相鉄線・三ツ境駅周辺には飲食店自体が少ない。
それも、駅からの動線が3方向に分かれているし、駅ビルもあるので、世話がないのは駅ビル・ライフの4階にある飲食店が馴染みとなる。
そこには中華料理として「四川飯店」が出店しているものの、特段うまいという感じがしない。どちらかというと、看板が泣いているぜ!といいたくなる。
地元では古くから「境華楼」が中華料理屋として知られている。
最近といっても、もう1年は経つと思うけど、富士見通商店街(店舗が少なくて商店街と名付けてあるのが不思議)という実に地味な場所に、一見、本格的な中華料理屋が出店した。
名は「萬珍酒家」。
店正面の看板の派手さ加減が横浜中華街を思わせる構えを見せつけている。
中国ナンバーワンとか、○○飯店で総料理長を務めたとかいうキャッチフレーズのなさが、実に怪しさを放っているが、近所で食べたことがあるという人の口コミでは「中華街っぽくて、安くて量があり、味もメリハリが効いて美味しい」と評判だ。
前々から興味があったという我が娘の誘いで食べに行った。結構美味しい。
ちょっと暇そうなそぶりをしながら、注文にテキパキ応じているバイトの女の子のチャーミングさも、厨房から呼ばわる中国語も、三ツ境のリトルチャイナ的な存在に発展しそうな予感をさせる店だ。
2人から税込み2700円の食べ放題コースというのをやっている。
バイキング形式ではなく、1品ごとのオーダー形式だから、できたての温かいものを65種類の中から選んで食べることができる。
蒸し鶏、チャーシュー、ピータンの前菜から、エビチリ、酢豚、麻婆豆腐、甘酢肉団子、五目うまに、カニ玉、担々麺、焼きそば、牛バラご飯、チャーハン、玉子スープ、春巻、餃子、桃まんなど。
プラス1500円で飲み放題もつけることができる。チャレンジ次第、ご報告します。
我が娘が頼んだもの。蒸し鶏の甘酢ソースかけだったかどうか、メモするのを忘れた。なかなか、こってりしつつも、サッパリとした食感で美味しかった。
我が家で中華オーダーの定番・酢豚。
酢加減と味加減がいい。
もうちょっと肉のゴロゴロっとした感じの仕上がりにして欲しい。
ニラとレバ炒め定食650円。
レバを薄切りにしっかり包丁を入れているところが、ただものではない感じ。
量もタップリ、味もシッカリ。できれば、太いもやしを使ってもらえるといいと思う。
他に定食は、麻婆豆腐600円、鶏肉の辛し炒め780円、肉野菜炒め750円、ネギそばチャーハンセット900円。
焼きビーフン。五香粉が鼻腔をくすぐる。これ単品でも結構いける。別に単品料理を頼んだときは、やはりチャーハンが一押しらしい。今度はそれにチャレンジしたい。
おまけの「杏仁豆腐」。もうちょっと量があると・・・でも、これくらいが口直しにいいのかも?
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