イタリアのおばちゃんとオット´s 日記

イタリアのおばちゃんが語る、ローマでの平々凡々な人生&オットの腎移植体験記と透析生活回想録

ステント

2011-06-24 06:35:08 | 自分の健康のこと
の交換をしなきゃいけない時期が来ていた

日本ひとり帰国から戻り、翌日早速サン・ジョバンニ病院の気管支科と連絡を取り、、、
月曜日の午後から入院が決定した
月曜日はオットが透析の日なので、なるべく遅い時間(4時半)の入院をお願いしたら、病院到着から入院手続き(カルテ作成)血液検査胸部レントゲン撮影心電図までをすごい勢いでやった
だから、イタリアだってやる気にさえなれば、やれるんじゃん

久しぶりにサンジョバンニ病院の病院食を食べ、、、
夜中の12時からは絶食して、翌日のステント交換手術にそなえた

手術開始も早かった・・・
9時には、お迎えが来て歩きで気管支科病棟に移動、まずはいつもの部分麻酔をし、手術台にも自分で乗っかってから全身麻酔をかけられた

呼ばれて目を覚ますまで、、、時間的なことはその場では把握できなかったけど、
医者に『実はステント交換できなかった』と言われ
『冗談言ってるの』とはっきり返事した

でも、それは質の悪い冗談でもなんでもなかった。。。
早い話が、
事故からずぅぅぅっと診てくれていたヴァレンティーニ先生が、この3月ちょっと早目だけど都合で定年に入られた
病院だから、色々多々事情があったと思う(ヴァレンティーニ先生自身はどうしても辞めたいわけじゃぁなかった)
ヴァレンティーニ先生がいなくなった後、すでに一度、このカンパナーリ先生から気管支検査は受けている
ステント交換なんて、ヴァレンティーニ先生は簡単にやってたから、自分にだってできるだろう、、、と軽く考えてたカンパナーリ先生が、実際やってみるとできなかった
・・・というあらすじ

ベッドで病室に戻り、段々部分麻酔も取れてくると、唇と舌と喉が全部痛い
珍しく出勤していたオットに報告すると、、、すでに半ドン勤務のくせに更に早退して駆けつけてきた
で、イタリアのおばちゃんの顔を見るや否や、気管支科にすっ飛んでった
いや、、、それほどすごい形相していたらしい

これ、日本語のブログだから書けるけど、
実はその後、ヴァレンティーニ先生が内緒で電話くれ、『心配するな、今休暇中でローマに戻るのは7月10日になるから翌日電話して来なさい』『会って対策を一緒に相談しよう』『自分はサンジョバンニ病院では手術できないが、いざとなれば、自分の恩師がまだ現役だからブレーシャで手術してもらうことも考えてる』と慰め励ましてくれた
手術は結局は行われなかったけど、麻酔もかけたし、一応もう1泊し、翌日(水曜日)回診を受けてから退院し、ひとりでタクシーに乗って帰ってきた

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2 コメント

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そんなとんでもない医者って (francois)
2011-06-24 15:29:02
すごいな。病院も。
大きな総合病院だよなそこは
日本じゃ、普通は考えられない。

まあ、日本にもとんでもない医者はいるけどねぇ。

大事がなくて良かった。いい年なんだから、オットもおばちゃんも体に気をつけて。
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日本ひとり帰国 (イタリアのおばちゃん)
2011-06-24 15:49:07
フランソワへ
からイタリアの現実を思い出すひまもなく・・・だったんで、唖然
そうなんよ、しかも今回は日本でずぅぅぅっと病院通いばっかりしてたわけだから、なんか、浦島たろ子状態だったわ
いい年は、フランソワも同じだから、一緒に気をつけよう
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