散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

いすみ鉄道を買おう!

2010年02月23日 | ☆千葉県
いすみ鉄道は、JR外房線・大原駅から内陸に向かって、上総中野駅までの民営ローカル線だ。
テレビの旅番組などで、春の到来を告げる趣向を織り込む際に、必ずといっていいほど、菜の花の咲き乱れる中を進む車両が映し出される。
ハッキリいえば、菜の花のときにしか満員にならない鉄道ともいえる。
いわゆる「鉄ちゃん」=鉄道マニアにしてみれば、四季を通じて絵になる鉄道なのだけれど、写真を撮影するのは車内からではなく、構図を決めた屋外からの撮影となるし、その場所へはマイカーやバイクを利用して行く訳で、鉄道に乗車して移動してはくれそうもないから、やはり経営は苦しい。
無料駐車場が大多喜駅と国吉駅にあるから、そこに車をとめて、1日乗車券を利用して撮影三昧するのもひと工夫だ。

これまでは、販売場所が限られていたのか、それとも最近販売し始めたのかわからないけれど「い鉄揚げ」というネーミングで、揚げ煎餅が売られているのをみつけた。
やはりローカル線の銚子鉄道の安定収入に貢献している「ぬれ煎餅」を思い出すが、揚げのぬれ煎餅だという。
ひとつひとつは、花の形をしていて、揚げ煎餅特有の香ばしさが美味しい。
銚鉄のぬれ煎をイメージすると、まったく違うものだから気をつけよう。
価格は1袋350円。
揚げだから、スナック感覚で子どもにも受けると思う。
これから、販路を拡大していけば、気軽な千葉土産の1品になるだろう。

この記事を書くにあたって、いすみ鉄道のホームページをのぞいてみた。
すると、ネーミングライツだとか、枕木や花のオーナーなどを募集し、あの手でこの手で収入確保に奮闘中なのがわかる。
花は自然に咲いているのではなく、買った種や肥料を社員が蒔いて花を咲かせているらしく、その購入費用も馬鹿にならないらしい。

ついでに、上総中野駅からJR内房線・五井駅までを走る小湊鉄道のホームページを見てみると、こちらも面白いイベント列車を走らせている。
懐石料理列車だとか歌声列車だとか、まあいろいろある。
こちらは、上総山田駅と養老渓谷駅に1日500円でマイカーがとめられる。

いずれにしても、両鉄道を楽しめる上総中野駅にマイカーがとめられれば、どちらのイベントを利用するにも、より便利なのだけれど、なんとかならないものか?
できれば相互乗り入れできればいいのだが、上総中野駅を見る限りでは、残念ながら線路はつながっておらず、どうしても乗り換えなければならない。
映画も座席指定でなければ、観客動員が見込めない時代になってきたのだから、ローカル線とはいえ、カメラ小僧のために、座席位置で値段が違う指定席があってもいいと思う。
特に、運転士・車掌の後ろには、あえて座席よりも値段が高い立ち見席があってもいいんじゃなかろうか?

それはともかく、全国の鉄道愛好家のみなさま、ぜひ「い鉄揚げ」を一度は食べてみてください。

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