散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

「龍城飯店」冷し担々麺

2011年08月03日 | ☆行っチャイナ街

「龍」の付く店と、北京ダックのポスターで食べ放題は気をつけろ!

横浜中華街ファンの間では、密かにささやかれあっているコトバだ。
これらの店には「ルール無用」という、脱線した新幹線を地中に埋めてしまう思考法との共通性がある。
全国から観光に訪れる人の心象を害さないよう、横浜中華街にはルールがある。
置き看板、プラカード、のぼり旗を道に出すことや、ビラ配り、客引き、押し売り、路上販売などを禁止している。
それを守る気配がまったくない。

さて、龍城飯店には「龍」がつく、どおりで店の前には、道路を塞ぐように看板が立っている。
店内のレイアウトも一応に同じことに気づかされる。

今日のサービスランチは、驚きのラインナップとなっている。
1.冷し担々麺(見出し写真) 2.上海炒麺 3.エビそば 4.牛バラそば 5.五目炒飯 6.エビ炒飯
以上、全品500円大盛りサービス中、デザート付(下写真)


ほかに、担々麺+炒飯、チャーシュー麺+炒飯は、680円
揚げ豆腐の四川風煮込み、鶏唐揚げのレモンソースかけ、エビチリ、ニラレバ、豚バラの醤油煮込みのいずれの料理も580円で、ライス、スープが付く。
ある意味、価格破壊にも走っているようである。
ただ気になることがままある。
“安くて旨い”と思って再訪すると、料理人が替わるのが早いのか、今度は“安いがまずい”になっている。
食材も、調理も値段相応と考えなければ、これもまた横浜中華街の印象を落としてしまいかねない危うさがある。
だからといって、統一価格、統一料理では、味気ないし、数多ある中華街の中からお好みの1軒を見つける楽しみも台無しだ。

「気分を害した店、まずい店には、2度と行かない」

これさえ守れば、いつの間にか淘汰されていくのが、横浜中華街なのではないだろうか?

そうそう、冷し担々麺はというと、萬来亭の拌麺に似ていて、麺の食感もスープも悪くない、あとは具次第といったところか・・・。

(店内)


(外観)




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ふと、足元に小さな花びらがいくつも散っていた。
見上げると、確か、センダンの木だ。
センダンは二葉より芳し、というけれど、風邪のせいか匂いがしない。


臭いといえば、洗手亭の横のサルスベリが満開のようだ。


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