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店名どおり歓迎している。だろうと勘違いしたのがいけません。
伊勢佐木町も、2丁目から信号を渡った3丁目に入ると、
雑多な感じがするのは、メタ坊ばかりではないでしょう。
その中でも、ちょっと脇に逸れたあたりが、実にあやしい感じがして、
前々から気になっていた「熱烈食堂」に潜入することにしました。
まず、看板メニューを見ると、やはり雑多な感じです。
入り口の階段を見上げると、日活や東映の昭和な映画の一場面を彷彿とさせます。
2階へ登り切ると真正面に店がありました。
それにしても、このポストの数は一体何なんでしょう?
店内に入ると、案外に広く、ある意味こざっぱりとしていて、
お客さんもそこそこいます。
注文を取りに差し出されたメニューには、さきほどの看板メニューはなく、
十数種類ほどのよく見かけるランチメニューが並んでいます。
日替わりランチの表示があるので「日替わりは何?」と聞いてみると、
外にあった看板どおり、あるいはカウンター近くのホワイトボードにあるというので、
とりあえず迷ったときは「しょうが焼き」を注文しました。
ご飯、スープ、小鉢は、セルフサービスというので、カウンターに出向きます。
海苔も柴漬けもありました。
10分ほども待てば大丈夫・・・と思ったのが運のつきでした。
なんとなく、小鉢と海苔でご飯を摘まんでいるうちに、10分経過。
すると、前の8人ほどのグループの人に料理が2つ運ばれてきました。
「やっと、来たよ。でも、グリーンカレー3つ頼んだよ」の声かけに、
「2つはいいんですが、もう1つは乗せる具材がなくなったので、
お安くしますから、具なしでよろしいですか?」と返答しています。
ヤバイ!!!!
20分経過。
グリーンカレーを食べ始めた2人は「熱い、辛い」を連発しながら、
ご飯のおかわりに何度も席を立っています。
気を紛らわせるべく、窓からの景色を眺めていると、
慶応マッサージの隣りに「アタシ史上 最も稼げる」看板を発見しました。
慶応マッサージも高収入なのでしょうか?
そこに「体入」「出稼ぎ」「祝い金」の文字が並んでいます。
これがお受験なら、これらの文字を使って文章を作りなさい。というところですが、
「体入」って、どんな意味・略語なんでしょう?
30分経過、やっとのことで「しょうが焼き」のメインディッシュが登場です。
ボリュームはありますが、ランチタイムの残り時間がありません。
5分で食べ終えて、店をあとにしました。
そのあと、職場に向かって、熱烈に走りながら、これが「熱烈」なのね・・・
と、興味本位で店に入ることへの反省材料となりました。
(外観)
よく見ると、空中へ出るためのドアがあります。
これも「熱烈」な何かに関係あるのでしょうかね。
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