並んでいるかと思ったら、なぜか席が空いてたんだよね。
正午の時報とともに飛び出し、昼食を終えた先生が不思議がって帰ってきた。
その真相を探るべく、混雑のピークを避けて、行くことにした。
入店してみると、私の他にお客さんは1人。
以前の混みようが嘘のようだ。←(2010.05.12のブログはここをクリック)
しかし、今は、ランチメニューが1種類だけ、“限定”の文字が付いた「握り寿司(見出し写真)800円」のみ。
おまけに、ドリンク缶(ビール、ウーロン茶、オレンジジュース)が付かない。
ボリュームからいえば、腹八分目で丁度いいと思えなくもないが、これではランチ命のサラリーマンの支持を得るのは難しい。
そして、内容もさることながら、寿司職人の腕前も関係するのではないかと、先生は言う。
私ともう1人の計2人しかいないのだから、時間を持て余しているだけに、板場の中では黙々と支度に余念がない。
見れば、赤貝を剥いて、身を取り出し、包丁を入れている。
気になったのは、血貝(ちがい)とも言われるほど、真っ赤な液で俎板が染まっている。
その途中で、ジャブジャブっと手を洗って握るのだから、食味は想像できよう。
それが、今の「ひかり寿司」の状況だ。
板前がタバコを吸ってはいけない!と、美味しんぼに描かれていた。
板前の嗅覚と味覚に影響を与えるからだというが、実は、タバコ嫌いの私にしてみれば、料理の味にタバコ臭さがうつっていることがよくある。
化粧をしている女の人が料理する場合もまた同じ移り香がわかる。
(外観)店の前は、その店の顔である。
(店内)ついに私1人だけ。
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