パリは相変わらず曇り空が続いていますが、時々ふと晴れ間が見えることがあります。太陽を見るとほっとしますね。
さて、我が家ではよく和食を食べます。簡単で軽く食べられるからです。
そして同居人くんはパスタやピザが好きですが、わたしがあまり好きではないので、カレーやうどんに代替えしています笑
先日、煮込みうどんを作っていたら、颯爽と台所に現れた同居人くんが、さらっとザルを手に持ち、鍋からうどんをざーっとザルにひっくり返しました。まるでパスタが茹で上がったかのように、、、笑
え、何してるの?パスタじゃないんだけど?とちょっと怒りながら言うと、どうやらすっかりパスタと同じ要領でやってしまった様子。
申し訳なさそうに、
”わざとじゃない。ただ、たすけたかった”
と答えるのです。
たすけたかった、、、熱い汁に溺れる麺を助けてあげたかった??と一瞬思いましたが笑
フランス語で、あなたをたすけたかった、もしくは手伝いたかった、はどちらも
Je voulais t’aider.
“aider” (助ける、手伝う)という動詞を使います。
なるほど、わたしを手伝ってくれようとしたんだね、と納得。
その気持ちと、かわいい単語のチョイスに、もう笑うしかありませんでした笑
むしろ、手伝ってくれたのに怒ってごめんね、と反省。
もしかして、言葉が完璧に通じ合わない方が、一生懸命理解し合おうとするから、でも一方で、分かり合えなくても当たり前と思えるからこそ、相手に優しくできるのかもしれない、と密かに思っています。