おとなになってフランスに留学した話

アラフォーのフランス留学日記です🇫🇷パリの大学で学部生をしています。フランスのことや、学校生活について書いています。

パリ散歩【4区】

2023-09-07 20:10:00 | 日記
先日、朝晩はだいぶ冷えるようになって、、、とお伝えした舌の根も乾かぬうちに、パリはものすごく暑いです!
今週に入り連日35度前後、太陽も照り付け9月にもかかわらず、真夏の暑さです。



今日はパリ4区、マレ地区の南へ行ってきました!マレはおしゃれなお店がたくさんあり、散歩にぴったりです。




写真は2枚ともJardin des Rosiers Joseph Migneret という公園で、近くのお店でファラフェルを買ってこちらで食べることが多いです!



今日のお目当ては、Les trois chocolats さんのゴマアイスでした!今まで食べたゴマアイスで1番美味しいです♪




最後の写真は4区ではなく、モンマルトルです。ふらっと立ち寄った雑貨屋さんで、アーティストの方に、あなた日本人?と話しかけられました。その方は2ヶ月前に日本に藍染を学びに行ったそうで、本当に素晴らしい旅だったとおっしゃっていました。伝統技術もさることながら、アーティストでなくても、美しい物を作る術を知っている国、と言われました。先人が日常の中で培った機能美のようなものが受け継がれている、ということのようです。
つらく厳しいパンデミックの時期もありましたが、また少しずつ、日本を好きと言ってくれる外国の方々が日本へ行くことがかなうようになってきて、嬉しいです。









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2 コメント

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Unknown (harborside)
2023-09-09 13:57:57
モンマルトルでのアーティストとの出会い、とても興味深く伺いました。その方が日本で、「アーティストでなくても、美しい物を作る術を知っている国」であることを発見したとのこと、michi様ならご存じと思いますが、日本の民藝運動を始めた思想家・美学者・哲学者の柳宗悦のことを思い出しました。彼は高級美術品ではなく市井の、普通の平凡な職人が作った日用品の中に美しさを見出していく民藝研究の第一人者です。そのアーティストの方は日本で、名もない職人の方が作られた庶民の日用生活品の中に美を見出されている、まさに柳宗悦の美意識と同じものに違いありません。このように日用生活品の中から見出される美はきっとフランスにもあるでしょう。民藝という日本の美意識をフランスのアーティストの方が見出すというのも一つの文化交流と言えると思います。そのアーティストの方は直観的にmichiさまに日本の美意識について話をしたくなるような雰囲気を感じ取られたのではないでしょうか。芸術家の集まるモンマルトルで、とても良い機会をもたれたと思います。
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Unknown (michi)
2023-09-10 22:45:47
@harborside さま
大変勉強になるお話をありがとうございます!恥ずかしながら、柳宗悦氏のことは詳しくは存じ上げませんでした。harborside さまに教えて頂き大変興味深かったので、早速自分でも調べました。まさにモンマルトルのアーティストの方がおっしゃっていた日本の美を研究された第一人者だったのですね。
パリではじめて訪れた日本の美術に関する展覧会でも、ヨーロッパの装飾にみられる美的感覚と比べ、日本の作品の機能美が取り上げられていて関心したのを覚えています。
勉強不足でお恥ずかしいですが、harborside さまのお話から、またひとつ学ぶことができました。ありがとうございます😊
また、harborside さまにそう言っていただけると、ますます、とても良い出会いがあったなと思えてくるのが不思議です!
9月の集まりには参加されるのでしょうか?暑さがまだまだ続きますが、お身体に気をつけてお過ごし下さい。
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