勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

映画『スプライス』

2015年05月16日 | 映画
先日、CSで放映していた。いつもならパラッとあらすじ見て(つまらなさそうと)スルーする映画だが監督が、あの『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリとあって、観る事にした。結果はまぁまぁ・・・
驚きの結末に期待したけど、ありがちなストーリーになってしまっているが残念だった。しかし、監督が表現したかったであろう「怖い物見たさ」の本能を表現しきったのは間違いないと思う。ただ、ちょっと感覚的に受け入れがたいものが・・・

あらすじ:
天才遺伝子科学者のクライヴ(エイドリアン・ブロディ)とエルサ(サラ・ポーリー)は、人間と動物の遺伝子を合成させてハイブリッド・アニマルを産み出す術を使いドレンと名付けられたその新種の生物を完成させる。ドレンは急激な早さで成長し、人間の似た姿へと変貌する。子供から女性へと成長したドレンにクライヴは恋人でもあるエルサの面影を見る!そこで悟ることに・・・

ネタバレを含む感想:
エルサは自分の遺伝子を使った。ドレンは明らかに人間ではない姿なのだかどこかしらエルサの表情が見て取れる。そんなドレンに“愛らしさ”を感じるようになるクライヴ。そして・・・ついに・・・そう・・・「やっちゃうんです」
もうここからは凄い展開!種を残そうとするドレンの本能はエルサに向かう事に。ハイブリッド・アニマルのドレンは種を残すことができるのか?禁断の領域をえぐり出すストーリー展開は観ている方が変な気持になってしまったのは私だけでしょうか。この映画のどこに期待するかによって評価が大きく変わりますが私はあえて「普通」と言っておきます。
タイトルの『スプライス』は結合と言う意味ですが『本能』というタイトルの方がしっくりくるのに・・・と思いました。

ここまで読んで、あなたは「怖いものみたさ」の衝動を抑えることができますか?^^;

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