「ついに横浜へ進出!」ということに、目標を掲げる企業や店舗があると聞いています。
特にラーメン業界では、新横浜ラーメン博物館があるせいか、
それとも、家系ラーメンの発祥地といわれているせいか、
ひょんなところに、有名店が店舗をオープンしていることがあります。
東京の方がネームバリューがあるじゃない・・・と考えがちですが、
東京と違うところが、横浜にはあって、
それがズバリ、流動人口ではないかと考えられます。
東京都市部と横浜市の年間転入出人口の合計値でも、60万人:30万人と、
倍の差があり、
また、通勤通学の移動人口は、
東京130万人に対して、横浜は40万人といわれています。
つまり、東京では、日々移り行く人を相手に商売が成り立つのに対して、
横浜は定住傾向が高いために、
リピーターを意識した商売をしなくてはいけません。
横浜で長い間商売できる店は「本物」という訳です。
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さて、開店間もない「福の軒」に行きました。
博多ラーメンで、豚骨系、バリカタ、替え玉といった形式です。
自販機なのですが、なかなか1万円に反応してくれません。
とりあえず、セオリーどおり左上のボタンを押しました。
自販機業界では、左上が売りたい商品の定位置といわれています。
いつも「博多ラーメン」の疑問を思います。
1杯800~900円のものだと、ほぼ替え玉なしで満足しますが、
1杯500~600円のものだと、箸を二すくいか三すくいしただけで麺がなくなり、
結局「替え玉」ほぼプラス100円して、完食した気がするのはなぜでしょう?
ここ福の軒も同じ、すぐ「替え玉・カタ」を注文しました。
(店内)
(店舗)
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実は「福の軒」は当初(1年前ごろ)、馬車道の関内ホール前に店がありました。
そのときの写真が下のとおり。
3種類のラーメンに、めしセットを付ける販売方式でした。
メニュー
(店内)
(店舗)
即、移転してきたのは、客層の違いが理由なのでしょうか?
いろいろな方面に出張るメタ坊ですが、
馬車道、関内、伊勢佐木、文体、中華街・・・それぞれ違いがあるのは確かです。
なんでしょうか、これは?
ラーメンにこの黒い液体をかけるのでしょうか。
ここ福の軒では、
親子鍋(丼もののタネを作る)に入って出てきました。
どちらにしても、湯ぎりはしているけれど、
丼に残ったスープへ投入すると、
スープが薄くなったように感じます。
そのためのラーメンたれのようです。
舐めていないので、もともとの味はわかりません。