お久しぶりです。フランスでの暴動についてご心配のメッセージをいただきありがとうございました。おかげさまで、無事に過ごしております!
今回はパリ1区、シテ島散歩です。写真左手に見えるのが、コンシェルジュリーの建物です。6世紀には王の住居だった場所で、フランス革命時代には革命裁判所設置とともに勾留場所ともなっていました。
今はたくさんの観光客で賑わっています。
そして、そのお隣にあるのが、ステンドグラスで有名なSainte-Chapelle です。平日でも入場にかなり並びます。おすすめはコンシェルジュリーとセットでの見学です。
シテ島にはノートルダム大聖堂もあり、美しい建物がたくさんあります。
1区とは関係ありませんが、最後はエッフェル塔の脚です。登りに行ったらストライキで閉まっていました笑
先日、フランス語についての本をご紹介しましたが、皆さまのコメントを読んで、言語が変わっていくのは必ずしもマイナスなことではない、と実感しました!たくさんご意見を頂きありがとうございました。
フランス語には、
Après que (〜の後に)
Avant que (〜の前に)
という言い方があるのですが、Avant que のあとはsubjonctif という特殊な動詞の活用を使うルールがあります。しかし、Après que の後はindicatif、つまり普通の活用が適応されます。でも実際は、Après que にもsubjonctif を使うフランス人が多いのです。その方が耳触りが良いから、とのこと。
フランス人の友人に、フランス人と話す時はたとえ文法的には違くても、subjonctif を使った方が良いよ!その方が自然だし、音が綺麗だから!と言われました。
言語って、生きてるなあ、と感心しました。そしてフランス語を学べば学ぶほど、どんどん好きになっています笑
リコです
大阪は夜の9時すぎで
来年、パリでgooの集いと思っていましたら、来年はオリンピックね
混雑して駄目ね。
良い時を見つけましょうね。
そうなんです。来年夏はオリンピックなのです。普段から問題ばかりの交通機関、これでオリンピック大丈夫?とフランス人の間でも心配の声多数ですが笑
良い時期をぜひみつけましょう😊
「フランス語を学べば学ぶほど、どんどん好きになっています」という一文にmichiさまの言葉に対する真摯な姿勢が良く表れています。そしてこれはフランス語だけではなく、日本語に対しても同じようなことが言えることでしょう。言葉が生きている、あるいは、音感というようなその時代の美意識によって進化してゆく、というのはどの言葉にもあります。何より言葉を大切にすることは本当に大事だと思います。
話は変わりますが、ノートルダム寺院では忘れがたい思い出があります。もう30年も前のこと、偶々ここを訪れた時、観光客で溢れかえっていた寺院入り口付近で小さな子供連れの一家が群衆の波にのまれそうになっていました。その時、一人の大柄な黒人の若者が「ここに子供がいるんだ!」と叫び、その瞬間人混みの中にぽっかりと隙間が生まれ子供な無事だったことがありました。
時代は変わってもあの時のような思いやりの気持ちはきっと今でも残っていると思います。
優しいメッセージをありがとうございます😊
海外で活躍される尊敬する先輩にそう言って頂けると、もっとがんばろうという気持ちになります。
日本語もしかりですね。外国語を学ぼうと思ったら、やはり母国語の土台がしっかりしていないと、どちらもうまくいかないように思います。わたしも、言葉にはその国の文化や歴史があらわれていて、言葉を大切にするというのは、その国を大切に思うことと同じだと考えているので、harborsideさまのおっしゃる通りだと思います。
ノートルダムでそんなことがあったのですね。見て見ぬふりをしない、フランスの人々の粋な人柄があらわれているようです。わたしもスリにあったり、困ったことがあるたびに道ゆく知らない人に声をかけてもらったり、助けてもらったりすることがあります。そういう雰囲気は30年前と変わらずだとわたしも信じています!
日本は暑い日が続いているようですが、お身体に気をつけてお過ごしください。