おとなになってフランスに留学した話

アラフォーのフランス留学日記です🇫🇷パリの大学で学部生をしています。フランスのことや、学校生活について書いています。

Je voulais t’aider!

2022-02-23 19:51:00 | 日記
パリは相変わらず曇り空が続いていますが、時々ふと晴れ間が見えることがあります。太陽を見るとほっとしますね。






さて、我が家ではよく和食を食べます。簡単で軽く食べられるからです。
そして同居人くんはパスタやピザが好きですが、わたしがあまり好きではないので、カレーやうどんに代替えしています笑




先日、煮込みうどんを作っていたら、颯爽と台所に現れた同居人くんが、さらっとザルを手に持ち、鍋からうどんをざーっとザルにひっくり返しました。まるでパスタが茹で上がったかのように、、、笑




え、何してるの?パスタじゃないんだけど?とちょっと怒りながら言うと、どうやらすっかりパスタと同じ要領でやってしまった様子。
申し訳なさそうに、
”わざとじゃない。ただ、たすけたかった”
と答えるのです。

たすけたかった、、、熱い汁に溺れる麺を助けてあげたかった??と一瞬思いましたが笑

フランス語で、あなたをたすけたかった、もしくは手伝いたかった、はどちらも

Je voulais t’aider.

“aider” (助ける、手伝う)という動詞を使います。
なるほど、わたしを手伝ってくれようとしたんだね、と納得。

その気持ちと、かわいい単語のチョイスに、もう笑うしかありませんでした笑

むしろ、手伝ってくれたのに怒ってごめんね、と反省。




もしかして、言葉が完璧に通じ合わない方が、一生懸命理解し合おうとするから、でも一方で、分かり合えなくても当たり前と思えるからこそ、相手に優しくできるのかもしれない、と密かに思っています。