散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

千葉勝浦・ビッグひなまつり

2010年02月22日 | ☆千葉県

「ハマコウ」にしても「モリケン」にしても、直情型な人間という印象がある。
千葉県民は皆そうかというと、統計解析するほどの人数に会っていないから、一概に断定はしがたい。
それでも、私の母の実家が千葉で、学校が休みだといっては長く滞在していた身にとっては、ある意味、ある傾向を体感している。
田舎暮らしブームというものが、定年退職期を迎えた団塊の世代に流行っているけれど、彼らが千葉に1年も暮らせなくて撤退してくる理由に「口が悪い」ということがある。
お世辞を使うことが世渡り上手とされるが、世辞はいわないし、思ったことをそのまま直球勝負するといっていい。
それも、言葉がきつい。
例えば、何かプレゼントをすると、それが欲しいものではなければ、
「あんだぁ?こんなもん、もらってもなぁ!」
と、相手の気持ちなど考えずに、正直な気持ちを吐露し、厳に断るのだ。
自分に正直なだけばかりではなく、もらったものは同価値のもので返すという習慣があるから、やたらなものは受け取れないのだ。
これはいわゆる、漁師気質に由来する。
房総半島を航空写真で見ていただくと判ると思うが、ほとんどが山である。
山に住んでいても、もとは岡(陸地)にあがったカッパ(漁師)なのである。
一説には、徳島(阿波)から、伊豆、三浦、房総と、鯨を追って住み着いたといわれ、地名や苗字などに共通性がある。

それが、ルーツなのか、徳島県勝浦町で行われるイベント「ビッグひなまつり」を、西と東で同時開催しようと、千葉県勝浦市でも譲り受けたひな飾りを展示してイベントを開催している。
期間は、今年2月20日~3月3日まで。
開催してほぼ10年近くになり、全国から寄せられたひな飾りも2万体を超えたそうで、展示場所も市内各所の寺や集会所、学校など数カ所に分散して展示されている。
それに、店舗やホテル旅館など、至る所、観光客が目にする場所には、必ずひな人形などが飾られている。
圧巻は、朝市でも有名な商店街の遠見岬(とみさき)神社石段に飾られた雛人形。




墨名交差点のひな飾り


覚翁寺前のひな飾り


中央商店会のひな飾り


市立図書館2階のひな飾り(土雛や享保雛など)


総野・長勝寺の回廊ひな飾り(本堂内にも)

それにしても、ほとんど屋外展示で、夜間や雨天に手作業で撤収し、また並べるというのだから、その根気強さ(アバウトさ?)もまた県民性なのだろう・・・。
とにかく、半返しではなく、全返しという心づもりで、楽しませてもらった分、寄付金箱にはそれなりの気持ちを投入するか、しっかり土産物を買い込むことを忘れずに!


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