いざブログを書こうとしたら、店名が気になりました。
そもそも、
雨降りだったので、芳ずしの並び具合を確かめに行き、
長い列が確認できたものの、
年季の入った手書き看板(下写真)の、
いろいろと試行錯誤が見える芸術的オーラに、
メタ坊が若かった時から近寄りがたい何かを感じて、
魔界をのぞくなら、今でしょ!
の心の声に背中を押され、
ついに入店を初めて試みました。
芳ずしの隣り、
支那そば屋、焼酎屋と、
売りたいものが大書してある中で、
よく目をこらしてみると、
「ぴーちゃん」と屋号が書いてありました。
入店してみると、芳ずしと同じ広さです。
とりあえずカウンターに座り、
支那そば&肉丼セット(見出し写真)を注文。
厨房をのぞくと、ミッキーカーチスが・・・
と紛らわしいマスターの後ろ姿が見えます。
飄々と支那そばを作っているリズム、
ママさんがセットのご飯ものを合わせて用意しているリズム、
いずれもロカビリーなフォービートになっています。
セットご飯には、見出し写真のように、
お新香セットと明太子が付いてきます。
これは、他のお客さんにも回すのかと思ったら、
別にいくつもお新香セットが用意されていて、
看板の下に書いてある「無料サービス!」って、
このことなんだと合点がいきました。
常連らしき若者に、茹でたジャガイモをすすめています。
若者はひと口食べて「何かにおいますね。味が独特・・・」
というと、二くち目を食べようとしません。
マスターは「真ん中あたりが味が染みて旨い。鰹節が効いてる」
といって、マーガリンと塩を若者に渡します。
屋台引きのラーメン屋さんが、
寸胴鍋に様々な具材を投入して、
深みのあるスープを作るといっていましたが、
つまりスープにジャガイモを投入していた訳で、
若者はそれが想像できず、
戸惑ったまま、
ジャガイモを箸で突くばかりでした。
メタ坊の注文したセットの肉丼が、
最初はカレー味、
続いて角煮本来の味に変化した訳も
何となく察しがつきました。
店を出ると、すぐに例の理髪店(ここをクリック!)があります。
育毛の記録は12月まであり「マジ生える」と見出しをつけていました。
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