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「ありがました!」
あの喧噪が魚河岸状態の中国料理店「景記」へ、元気をもらいに行った。
年始早々、なぜかいつもと違って女性客が多い。
そのせいか、お客さんの回転がゆっくりなために、あの騒々しさがない。
席もそこそこにテーブル単位で空席が目立つ。
今日のご注文は、Cランチ・はるさめと豚肉の辛味炒め 630円
ほかに
Bランチ・チンジャオロースーやきそば 700円
五目チャーハン 650円
しかし、ランチがテーブルに置かれるころには、いつの間にか満席に。
すると、調理場へ中国語で檄を飛ばす、あの甲高い声が店内に響き渡った。
そう、期待に胸を膨らませていた、戦闘状態に入ったところだ。
ちょうど食べ終わったお客さんの支払いと、入店するお客さんの入れ替えがはじまった。
「ありがとました~」「いらしゃませ~」○×△□※%#×@□*○・・・
「ありがとました~」「いらしゃませ~」○×△□※%#×@□*○・・・
秘密の地下室へ、トントントンとランチを運ぶ。
「ありがとました~」「いらしゃませ~」○×△□※%#×@□*○・・・
「ありがとました~」「いらしゃませ~」○×△□※%#×@□*○・・・
「席あります。中へどうぞ、相席お願いしますね」
「ありがとました~」「いらしゃませ~」
「ご注文どうぞ~~」○×△□※%#×@□*○・・・
「ありがとました~」「いらしゃませ~」
「ありがとました~」「いらしゃませ~」○×△□※%#×@□*○・・・
とにかく、この臨場感は行った人にしかわからない。
そして、満面の愛想笑いは、横浜中華街にはない雰囲気を醸し出す。
お勘定をして、店を出る。
すると、バタバタバタとやってきて、ドアを開けたと思ったら、
「ありがとました~~~、また来てねぇ」
振り返ると、手を振っていた。これで、元気オーラがもらえた。
ところで、昨年、秘密の地下室に潜入することができた。
もちろん、角煮丼700円を頼んだが、
ランチのマーボーやきそば700円にチャレンジした人もいた。
秘密の地下室は、秘密でもなんでもなくて、喧噪から隔絶される分だけ面白味に欠ける。
一方では、会話をするために、指定して潜り込んでいる人もいるようだし、人を選んで案内している。
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