めておけば、別に困らないのだが、ローラー作戦を展開している都合上、そうそう巧くはいかないし、日本最大の横浜中華街を抱えている条件の下では、必然、大国・中華の前にひれ伏すしかあるまい。

それでも「今日は洋食で」と食い下がるから、目の前にあった「レストランぷらむ」を指さした。
外見からいえば、小さな喫茶店程度にしか見えない。
先生が恐る恐るドアを開くと、思いのほか広い店内のどの席にもお客さんが座っていた。
あきらめかけると、「どうぞどうぞこちらによかったら座ってください」と、入口横の、死角となっている小さなテーブル席を案内された。
この小さなテーブルには、それに合わせたイスが設えられていて、ピッタリ詰め合わせれば５人は座れるようになっている。


ふと、見上げた壁には、誰が書いた絵なのか、思い思いの額縁に入れられて飾られていた。


レストランとはいえ、やはり喫茶店の厨房のようで、カウンター越しに仕事が見える。
メニューは、おすゝめ定食というジャンルがあり、
メンチカツ、チキンカツ（見出し写真）、ポークカツ（写真下）、ビーフクリームコロッケの４種で、いずれも７００円。
ボリュームがあって、洋食ランチの王道をいっている。


さすがに、イチオシの「おすゝめ定食」だけあって、それほど待たずにできあがった。
まわりを見回すと、何を頼んだのか、先客にもかかわらず、まだ食事がでてきていない。
それでも、みなさん常連らしく文句も言わずに、新聞や雑誌を読んでいる。
ほかのメニューは、
ハンバーグステーキ、ハンバーグカレー、カツカレーは、各８５０円。
ピラフ、カレーライスは、７００円。
オムライス、チキンライス、ドライカレー、イタリアンスパゲッティは、７５０円だ。
セットコーヒーは、１５０円で付けることができる。

（店内）


（外観）




日本大通りと富士山を被写体として、定点観測中です。

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