散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

めん工房・桃花

2010年02月10日 | ☆グルめぐる横浜

鶴ケ峰のイトーヨーカ堂が、ザ・プライスに名を変えた店舗の前の道の、踏切を渡ったところの路地を少し入ると「桃花」がある。
めん工房と冠をかぶせていても、麺類を頼む人は五分五分。
もっぱら定食類中心に注文があり、そのひとつ一つを丁寧かつ注文の順番に仕上げていくマスターの律儀さが料理に現れている。
日本人のつくる中華料理屋だ。
店の外からは、のれんや目隠しで中が見えないから、実に入りづらい。
それもそのはず、ほとんど常連客で埋め尽くされる。



カウンターに15席ほどで、ある日は、70歳過ぎの妙齢夫人で埋め尽くされていたときには実に驚いた。
また、ある日には、カニ玉(甘酢あんかけ)700円をつまみに、
ウーロン茶割や生ジョッキを昼間からガバガバ飲むおじさんがカウンターの隅に陣取っていたりする。

ときとして事情を知らない客が飛び込んできて、早くできるものを出せと勝手に注文するが、それでもマスターは順番を守る。
カウンターに並ぶ常連客の注文がご飯類か麺類のどちらかに偏っていれば、
その注文の少ない方を選びさえすれば、順番上早いだけのこと。
そんなとき、無理な注文をする飛び込み客に向かって、
常連客の「なに言ってんだコイツ!」というオーラが発せられるのが面白い。

丁寧さを感じたいなら、レバニラ炒め定食700円(写真上)だろう。
カレー味の一口サイズに作ったパイコー飯800円もボリュームがあって美味い。



私のお決まりは、やはりスブタ定食700円。



ガテン系の人はラーメン+半チャーハン780円か、マーボ丼+半ラーメン850円を頼む人が多い。
もやしそばは500円で、サンマーメンが700円。
いつかその違いを確かめたいと思っていながら、今日もスブタを頼んでしまう私だった。


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