54年前の今日トヨタのロングセラーの自動車カローラが東京モーターショーで発表されました。
半世紀以上前のことなんですね。
カローラは我が家にも縁のある車です。
実は我が家の2代目の車がこの初代カローラでした。
でも僕の家に初めて来た自動車はトヨタではなく日産のブルーバードだったのです。
我が家のブルーバードはまさに白とピンクのツートンカラーで特別仕様車でした。でもピンクの色はこの写真よりもっと淡い色でした。
免許取りたての父が奮発して購入したのが中古のプルーバードでした。でもこのブルーバードなかなか可愛い奴でした。指示器を出すと音楽が流れたり、使えなかったけど扇風機がついていたりそれはなかなかお洒落な仕様となっていました。
それから2、3年してから新車を買おうと言う事になりマツダのファミリアとトヨタのカローラのどちらにするか比較検討した結果決まったのが初代のカローラでした。
ブルーバードは4ドアだったんですけど何故かカローラ2ドアだったんですよね。これが乗り降りするのが結構大変でした。
初めて新車で車を購入したから幼かった僕はその新車の匂いに結構やられてしまいました。
今だったら
おー!新車の何といい匂いなんだ〜!
と思えるんだけど当時はこの匂いが嫌でしたね。
でも新車になったお陰で我が家のドライブに行く回数と目的地までの距離が格段に伸びましたね。
でも当時は今の様にエアコンも無かったしカーステレオもないあるのはラジオだけだったけど父親が運転する車に乗って外の景色を見るだけでハッピーな気分になりました。
何処かに行く時は母親が朝からお弁当を作ってそれを持ってワクワクしながらお出かけしました。
そんな我が家のカーライフを支えてくれてのが間違いなくカローラでした。その後我が家は3代カローラを乗り継ぎスプリンターに車種が変わりチェイサーへと移って行きました。
今や軽自動車でさえエアコン・パワステ・パワウインドウ・カーステ・カーナビなどなど装備が充実してとても便利にそして快適にドライブ出来る様になってきました。
でもドライブする楽しさは暑かったら窓を開け歌を歌い時にはお菓子を食べながら地図を見ながら目的地へとひたすら走っていたあの頃の方が楽しかったかもしれないね。
そしてコロナやブルーバードと言った当時のスター車種は既に無くなっているにもかかわらずこのカローラは半世紀以上にわたり生産され続け今は12代目にまで進化を遂げているのは凄いことだね。
随分格好も変わってスポーティーな感じになってますね。
これからカローラはどんな進化を遂げていくんだろう?
カローラで思い出しました小沢健二さんの「カローラIIに乗って」という歌を!
次の50年もカローラが存在していると良いなぁ!