今年になって2回目の遠方へのお出かけとなりました。
◆八寸◆
左からサンマの南蛮漬け・人参・子持ち鮎の有馬煮・銀杏・丹波栗の渋皮煮

子持ち鮎の有馬煮と丹波栗の渋皮煮の2品は大将渾身の料理と言ってました。

◆丹波栗の渋皮煮◆

そしてで上がった丹波栗の渋皮煮は絶品でした。
◆若狭無花果胡麻共地餡◆

無花果は柔らかすぎて崩れることもなく適度な歯応えも残しながら赤無花果のほんのりした甘さとゴマの餡が絶妙なバランスでした。
◆お造り◆

お造りの中で特筆すべきは福井の新たなブランドとして人気のある福井サーモンだ。
昨日は平日だったので道も空いていて僕の家から福井県の高浜まで途中トイレ休憩を入れても2時間と少しで目的地に着くことが出来ました。
前にも書きましたが地元で人気のカジュアル割烹のお店が昨年2号店として高浜にオーベルジュを兼ねたお店をオープンさせたのです。
その時に訪れて以来だったので1年5ヶ月振りの高浜と言うことになりました。
少し前に大将が病気で倒れたあと復帰されたのでそのお見舞いも兼ねて伺うことにしました。
ゆっくりお話しもしたかったので目の前で料理を出してくれる天婦羅懐石をチョイスしました。
◆八寸◆
左からサンマの南蛮漬け・人参・子持ち鮎の有馬煮・銀杏・丹波栗の渋皮煮

子持ち鮎の有馬煮と丹波栗の渋皮煮の2品は大将渾身の料理と言ってました。
とにかく2品とも無茶苦茶手間と暇がかかっています。
お店の説明によると

👆こんな立派な鮎を使われています
◆子持ち鮎の有馬煮◆
①煮崩れと適度な焼き色を付けるために、素焼きにする、
②煮る時は番茶を使います。番茶で煮ることにより、魚の嫌な臭いを抑えることが出来る
③コトコト半日似て寝かす。
④醤油や酒で濃いめに味付けし、実山椒を加えて煮る。
有馬温泉で知られる兵庫県有馬が「有馬山椒」と呼ばれる山椒の名産地であったことからこの名がついたそうです。
とにかく全く骨が気にならずに食べられるしお腹の中にはたっぷりの鮎の卵が入っていて本当に美味しかったです。
◆丹波栗の渋皮煮◆

ホッコリとした渋皮煮を作るために
①鬼皮を剥く
②丁寧にスジを掃除する
この2つの工程はとても手間暇かかって大変だけど大将必死でやってはったそうです。
◆若狭無花果胡麻共地餡◆

無花果は柔らかすぎて崩れることもなく適度な歯応えも残しながら赤無花果のほんのりした甘さとゴマの餡が絶妙なバランスでした。
◆お造り◆

お造りの中で特筆すべきは福井の新たなブランドとして人気のある福井サーモンだ。
ググってみると
温度の低い福井のきれいな海で育った「ふくいサーモン」。 肉質の良さに自信あり! 海で養殖されたニジマスであるトラウトサーモンは、水温が20℃以下の環境でしか育たないと言われます。 ... 冷凍しても鮮魚と変わらない品質を保つことができる
と言うことらしいです
適度に乗った脂がとても上品でとても食べやすくて美味しかったです。勿論他のお造りも間違いのない美味しさでした。
◆ノドグロ柚庵焼き◆


柚庵焼きをググってみると
柚庵焼きは、和食の焼き物のひとつで、幽庵地(醤油・酒・味醂の調味液にユズやカボスの輪切りを入れたもの)を用いた魚の付け焼きの事。魚の切り身や鶏肉などを、醤油・酒・味醂を1:1:1であわせ、柚の輪切りを加えてつくった漬けダレである「幽庵地」に数日間漬けこみ、汁気を切った後に焼き上げる。
とありました。これも手間暇かかった料理なんですね。
ノドグロと国産松茸の見事なコラボ!金山寺味噌?を少し乗せて食べても勿論美味しいかったけどそのまま食べると口の中では松茸の歯応えと香りそしてノドグロのフワッとした柔らかくて上品な味わいが広がってきて幸せな気分になりました!
実はこの段階で結構お腹がいっぱいになってきていたのだ!
そしてここからやっとメインの天婦羅のコースが始まったのだ!
最後まで完走できるのか?一抹の不安がよぎったのは言うまでもないのだ!